新型ジューク(JUKE)は、エポックメーキングとなる!
この記事のもくじ
ニッサンのジュークの初登場の時は衝撃的でした。
フォグランプとフロントライトとが逆転した様な独創的なフロントマスク、小型クロスビーグルというSUVジャンルにも関わらず、全く泥臭差を感じない佇まい。そして、まるで2ドアクーペの様なスタイリッシュなデザイン。
存在そのものが独創的でアイディアいっぱいな面白い車でした。
そんなジュークも最近は販売の方は不振で、ライバルのホンダ・ヴィゼルが2015年度は平均して月に5000台以上を売っているのに対して、ニッサン・ジュークは1000台にも満たないものでした。
その内容はホンダのヴィゼルやトヨタのC-HRと互角以上に戦えるだけの魅力ある車になるということです。
今回は、フルモデルチェンジするニッサンの新型ジューク(JUKE)の最新の内容と筆頭すべきエクステリアデザインに関して現在判明している情報をお届けしたい思います。
ニッサン新型ジュークのモデルチェンジ情報
それでは、次期ジューク(JUKE)に関する最新情報を見ていこうと思いますが、先ずは気になるエクステリアデザインからとしましょう。
新型ジューク(JUKE)と噂される”グリップスコンセプト”
開発中が伝えられる新型ジュークですが、実はモーターショ―で発表されたコンセプトモデルに新型ジュークではと噂されているモデルがあります。
このニッサン グリップスコンセプトのコンセプトは、”若い世代に向けたスポーツコンパクトクロスオーバー”ということでデザインもそうですが、正に新型ジュークと同じコンセプトになります。ボディサイズは、全長4100mm×全幅1890mm×全高1500mmというSUVとしては、コンパクトなサイズに収めてあるのですが、デザインはかなり大胆な試みがなされています。
室内空間は4人乗りの2プラス2のクーペスタイルで、フロントドアはガルウイングとなっていて派手に跳ね上がり、リアのドアはRX-8のように観音タイプで後ろ側に開きます。そしてセンターピラをピラーレスにすることで乗車性も確保しています。
正にコンパクトクロスオーバーの性能と実用性を両立させているスポーツカーの様な車でワクワクした車作りが伝わりますね。
観音開きの開き方も、RX-8以外ではほとんど見た記憶がありません。
このパワーユニットは、最高出力109馬力最大トルクは25.9kg・mといわれています。この次世代ハイブリッドシステムは現在のハイブリッドエンジンよりも小型軽量化がなされ、燃費だけでなくパワーも継続距離も期待できるシステムになるとみられています。
このグリップスコンセプトの動く姿は、⇩の動画で見て下さい。
新型ジューク(JUKE)の予想イラスト
海外では グリップスコンセプトをベースにした、新型ジュークの予想イラストが描かれています。
ただしデザインとしての完成度は高いですし、先進的な意欲的なデザインなのに確かにジュークのデザインとなっていることは見事です。
今のジュークのデザインは少し子供ッぽいのですが、これであればプレミアム性の感じるものとなっています。出典 http://indianautosblog.com/
ニッサンのVモーショングリルのデザインとしては、今までにないものとなってますね。出典 http://indianautosblog.com/
フロントライトとフォグランプの形状から、確かにジュークと分かりますね。出典 http://indianautosblog.com/出典 http://indianautosblog.com/
このルーフはどうなっているんでしょうね。アンテナはシャークフィンアンテナですね。出典 http://indianautosblog.com/
このCピラーの処理は面白いですね。出典 http://indianautosblog.com/
他の予想CGもあります。これらもあくまで予想と言うレベルですね。出典 http://automotrends.com/ 出典 http://automotrends.com/ 出典 http://automotrends.com/
ニッサンの最新クロスオーバー”IMx”
2017東京モーターショーに、ニッサンの最新のクロスオーバーEVのコンセプトモデルである”IMx”が発表となりました。
この全体的なデザインは新型ジュークにも取り入れられるのは確実で、しかもニッサンの統一グリルであるVモーショングリルの新しいスタイルの提案がされているので、これからはこのスタイルのVモーショングリルがニッサン車に採用されていく可能性があります。
それではコンセプトモデル”IMx”を見ていきましょう。
従来の如何にも付けましよって主張しているVモーショングリルではなく、ボンネットからバンパーへと自然な形でVモーションを形成しています。
最近の自動車メーカーのデザインでは、マツダとニッサンのデザインが私の好みなのですが、Vモーショングリルは余り好きではなかったんです。
それが、このグリルであればOKです。このライトがフェンダーに繋がる形状も良いですね。
インテリアに関してはコンセプトモデルの領域を出ていないので参考になりませんね。 これが、今のニッサンのSUVの最新のデザインです。
ニッサン新型ジューク(JUKE)の予想基本スペック
ここからは、デザイン面以外の詳細スペックを見ていきましょう。
新型ジューク(JUKE)のプラットフォーム
- 新型プラットフォーム CMF-B
ニッサンと同じグループのルノーと共同開発する新プラットフォームCMFをベースに、軽量化と高剛制化を更に改善して採用してきます。
軽量・高性能なだけでなくコストパフォーマンスにも優れていて、基本的に今後のニッサン車にはすべて採用されていきます。
新型ジューク(JUKE)のボディーサイズ
- 全長 4200mmx全幅1765mmx全高 1565mm ホイールベース 2580mm
ボディーサイズに関しては、コンセプトが同じなためにほぼ現行モデルと同じと見られています。
コンパクトSUVが、今の時代の流行りですから、逆に時代がジューク(JUKE)に追いついた感じですね。
新型ジューク(JUKE)の駆動システム
通常ガソリンエンジン
- 1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジン
- エンジン最高出力120ps 最大トルク19.3kgf.m
このエンジンはニッサンのエンジンではなくルノーのエンジンであり、ヨーロッパではすでにコンパクトSUV・キャプチャーに搭載が開始された次世代新型エンジンで、ノートに搭載されている1.2リッターDIG-S直列3気筒をスーパーチャージャーで加給するものとは別物となります。
実はもう1つ噂される可能性が、新型ジュークの本命となるユニットである1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジンをベースにした電気モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムのエンジンも搭載予定です。
それが、電気自動車(EV)となるのではないか、つまりはグリップスコンセプトと同じ”Pure Drive e-Power”のパワーユニットを使ったジュークが存在するのではないかということです。
ハイブリッドエンジン
- 1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジン+モーター
これは、”Pure Drive e-Power”のリーフの電気自動車技術を応用した、より電気自動車に近いハイブリッドエンジン、つまりは現行リーフの最高出力109psの電気モーターを走行の動力とする駆動方式に発電専用の補助としてガソリンエンジンが備わるものです。
このことの背景には、ライバル車のホンダ・ヴィゼル・ハイブリッドの燃費は27.0km/Lまで高められているため、後発となる新型ジュークではこの27.0km/Lを超えることが命題とされているからです。
ただ、このヴィゼル・ハイブリッドの燃費27.0km/Lが非常に良いので苦労しているようです。
新型ジューク(JUKE)のトランスミッション
- CVTトランスミッション
もし強化されるとしても、走りに振った8速マニュアルモードのパドルシフトを装備したCVT-M8となるでしょう。
新型ジューク(JUKE)の駆動方式
- FF又はFFベースの4WD駆動方式
最高燃費となるのは、FFモデルということになります。
新型ジューク(JUKE)のその他の情報
快適性などの装備の充実も図られるようで、大型のサンルーフや現行ジュークでは、不満も出ていた荷室の積載量を拡大してくるようです。
ニッサン新型ジューク(JUKE)の発売予定
新型ジューク(JUKE)に関しては、メインのマーケットであるヨーロッパで2019年の先行販売が予想されています。
日本はそれから遅れること半年程度となることとなるので、2020年内間に合うか微妙なところだと思います。
最近は海外の発売が先行して日本の発売が遅れるのは寂しいですが、マーケット規模を考えると仕方ないですね。
発売時期に関しては遅れそうな話も聞きますが、発売日に拘るよりもよりも完成度の高い良い車を創って貰いたいものですね。
ニッサン新型ジューク(JUKE)のライバルの動向
新型ジュークは魅力のあるモデルにフルモデルチェンジします。しかし他社のライバルのモデルも当然進化していきます。
ホンダ新型ヴェゼルこのクラスのSUVの現在の王者C-HRで対抗がホンダのヴェゼルです。現在はこの2車で人気を独占するかのような状況です。
スバル・フォレスター
フォレスターも今勢いのあるスバル車だけあって強力なライバルです。ボクサーエンジンに4WDの車で走破性能は1級品です。
トヨタのプリウスのSUV版C-HR
トヨタが放つプリウスベースの小型クロスオーバーSUVのC-HRが人気です。トヨタは本家だけに、ハイブリッドシステムが優秀なのは当然ですが、そのシャープでグラマラスなエクステリアデザインも話題です。
遊び心溢れる車!それがニッサンのジューク(JUKE)
ニッサン・ジュークは、現代の車にしては珍しい妥協の産物の様な車とは異なり意欲的に新しいものを創造しようとした車です。
2010年に正式発表・販売されたコンパクト・クロスオーバーSUVで、当時はクロスオーバーでも武骨なデザインが主流だったものが、SUVにもクーペスタイルのエクステリアデザインを広めたモデルです。
やはりジュークのインパクトは、フォグランプとフロントライトが逆転した様なフロントマスクと、チョロQの様なフォルムは大きなインパクトを生みましたよね。プラットフォームは、ニッサンとルノーが共同で開発したBプラットフォームを使用し、サスペンションの基本はキューブをベースとし、リアサスペンションはSUVとして剛性を高めるため、セレナのものと共通したものを使用しています。
その様な努力によりジュークは、車格のわりに車両価格を抑えた設定が可能となっています。
CMも若々しい新しい価値提供を提案するような内容になってますね。
遊び心溢れる車ジュークは、CMでも遊び心溢れるものが作られました。
欧米でも大人気のジュークだけに、海外のCMも良い作品が多いです。
遊び心溢れる企画”キミだけのジューク(JUKE)をデザインしよう”
ニッサン自動車は、いかにもジュークらしさを考えた、こんな楽しい企画も発表してデジタルコンテンツを公開しました。
このデジタルコンテンツでは、誰でも簡単に色を変えたりステッカーを張ったりして自分だけの個性的なジュークをデザインすることが出来るんです。
しかもコンテストでベストに選ばれるとその優勝したジュークのデザインを実物のジュークで再現してプレゼントしてくれるというものです。
遊び心が溢れてしまったスーパージュークを知っていますか?
ジュークの遊び心の表れの1つとして、”スーパージューク”と呼ばれたGTRのエンジンを移植された”ジュークR”もそうです。
欧州ニッサンで開発されたコンセプトカー・ジュークRは、GT-RのVR38DETT3.8lのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載して、駆動系も独立型トランスアクスル4WDを、トランスミッションもGT-Rの6速デュアルクラッチトランスミッションを移植するという改造を大手メーカーが施した驚きのモデルです。
外観はジュークですが、中身はほぼGT-Rで最高出力も600馬力を超えてくるスーパーSUVとなります。
車好きには堪らないことをメーカーがやってしまった感じです。
実際にジュークRの実力もフツーのスポーツカーどころが、世界が誇るスーパーカークラスでも一蹴できるものです。下の動画は名だたるスーパーカーを従えて先頭を走るジュークRの映像です。
こんなスーパーカーを、日本の大衆車のジュークが(中身は十分スーパーカーですが、、、)ねじ伏せて走るのは軽快ですね。
ニッサン・ジュークの試乗動画
ジュークは、日本車でもマーケット開拓をしたモデルなので、モータージャーナリストの注目を集めました。
こういう新しい試みのある車が、日本車の未来を創るんだと思います。
ジュークNISMO&RS
SUVにも関わらず、ニッサンのスポーツブランドのニスモとニスモRSがあります。
その内容も足回りだけを強化したという簡単なものではなく、かなり本格的なものなんです。その内容はエンジンはチューンして最高出力157kW(214PS)、最大トルク250N・m(25.5kgf・m)へとパワーアップしています。
強化したサスペンションで引き締めた足回りだけでなく、溶接により大幅に剛性を高めたボディや大径化したローターのフロントディスクブレーキとベンチレーデッド化したリヤディスクブレーキにより、ストッピングパワーも強化しています。
コックピットも、電動パワーステアリングや8速マニュアルモードにパドルシフトを装備したCVT-M8に専用チューニングのRECARO製スポーツシートを装備します。
SUVだからという話ではなく、スポーツカーとしてもここまでメーカーがチューンしているモデルは少ないですよね。
やはり普通のSUVとは異なるポジションのモデルだと良く分かりますね。その専用装備の主な装備は下の様になっています。
ジュークNISMO RS専用装備
- 専用チューン1.6L直噴エンジン(MR16DDT)
- エクストロニックCVT-M8
- 専用エキゾーストシステム
- 専用チューニングRECARO製スポーツシート
- 225/45R18 95Y XLタイヤ&NISMO専用18インチアルミホイール
- NISMO専用フロントバンパー
- LEDハイパーデイライト(車幅灯連動)
- 専用オーバーフェンダー
- 専用サイドシルプロテクター
- 専用リヤバンパー
- 専用ルーフスポイラー(ハイマウントストップランプ付)
- NISMO専用本革・アルカンターラ(R)巻3本スポークステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ付)
- NISMO専用フィニッシャー シフトベース周り
- 専用サスペンション
- 専用ディスクブレーキ、赤塗装ブレーキキャリパー
- 専用ボディ補強
ジュークNISMO&NISMO RS専用ボディーカラー
ブリリアントホワイトパールブリリアントシルバースーパーブラック
ジュークNISMO&NISMORSの試乗動画
ニッサンもジュークにニスモを設定するのは、特別な思い入れがありました。
ジューク・ニスモの行動での、試乗インプレッションになります。
ジューク・ニスモRSをサーキットで走らせた動画です。SUVなのにサーキットが似合います。
ニッサン新型ジューク(JUKE)のフルモデルチェンジ情報のまとめ
このように見てくると、ニッサンの新型ジュークに対する本気度が良く分かりますね。
新型ジュークのライバルは、ホンダのヴィゼルだけでなくトヨタのプリウスSUVと言われるÇ‐HRとデザイン・走行性能・燃費性能と強力な車が存在しています。
それが少しでも新型ジュークを良い車にするために、ニッサンに拘らずグループ内で多くの選択肢を模索したのが分かります。
ルノー・ニッサングループで総力を投じて開発している新型ジュークですから、車としてかなり期待できるものが登場することが予想できます。
新しい時代を造る、ニッサンの新型ジューク(JUKE)に期待しましょう。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
誰でも簡単に出来るのに、30万円以上も車を安く買える方法があるのを知っていますか?
車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。
この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。
その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。