モデルチェンジ情報

マツダ新型アテンザのモデルチェンジ情報:HCCIエンジンやハイブリッドディーゼルの搭載、FR化やクーペモデル発売の噂

マツダ新型アテンザのフルモデルチェンジの最新情報

マツダ新型アテンザのモデルチェンジの話が噂になるようになってきました。

確かに現行モデルである3代目アテンザは、2012年の発売ですからいつフルモデルチェンジをして、4代目新型アテンザが登場しても何の不思議もないタイミングです。

ひつじ執事
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実際に2017年フルモデルチェンジをするとも言われてきていたのですが、どうも事情が変わってきたようです。

しかもその理由は、フルモデルチェンジする新型アテンザの変更内容が凄いことになり過ぎて、時間が掛かっているからなんです。

現在のマツダは、スカイアクティブのジェネレーション1に全てのモデルチェンジが完了し、新型CX-5はジェネレーション2ではなく、1.5世代と受け止められるジェネレーション1の完成形とも言えるモデルでした。

これによりスカイアクティブのジェネレーション2は、アクセラからのスタートとなります。

そして第二弾となる新型アテンザでは、マツダのフラッグシップとして新世代技術の全てを搭載したモデルとなります!

今回は、新型アテンザの驚愕のフルモデルチェンジの最新情報とこれまでの歴史を合わせてみていきましょう。

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マツダ新型アテンザのモデルチェンジ情報

ひつじ執事
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先ずは新型アテンザのフルモデルチェンジの凄い内容を見ていきましょう!

フルモデルチェンジのマツダ新型アテンザの内容

新型アテンザのフルモデルチェンジには、色々と情報があり、すでに確定的なものから噂の域を出ないものまであります。

フルモデルチェンジ時期を含めてまだ不明な点が多いのは事実なのですが、その内容はかなり刺激的なものであり、新型アテンザが更に魅力的な車に生まれ変わることだけは、確かなことと言えるでしょう。

ディーゼルハイブリッドエンジン

新型アテンザのメインエンジンの1つには、ディーゼルハイブリッドエンジンが搭載されることが確実と見られています。

ひつじ執事
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これはマツダの次世代技術の看板として開発中の技術で、今あるクリーンディーゼルエンジンをベースにハイブリッド化をするものです。

このハイブリッドシステムは、トヨタプリウスに使われているストロングハイブリッドシステムではなく、スズキのSエネチェージと同じタイプのマイルドハイブリッドシステムとなります。

元々クリーンディーゼルは軽油による経済性の良さが売りで、従来から問題とされた排気ガスに関してはクリーン化に成功して実用化出来たものです。

ただディーゼルエンジンのもう一つの問題であるエンジンが回転している際に出る振動と不快音に関しては、ナチュラル・サウンド・スムーザー等の技術を使い軽減してきてはいるものの解決はされていませんでした。

この解決策としてのこのマイルドハイブリッド技術の投入で、ディーゼルのノック音が感じやすい低速時においてはハイブリッドシステムの電気モーターでの走行させることで、ディーゼルエンジンは停止しますから、騒音や振動は無くなるわけです。

これによりディーゼルの欠点となる不快音をドライバーが感じないようにするというものです。しかも燃費にもかなり貢献すると予想されます。

このハイブリッドクリィーンディーゼルエンジンマツダの次世代技術の要となり、その搭載車の第一弾が新型CX-5となるべく開発が進められていました。

しかし元々タイミング的にはギリギリでハイブリッドクリーンディーゼルエンジンの開発が勧められていたのですが、新型CX-5の発売が販売状況から前倒しされたために新型CX-5への搭載は見送りでのフルモデルチェンジとなりました。

そのためにディーゼルハイブリッドエンジンの搭載車の第1弾は、アテンザになる可能性が高くなっています。

開発期間に関しては皮肉ですが、余裕が出来たので完成度の高い状態で発表されると思います。

スカイアクティブはステージ2へ

マツダの構造改革ステージは、スカイアクティブの第2世代(Generation 2)へと移ります。

ひつじ執事
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スカイアクティブの第2世代(Generation 2)の目玉は、自動車用ガソリンエンジンでの世界初となるHCCI(予混合自己着火)という燃焼の技術の実用化です。

マツダも”究極の燃焼技術と電動化技術を組み合わせ劇的に燃費性能を改善させる”と明言しています。HCCI技術により実現する燃費性能はハイブリッドシステムにも並ぶほど高いものとも言われています。

ただし新型アテンザのフルモデルチェンジに、HCCI技術が実用化可能かどうかはまだ未定のために間に合わない可能性もあります。

下の動画はマツダスカイアクティブに掛ける熱い思いを表現したものです。見ているこちらも絆されるメッセージがあります。

ガソリンエンジンの進化

ガソリンエンジンの進化は、HCCI(予混合自己着火)だけではありません。

SKYAVTIV-G2.5には、新開発となる気筒休止技術を搭載して燃費向上を実現しています。

他社がEVやハイブリッド技術に特化していく中で、マツダはあくまで内燃機関の可能性に掛けて新技術を開発しています。その結果がどうなるのかは、未来にならなければ分かりませんが、中堅自動車メーカーとしての経営判断は間違っていないと思います。

ひつじ執事
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マツダは、自分たちの優れている部分をさらに磨きをかけて、大手とは異なるニッチとも言える技術を開発して生き残りをかけます。

逆に言えば、マツダはガソリンエンジンやディーゼルエンジンの技術では、世界トップの企業となり、存在感を示しているかもしれません。

直列6気筒エンジンを開発・搭載か?

新型アテンザは、現行モデルとは違い始めからマツダのフラッグシップモデルとしてのプレミアムカーとして開発されています。

プレミアムカーとしての付加価値を考えた上で、その象徴は例えばBMWのシルキーシックスと称されるような直列6気筒エンジンでした。

しかし昨今の直列6気筒エンジンは、高性能と官能性と引き換えに、衝突安全性能の低さがデメリットとなり、安全性とダウンサイジングの波で時代遅れのエンジンの様に扱われていたのも事実です。

ひつじ執事
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この直列6気筒エンジンを新型アテンザのプレミアムカーとしての象徴として搭載させようとしています。

実際にメルセデス・ベンツも新型直列6気筒エンジンを復活させ世界中で話題となりましたし、もしマツダが最新の技術を駆使して新しいレベルの直列6気筒エンジンを開発したならば、そのフィールと安全性能に世界中が驚愕する可能性があります。

それこそ新型アテンザがプレミアムカーとして認められる瞬間となりそうです。

下の動画は、20年ぶりにメルセデスが復活させた新型直列6気筒エンジンを積んだベンツの試乗を自動車ジャーナリスト河口まなぶさんがアップしたモノです。

驚きのフロントエンジンリアドライブ化

上の二つに関しては技術上の問題で、タイミングがいつになるかというだけで必ず搭載されるものでしょう。

ひつじ執事
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しかし、それ以外にも驚愕の噂が新型アテンザにはあるんです。

その変更点とは、なんと新型アテンザはFR(フロントエンジン・リアドライブ)化するという話なんです。

昔の車は殆どがFR(フロントエンジン・リアドライブ)でした。しかしドライブシャフトが要らないFF(フロントエンジン・フロントドライブ)が開発されると、居住性と安定性に優れ、しかも軽量で燃費性能も高いために小型車を封切りに多くの車がFF化していきました。

またコストが抑えられることも、FF化が進んだ最大の理由とも言えました。

しかしFFは動力の伝達と方向変換を同じ前輪でとるために、車の細やかな操作性と情報伝達能力ではFRに劣ったために、走りの質まで求められるプレミアムカーやスポーツカーではFRが採用され続けていました。

ひつじ執事
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新型アテンザでは、本当の意味でプレミアムカーを目指すために、FRに変更して走りの質を向上させるということです。

凄いですマツダは!乗っているメーカーは考えることが違いますね。

この新型アテンザのFR用のプラットフォームは、RX-VISIONとして公開されたコンセプトモデルに使用されたもので、開発が噂されている新型RX-7と共通のプラットフォームということです。

マツダは、ロードスターで世界一のスポーツカーを目指してきたノウハウがあり、FRに関してはBMWにも負けないメーカーとも言えますから、足回りは相当レベルの高いスポーツセダンとしてくることでしょう。

これはワクワクしてきました!

第3のボディータイプのクーペの追加?

これは現行モデルの時にも噂になったことですが、セダン・ワゴン以外にクーペが存在するという話です。

ひつじ執事
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ただこれは2ドアクーペという意味ではなく、4ドアクーペです。つまりBピラーがない昔で言う4ドアハードトップのことです。

海外のメーカーでは、武骨なセダンに対して優雅な4ドアクーペを発売することがプレミアムセダンでは良くあります。思っていたよりもイメージが変わるので異なるユーザーを取り込むことが出来るために使われる施策となりました。

最も有名な車種がベンツのセダンのCクラスと4ドアクーペのCSLの関係なります。

これがCクラスです。力強いデザインですね。こっちがCSLです。Cクラスに対して流れるようなデザインというのが良く分かりますね。

ひつじ執事
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新型アテンザに関しても、この様なイメージでセダン4ドアクーペも開発している可能性は十分にあります。

FR化までして本気でワールドプレミアムカーに育てようとしているわけですから、セダンとクーペの2本立ては当然の選択なのかもしれません。

新型アテンザのエクステリアデザイン

新型アテンザに関しても、”魂動(こどう)- Soul of Motion”デザインが継承されて塊り感が強いうえに、躍動感のあるダイナミックなデザインになることは間違いありません。

ひつじ執事
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洗礼さが進むと見られているので、3代目のアテンザでもベースとなったコンセプトモデルの”SHINARI-しなり”に更に近いものとなることが予想されています。

これは最新のSUVのCX-4のデザインや2代目CX‐5が、”SHINARI-しなり”に近いデザインとなっていることからも窺い知れます。

CX-5のデザインです。そしてCX-4になります。では、その”SHINARI-しなり”とはどのようなデザインとなるのか見ていきましょう。

ひつじ執事
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ただしこの”SHINARI-しなり”4ドアクーペですので、もし本当に4ドアクーペが市販化された時にはものスタイリングに近いものとなるでしょう。

もしセダンのみであれば、Bピラーを足したデザインということになります。まるでスポーツカーの様なスタイリングですね。このリアバンパーの厚さがたまりませんっ!まるでフェラーリの様ですよね。流石にここまでのロングノーズというわけにはいかないでしょうが、このうねうね感はカッコいいですね。 5ポイントグリルで、間違いなくマツダ顔ですね。バンパーに盾形に出ているのがマフラーですね。これは新しい形状ですね。内装に関しては、流石にスポーツカー風過ぎますかね。

でも常識よりも独創性を大切にしてニッチなところを抑えにいくマツダのことです。絶対ないとは言えませんよ。フロントシートのデザインはカッコいいですね。リアシートの形状はないですね、5人乗りは絶対条件でしょうからね。このルーフはコンセプトモデルですね。市販車ではあり得ません。暑すぎます。魂動(こどう)- Soul of Motion”デザインが発表されたときのしなりの動画になります。

動画で見ると、ボディーのヌメヌメとした作り込み感が良く分かりますね。

これが実際に目の前に停まっていたら見入りそうです。

シューモデルとして飾ってあっても、本当に美しいですね。まるで陶器の様です。

更に2017東京モーターショーにもマツダの最新コンセプトモデルのクーペスタイル”VISION COUPE”が出展されました。

正直、2017年の東京モーターショーでは、新型アクセラのコンセプトモデルだけが発表されると思っていたので驚きました。

元々スカイアクティブ第二世代の第一弾は、新型アクセラか新型アテンザか不明なところがあり、新型アクセラが2017東京モーターショーに出展されることでアクセラに決定と見られただけに、それほど時差なくアテンザも発売ということなのでしょう。

ひつじ執事
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そしてその新型アテンザと目されるコンセプトモデルの”VISION COUPE”のデザインが下になります。

どうですか、この流れるようなクーペスタイルは?

この美しさを見た時にレクサスLSを連想させました。車両価格は倍ほども違うのにその存在感のあるデザインはかなり近いものを感じます。 4ドアのモデルというよりもスポーツカーのイメージが先行します。 しかし塊感が凄くて鉛でできているみたいですよね。 いやーこの重量感が凄い!

マツダが塗料もボディーデザインの1つと考えていると説明していのも納得です。 かなりロングなボディーなのに2ドアクーペにも見えてしまう見事なデザイン力です。 このリアのデザインはまるでフェラーリの様ですよね。そしてこの塊感!自分の家の車庫に停まっていたらウットリしそうなラインです。

この4ドアクーペスタイルでぜひ発売してもらいたいです。

今のマツダのモデルは、価格は抑えたうえでプレミアムカーを感じることのできるデザインを持ったモデルになってきています。

ひつじ執事
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スカイアクティブXを搭載したこのままのデザイン、で新型アテンザをぜひ発売してください!

インテリアはエクステリア程先進的なデザインではなく、高級感の或る質感も高いものとなっています。

シンプルな空間が上手く組み込まれていて、美術館のロビーの様な雰囲気があります。

変に日本らしさを組み込んでないことが好感を持てます。

このまま実現してほしい出来です。

マツダ新型アテンザの発売予想時期

ここまで見てきましたフルモデルチェンジを行う新型アテンザですが、本来は2017年か2018年にはあると予想されていました。

しかしそれはマイナーチェンジとなりました。

ひつじ執事
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今回のフルモデルチェンジの内容は大掛かりですし、アクセラの方が先にモデルチェンジするのは確定的なようですから、2020年になってしまう可能性が高そうです。

今回のフルモデルチェンジは、これだけの内容ですから少し余裕のあるスケジュールに見直したのかもしれません。

マツダ新型アテンザのライバルの動向

マツダの新型アテンザはフルモデルチェンジではかなり革新的な技術改革が行われますが、ライバルの車も負けてはいません。

ひつじ執事
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アテンザのライバルとなる代表的な車を見てみたいと思います。

トヨタ新型マークX

本来の車の格で言えば1番のライバルはマークXと言えるでしょう。2016年には最新型となるマイナーチェンジが施されてかなり改良されました。

しかしマークXのフルモデルチェンジは微妙な状況にあり可能性としては廃止となり新型カムリに統合ということになりそうです。

詳しくは下の記事を読んで下さい。

マークⅩに関する詳しい説明をした記事はこちらから!

スバル新型WRX

価格帯と走りを売りとするセダンと考えると、WRXとアテンザで悩む購入者も多くいるでしょう。

絶対的な速さではWRXで間違いはないのですが、走りの質ではアテンザとWRXは同等レベルにあるモデルですから良きライバルと言えます。特に新型のWRXのSTIはプラットフォームとエンジンが新型に切り替わります。

2016年に新型となったインプレッサの評判が高いだけに、非常に期待が高まるモデルです。

WRXSTI/S4に関する詳しい説明をした記事はこちらから!

トヨタ新型クラウン

今やアテンザはマツダの最上級セダンで、その意味ではクラウンもライバルと言えるでしょう。

しかも新型クラウンは走りを意識したモデルもラインナップされていますので、意外と比較される方も多いかもしれませんね。

高級車という概念が新型クラウンから変わる可能性があります。

マツダ・アテンザという車種は?

ひつじ執事
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ここでは、アテンザという車種がどのような車のかを歴史を振り返りながら見てみましょう。

 初代アテンザ (GG/GY系) 販売期間 2002年 – 2008年

アテンザカペラの後継モデルとして、2002年5月に発売のモデルで、海外での名前はMAZDA6です。

カペラは、意外と海外での評価は高く日本よりも人気が高かったといえるモデルです。

CMで採用されたアランドロンは、映画界の中心のハリウッドではない2枚目スターということで、マツダ6にピッタリのイメージでした。

カペラのボディータイプは、セダンとワゴンでしたが、どうしてもマイナーで地味なイメージでした。

それを変えるべくマツダは、アテンザのボディータイプは5ドアハッチと4ドアセダン・ワゴンの3タイプを用意し、イメージモデルは新設の5ドアハッチとして”新たな5ドアスポーツカー”というキャッチコピーも使いイメージを一新して若々しいものにしてきました。

従来定評のあったマツダのハンドリングの良さが、ロードスターRX-7の様なスポーツカーだけでなくマツダ車の全てに該当しているということを知らしめた車だと言えます。

ひつじ執事
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実際に5ドアハッチでもワゴンでも走る楽しさを持ち合わせている車だったと思います。

デザインに関しても、3ナンバーとして自由度を増した中で新しいスポーツカーの様な美しい新しいマツダを感じさせてくれるものだったと思います。歴史に残る名車ですね。

そして現在も使われるマツダのブランドフレーズ「Zoom-Zoom」は、このアテンザで初めて使用されたものです。車のイメージ変更とキャッチコピーなどの全てが上手く相乗効果を生んだ良い例だと思います。

このCMは印象深くて今でもよく憶えています。

2代目アテンザ (GH系) 販売期間 2008年 – 2012年

初代アテンザのイメージチェンジと販売数の大成功を受けてキープコンセプトで、2008年に登場しました。

時代の流れを掴んで環境対策と経済性を考慮した改定が行われて、ガソリンは従来のハイオクガソリン仕様からレギュラーガソリン仕様に、そして排気ガスのクリーン化にも取り組んでいます。

ひつじ執事
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デザイン面はキープコンセプトということもあり、1代目のデザインをベースに更に洗礼させたものとなっています。

しかし完成度は上がったもののインパクトに欠けてしまったのも事実で、正直余り印象に残らない車となってしまいました。難しいものですよね、車のモデルチェンジは。

3代目アテンザ (GJ系)販売期間2012年 -現在

そして大きく変化した現行モデルである3代目アテンザ2012年に登場します。

3代目のアテンザの特徴は大きく分けて3つの点に分けられます。

ひつじ執事
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1つ目は、マツダのフラッグシップと定義されたことで、事実上格上げされた車格に伴い、日本のセダンとしては、”全幅は1800mm以下がベスト”と言われるボディーサイズも超えてきました。

これは新型アテンザの主戦場はアメリカ・ヨーロッパそして中国といった世界市場でプレミアムセダンと戦うためです。

このサイズはBMWの3シリーズアウディ―のA4よりも大きなサイズとなり威風堂々の存在感で、明確にアテンザの目指すターゲットが変わったことが分かるものです。

ひつじ執事
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2つ目は、エクステリアデザインです。

マツダは全ての車種を統一感のあるデザインとすることを進めていて、共通デザインテーマである”魂動(こどう)- Soul of Motion”を軸にデザインされていて、生命感のあるダイナミックな美しさを表現したものとしています。

これによりアテンザを初めとする現行モデルは同じイメージデザイン同じフロントフェイスとなります。代表車種を見てみると、先ずはアテンザのデザインです。1つ車格の低いセダンのアクセラのデザインは⇩です。コンパクト車のデミオのフロントマスク⇓そしてSUVのCX-5のフロントマスク⇓も同じイメージになります。スモールSUVのCX-3です。

このようにマツダのモデルはすべて統一感のあるものになりました。

ひつじ執事
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3つ目は、マツダの先進技術”スカイアクティブ テクノロジー”の採用です。

これはエンジン・プラットフォーム・トランスミッションなどの車を構成する主要パーツに関して、それぞれが個別に開発されていたうえで組み合わせていたものをパーツとしてではなく、車自体を総合的に包括的に設計段階から最適化を図るマツダの新世代技術群です。

また画一性も向上させ、性能の個体差を極小化することや環境対策と燃費向上を命題としています。

この様にマツダの渾身の力作となる3代目アテンザは、見事にマツダ自体のイメージを一新するほどの成功したモデルとなりました。

マツダ・アテンザの主要スペック概要

ひつじ執事
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ここからは現行アテンザの詳細スペックを見ていきましょう!
  • ボディーサイズ全長x全幅x全高:4,865mm×1,840mm×1,450mm
  • ホイールベース:2,830mm 車両重量:1,540kg-1,610kg
  • 乗車定員:5名
  • トランスミッション:6EC-AT/6MT
  • 駆動方式:4WD&2WD
  • タイヤサイズ:225/45R19

アテンザは、グローバルモデルとして開発されたモデルなので、日本の道路事情から考えると少し大きすぎるサイズとなっています。

しかしその代わりにワールドプレミアムカーとしてマツダのフラッグシップモデルとして、互角に勝負できる車として仕上がっています。

マツダ・アテンザのボディータイプは2種類

アテンザにはボディータイプは、2種類用意されています。

ひつじ執事
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4ドアセダンと5ドアのステーションワゴンとなり、どちらも十分スタイリッシュなデザインですので、個人的な好みと使用用途で良いと思います。

4ドアセダン5ドアワゴン

マツダ・アテンザのエンジンスペック

エンジンの種類は3種類となります。

SKYACTIV-D 2.2Lディーゼルエンジン

  • エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
  • 最高出力kW[PS]/r.p.m:129〈175〉/4,500rpm
  • 最大トルクN・m[kgf・m]/r.p.m:420〈42.8〉/2,000rpm

SKYACTIV-G 2.5Lガソリンエンジン

  • エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
  • 最高出力kW[PS]/r.p.m:138〈188〉/5,700rpm
  • 最大トルクN・m[kgf・m]/r.p.m:250〈25.5〉/3,250rpm

SKYACTIV-G 2.0Lガソリンエンジン

  • エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
  • 最高出力kW[PS]/r.p.m:114〈155〉/6,000rpm
  • 最大トルクN・m[kgf・m]/r.p.m:196〈20.0〉/4,000rpm

エンジンは、すべてがスカイアクティブ技術から生まれたものとなっています。しかしその中でもやはり評価も人気も高いのはクリーディーゼルエンジンです。

ディーゼルエンジンとは思えない静寂性を実現しているだけでなく、低回転から高トルクを出力する特性と重厚で上質な走り味を実現するエンジンとして、プレミアムカーを目指すアテンザにベストマッチしています。

ひつじ執事
ひつじ執事
ガソリンエンジンも綺麗に回るフィーリングだけでなく、軽いエンジンによる旋回性の高さがスポーツカーセダンとして楽しむことが出来るレベルに仕上がっています。

どちらが良いではなく、好みで選んで良いレベルですよ。

マツダ・アテンザのボディーカラー

ひつじ執事
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マツダアテンザのボディーカラーは全部で8色となっています。

マシーングレープレミアムメタリック ソウルレッドプレミアムメタリックブルーリフレックスマイカチタニウムフラッシュマイカジェットブラックマイカスノーフレイクホワイトパールマイカディープクリスタルブルーマイカソニックシルバーメタリック

マツダ・アテンザの試乗インプレッション動画

アテンザは、世界を目指したモデルだけにその評価が気になりますよね。

ひつじ執事
ひつじ執事
モータージャーナリストによるアテンザの評価が、この動画では聞くことが出来ますよ。

ガソリンエンジンのアテンザの試乗インプレッションになります。

こっちの動画はクリーンディーゼルエンジンを積んだアテンザのインプレッション動画です。

注目のマツダが世界に誇る最新技術

現在のマツダは、毎年の様にマイナーチェンジを行い、外観上に関しては特に大きな変更点はありませんし、エンジンに関しても変更はないことも多いです。

ひつじ執事
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しかし装備に関しての新技術を随時追加することで、常に最新の技術を搭載したモデルにする努力を行っています。

この考え方は、マツダの他車に追加装備されたものをアテンザにも搭載するというもので年次改良に近いものとも言えます

やはりアテンザはマツダのフラッグシップですから、他の車よりも装備の面では常に最新技術が盛り込まれた車としておきたいのでしょうね。

特に注目の最新技術を少し紹介しましょう。

 ナチュラルサウンドスムーザー

この装置は、ディーゼルエンジンが発するカラカラという不快音や振動を低減するための新しい仕組みの静音装置です。

車格的のは下のクラスとなるデミオCX-3へ搭載されているのを考えると、フラッグシップで静寂性を重要視するプレミアムセダンに搭載がないのは不自然と判断したんだろうと思います。

Gベクタリングコントロール

この仕組みは、ある意味人間が自分で行っていたことをCPでのコントロール下で制御するというもので、左右にハンドルを切って曲がっていくと、それをCPが感知してフロントタイヤに荷重がかかり曲がりやすくなるようにスロットルの微妙な調整を行うというものです。

ひつじ執事
ひつじ執事
派手さはないですが、車を操作する上で前後荷重は基本動作ですから効果は大きいということです。

この技術も新型アクセラに次いで搭載となります。試乗して効果を試している動画もあります。

i-Activesenseが歩行者検知機能付き

i-Activsenseもさらなる進化を遂げます。

ひつじ執事
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歩行者検知までも可能とするカメラの追加を行い自動ブレーキ機能まで装備することになります。

欧州でも人気のマツダ6(アテンザ)

欧州で人気のクリーンディーゼルを搭載していることもあり、アテンザ・欧州名MAZDA6の人気は非常に高いモデルです。

ひつじ執事
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やはり車の本場である欧州では、小手先の先進技術やお飾りなどは通用しなく車の根幹がシッカリしていないと評価されにくいという特徴があります。

そういう意味で、アテンザの人気が高いということは日本人としては嬉しい話ですよね。

これはアテンザの欧州で放送されているCMになります。車のデザインに自信がなければ流せないCMですね。

魂動(こどう)- Soul of Motion”を良く票願していますね。

これはアテンザに搭載されるマツダの先進技術のCMです。

マツダ新型アテンザのモデルチェンジのまとめ

本来の予定では、2017年にはフルモデルチェンジとなり新型アテンザのその姿が見れるはずでした。

それが大幅な変更を施すこととなり、フルモデルチェンジのモデルはお預けになってしまい、ちょっと残念ではありました。

ひつじ執事
ひつじ執事
でも仕方ないかもしれませんね。だって新型アテンザディーゼルハイブリッドや直列6気筒エンジンという最新技術FR化というとんでもないことをしようとしているわけですからね。

多くの車が惜しまれつつもコストや居住性などの快適性のためにFF化していく姿は、多く見てきましたが、人気車種のモデルチェンジでFFの車をFRにするなんて私が知る限り初めてのことです。

今のマツダって、本当に良い意味で独創的で、オリジナルの価値提供が出来るメーカーになりましたね。

バブル時代にトヨタを真似てフルラインナップなんてことをして失敗していたのが嘘の様です。

本当に自社に強みと弱みを良く理解した良いメーカーになったと思います。

FRとなるマツダのフラッグシップモデルの新型アテンザの誕生は凄く楽しみな車ですっ!

アテンザやCX-5などの車を買おうか考えている人に、必ず車が安く買える方法があります。簡単な方法ですので是非実行して、大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。

誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?

車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。

この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。

ひつじ執事
ひつじ執事
そこで誰でも簡単に出来る様に、分かりやすく丁寧な記事を書きましたので、下の記事を読んで、あなたも安くお得に車を買ってくださいね。

その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。

簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。

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ヒツジ執事
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自動車やバイクに関して市販車からレースまでどんなことでも大好きです。 仕事の関係から自動車保険や自動車事故に関しても詳しかったりもします。 業界の裏情報や最新情報を含んだ皆さんが楽しめる記事をお届けできればと思います。
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