モデルチェンジ情報:新型車レクサスUXの詳細
この記事のもくじ
今は世界中でクロスオーバーSUVブームです。
そして大型車は出尽くした感がある中で、各自動車メーカーはコンパクトSUVを新しく発売しています。
その流れに乗るかのようにレスサスからも新型のコンパクトSUVが発売になります。
レクサスUXは、2016年のジュネーブショーでコンセプトモデルが公開され発売計画が明かされました。
そこから長い時間を掛けて市販車へと開発を進められ、2018年のジュネーブモーターショーで遂に市販モデルのワールドプレミアが行われました。
正に満を持して登場するのがレクサスで最も小さいプレミアムカーUXというわけです。
今回はレクサスの新型車レクサスUXのエクステリアデザインだけでなくパワーユニットや発売日・車両価格などの詳細情報を紹介しましょう。
モデルチェンジ情報:新型車レクサスUXの詳細
レクサスのSUVには、最上位のLX,ミッドクラスのRX,コンパクトクラスのNXがあり、新型のUXは、発売となれば最も小さいモデルとなります。
市販化を前提としてコンセプトモデルを発表したモデルで、長い時間を掛けて正式に開発を行ってきました。自動車メーカーとして早い段階から開発を発表するケースは多くはないので、レクサスとして自信作だからではと期待されています。
レクサス・インターナショナル・プレジデントの澤良宏が、2018年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアの発表をした際に、「レクサス UXは“SUV”ではなく、あくまで“クロスオーバー”と位置づけて、2018年末に全世界同時投入する」と説明したので、日本でも間違いなく2018年内には発売になるでしょう。
レクサスが満を持して開発したクロスオーバーのSUVが、新型レクサスUXになります。
新型車レクサスUXのこれまでの歩み
レクサスUXのコンセプトモデルは、2016年のジュネーブショーで初公開されました。
市販化を前提としたコンパクトクロスオーバーSUVモデルという話でしたが、そのエクステリアデザインは、大きく切り込まれたスピンドルグリルは良いとしてもSUVらしいオーバーフェンダーを一体化させた複雑なボディーラインをしていました。
ワイド&ローを強調したプロポーションはレクサスらしからぬ少し派手過ぎるモノとも言えました。
コンセプトモデルが好きになって期待していた人は少しがっかりしたかもしれませんね。
新型車レクサスUXのコンセプトモデルの画像
新型車レクサスUXのコンセプトモデルの動画
新型車レクサスUXのエクステリアデザイン
それでは新型レクサスUXのエクステリアデザインを見ていきましょう。
それぞれのエクステリアデザインとインテリアデザインが判明していますので、見ていきましょう。
レクサスUX”スタンダードモデル”
ヘッドライトは、3眼の小型なLEDを上下に並べたレクサスNXとイメージを共有するタイプのモノが採用されています。
ただ特徴的なのは、ウィンカーがヘッドライト内に収納されているだけでなくLEDライトの上部にあり、まるで眉毛の様に見える点です。
このデザインは実に巧妙で眉をしかめて睨みつける表情の様に見えて精悍なイメージを印象付けます。
スピンドルグリルは、コンセプトモデルの様なド派手な開放部ではなくなりましたが、下品とならないギリギリのところでバランスが取られています。
スピンドルグリルのパーツは、メッシュではなく陶器のような高級感を感じさせるフィンを組み込んだもので構成されています。 サイドラインは独立したオーバーフェンダーだけでなく切込みが多く入った高度なプレス技術の結晶です。リアドアに関しては、コンセプトモデルの観音開きで無くなったこともあり通常のサイズに変更されています。リアコンビネーションランプは、左右が繋がっているレクサスとして初採用されています。更にリアコンビネーションランプの形状はリアウィングの様に両端がフィンの様に建っていて、今までの日本車にはなかった新しいデザインとなっています。
しかもこの形状はダミーではなく空力的に効果があるという実を兼ねたものだと言います。新型車レクサスUXのエクステリアデザインは動画でも見れます。
レクサスUX “F SPORT”
レクサスの統一グレードであるF SPORTは、スポーツ性を全面的に打ち出したモデルで、エクステリアデザインだけでなく足回り等の運動性能を上げるチューンが施されたモノとなっています。
この例に漏れずレクサスUXのF SPORTも新しいパターンのダーク塗装のメッシュを組み込んだ迫力のスピインドルグリルに、フロントとリヤバンパーの下部を漆黒のメッキに加工し、更に空力に基づいた軽量な専用18インチアルミホイールを装備してスポーティーな印象になっています。
新型車レクサスUXのインテリアデザイン
レクサスUXの内装は、日本の伝統的な工芸品をモチーフとした静かで上質な和を感じさせる高級な空間となっています。
ダッシュボードに設置された大型ディスプレイは、レクサス最新のリモート・タッチ・インターフェイスを装備します。
最も気になる点と言えば後部座席の広さですが、CH-Rと同等かそれ以上になるようで男4人でも街乗りであれば特別問題はないレベルになりそうです。
シートカラーに関しては、アイボリーとレッドベースにブラックラインが用意されるようです。
レクサスUX”スタンダードモデル”
シンプルですが、逆に落ち着いたイメージで好感が持てます。
レクサスUX”F SPORT”
F SPORTでは、専用のフロントシートやステアリングホイール、メータークラスターが採装着されて、よりスポーティな演出がされたものとなっています。
新型車レクサスUXのプラットフォームとボディーサイズ
レクサスUXは、C-HRの皮だけ変えたレクサスモデルと揶揄されてもいましたが、ここではプラットフォームからレクサス専用品を使い、ドア開口部の改善や構造用接着剤を多くの部位で使用し、レーザースクリューウェルディング等によりボディ剛性を高めています。
更にボデイーパーツにはアルミ素材と多用することで車両重量の軽減にも取り組んでいます。
GA-Cプラットフォームに組み合わせるサスペンションもフロントは、マクファーソンストラットで、リヤにはダブルウィッシュボーンを採用していることからも運動性能に関してもスポーツカー顔負けの拘りが感じられます。
ボディーサイズを比較
ベースになったとも言われるトヨタのC-HRとボディーサイズを比較して見るとホイールベースは同じですが、全長と全幅がレクサスUXの方が大きいのに対して、全高は低いので、レクサスUXがロー&ワイドなデザインであることが良く分かります。
レクサス UX:全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,520mm×ホイールベース2,640mm
トヨタ C-HR:全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550mm×ホイールベース2,640mm
次にレクサス UXの兄貴分となるレクサス NXとの比較ですが、上位モデルということもあり全長・全幅・全高・ホイールベース全ての面でNXの方が大きいです。
ただ全幅に関しては、僅か5mmしか上回っていないことからも、UXは居住性よりもスタイリシュなデザインが重視されていることが分かりますね。
レクサス UX:全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,520mm×ホイールベース2,640mm
レクサス NX:全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mm×ホイールベース2,660mm
新型車レクサスUXのエンジン
新型車レクサスUXのエンジンは、恐らく2Lのガソリンエンジンと2Lのハイブリッドエンジンの2種類が搭載されそうです。
ただもしかするとガソリンエンジンの方は、2.5Lのエンジンもラインナップされて、ガソリンエンジン2種類にハイブリッドエンジン1種類の合計3種類の可能性があります。
UX200の搭載予想エンジン
直列4気筒2.0リッター直噴エンジン
- 最高出力:126ps/6,600rpm
- 最大トルク:205Nm/4,800rpm
新型カローラスポーツに搭載される直列4気筒2.0リッター直噴ダイナミックフォースエンジンになります。
パワーを限界まで引き出したエンジン特性ではなく、スムーズに効率を追求したエンジンで、全ての面でのトータルバランスの高さがウリです。
UX250の搭載予想エンジン
直列4気筒 2.5リッター 直噴エンジン
- 最高出力:205ps/6600rpm
- 最大トルク:250Nm/4800rpm
直列4気筒2.5リッター直噴ダイナミックフォースエンジンになります。
効率を追求したダイナミックフォースエンジンの中では、ハイパワーに拘った物ではありますが、レクサスUXのキャラクターには合わない上にハイブリッドモデルがパワーを引き出したものとなる為に、日本での導入の可能性は低いと予想します。
UX250hの搭載予想エンジン
直列4気筒2.0L直噴エンジン +新THSⅡ
- 最高出力:107ps/6,000rpm
- 最大トルク:180Nm/4,400rpm
- モーター最大出力:80kw(109ps)
- モーター最大トルク:202Nm(20.6kgf・m)
- バッテリー(容量):ニッケル水素バッテリー (6.5Ah))
直列4気筒2.0リッター直噴ダイナミックフォースエンジンに、4代目プリウスに搭載されたハイブリッドシステムTHSⅡを重量増を考慮し進化させたシステムとなります。
ストロングハイブリッドシステムの恩恵である燃費性能の高さだけでなく、ハイパワーも自慢のパワーユニットであり、運動性能に関してもこのシステムの搭載車がスポーツモデルを担うことになります。
レクサスのネーミングで分かりにくい点を説明すると、ガソリンエンジンモデルは車名の数字が排気量を指しますが、ハイブリッドモデルに関しての数字は、数字の示す排気量と同等のパワーを持っているという意味となり、ガソリンエンジンの排気量とイコールにはなりません。
UX250hで見ると、ガソリンエンジンの排気量は2Lですが、電気モーターの出力を合計すれば2.5Lのガソリンエンジンと同等のパワーとなる為に、車名の数字は250となっている訳です。
新型車レクサスUXのミッション
これは、トヨタが開発した新型の無段変速機で、基本性能の伝達効率の向上とエンジン高効率領域の活用を追求することで、よりダイレクトでスムースな走りを実現するものです。
更に燃費に関しても従来のCVTに比べて6%の改善を実現します。
新型車レクサスUXの駆動方式
駆動方式:FFと4WD(E-Four)
新型車レクサスUXの駆動方式は、FFと4WDになります。
ガソリンエンジンでは、Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)、ハイブリッドエンジン用は新型E-Fourを搭載して抜群の走破性だけでなく、4WDとは思えない燃費性能を実現します。
ただしどちらのシステムにも統合コントロールシステムのAWDIntegratedManagement(AIM)を搭載することで伝導率の効率化と燃費向上を実現しています。
新型車レクサスUXの次世代予防安全技術
新型レクサスUXには、レクサスの最新安全技術の予防安全パッケージLexus Safety System +(第2世代)が搭載されます。
更に高度運転支援機能であるLexus CoDriveも組み合わせプレミアムブランドに相応しい高度な安全性能を誇ります。しかも電動パーキングブレーキも搭載して渋滞の際には半自動運転をも可能となっているようです。
ただ基本的なシステムは、トヨタが2017年にアルファードとヴェルファイアに搭載した新型のトヨタセーフティセンスとほぼ同じシステムとなります。
歩行者認識対応のプリクラッシュセーフティ
プリクラッシュセーフティは、歩行者検知機能が付いている為に夜間の自転車運転者や歩行者もミリ波レーダーと単眼カメラにより検知が可能なものとなり、レクサスNXやレクサスRXよりも性能の高い最新のものとなります。
車線逸脱警報
ステアリング振動機能付レーンディパーチャーアラート(LDA)は、走行中の車線からそれて車線をまたいで走行した際に、アラームや振動機能にてその危険をドライバーに伝えます。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)
リアクロストラフィックアラートも、恐らく標準装備で装備されるでしょう。
駐車場でバックの時に後方に左右から近づく車両をブラインドスポットモニターのレーダーが感知してインジケーターとブザー等によりドライバーに知らせます。
自動ハイビーム
オートマチックハイビーム(AHB)は、ハイビームの走行中でも対向車を検知した際には自動でロービームへの切り替えを行ってくれるシステムです。
3眼LEDヘッドライトとセットでアダプティブハイビームシステム(AHS)も装備されます。
レーダー式クルーズコントロール
設定した車速を先行車の車速を感知することで自車の速度を自動的に調節し一定の車間距離を空けながら追従して走行するシステムのレーダークルーズコントロールは、レクサスUXでは、全車速追従走行可能なものへとアップグレードされます。
ロードサインアシスト(RSA)
主要な道路標識をカメラが読み取ることで、メインメーターとヘッドアップディスプレイに表示するシステムは、レクサスLSで初採用となりましたが、国内のモデルではマツダ車ではコンパクトモデルにも採用となっていますから、今後の全てのレクサス車には随時搭載されていく予定です。
先行車発進告知機能
信号待ち等で停車中の際に前の車が発進した事をドライバーに知らせる機能になります。
これはレクサスUXが、レクサス車としては初搭載となります。
新型車レクサスUXの車両価格
基本の考え方として、新型レクサスUXはレクサスNXの1クラス下のコンパクトSUVとなりますから、レクサスNXよりも車両価格も当然安くなります。
スタンダードモデルのレクサスNX300は約450万円ですから、レクサスUX200は約410万円、ハイブリッドモデルのNX300hは約510万円ですから、UX250hは約460万円になることが予想されます。
レクサスUX250は、日本での発売は確かではありませんが、もし発売となるなら、UX200とUX250hの中間となるので約430万円ぐらいに設定されると予想します。
新型車レクサスUXの発売予定日
レクサスUXの発売予定は、当初、2018年秋のモーターショーで発表される噂でしたが、レクサスESの新型モデルの発表が正式に予定されていることが分かり、同時期ということはありえませんから、恐らくギリギリ12月などの年末になるか、2019年の年初となる様です。
私の個人的な見解で言えば、2018年内のモーターショーでの正式発表となり、年末商戦前に予約の受付と展示車両がディーラーの届き、納車に関しては2019年になると予想します。
新型車レクサスUXのライバルモデル
レクサスUXはレスサスの最も小型の高級SUVです。日本の他のメーカーでこのサイズで同じ高級感のあるモデルは存在しません。
日本のレクサスもメルセデスやBMWと肩を並べるところに来ましたね。
メルセデス・ベンツ GLAクラス、
メルセデスベンツのGLAは、2014年に発売されたシリーズ中で1番小さいクラスのSUVになります。
ベースとなるのは、メルセデスベンツのAクラスのコンポーネンツを共有して造られています。
ただし全体のボディーデザインはGLAの方が、力強くアグレッシブなモノとなっています。
メルセデスベンツのオフロードに対する思想が表現された本格的コンパクトSUVです。
アウディ Q2
アウディQ2は、アウディブランドのラインナップの中で、最もコンパクトなSUVです。
アウディがQ2のコンセプトは、小さなボディでありながら、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティを持たせたとしています。
小さくてもアウディーらしさが良く感じられるモデルです。
BMW X1
BMWもコンパクトモデルの1シリーズをベースとしたクロスオーバーSUVのX1も持っています。
他のメーカーよりも早く販売を開始していて、現行モデルは2世代目となっています。
最もBMWは、独自のジャンル名でこのモデルを呼び、SAV(スポーツアクティビティヴィークル)と言います。
モデルチェンジ情報:新型車レクサスUXのまとめ
日本車にしては珍しく自動車メーカーがニューモデルとして発売を発表した上で開発をしているモデルです。
その為に新型モデルにも拘らず既にエクステリアとインテリアデザインは発表されています。
レクサスのコンパクトモデルだけに世界中に大きなインパクトを与えそうなモデルです。
上位モデルのNXと大きくはボディーサイズが変わらないのに1から開発したわけですから、提案のあるモデルだと思います。
高級感と安心感だけでないレクサスという新しい扉を開きそうなモデルです。
さぁ、これは期待して正式な発売を待って良さそうです。
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