新型セレナの内装・装備・シートアレンジを徹底検証
この記事のもくじ
日産のミドルミニバンと言えば、「セレナ」ですよね。
「セレナ」は、トヨタの「ノア」「ヴォクシー」や、ホンダの「ステップワゴン」と同様、ファミリー層から絶大な人気を誇るミニバンの一つです。
だいたい、ファミリーカーと言えば、この4車種が多いのではないかと思います。
私も「ステップワゴン」に乗っていたので、ミニバンは素晴らしいと思っています。
今回は内装・装備やシートアレンジから新型セレナの人気の秘密に迫りたいと思います。
ライバルの中でセレナが選ばれるのは何故か?
「セレナ」は、働くママや小学生以上のお子さんを持つママ向けに作られているように感じています。
理由は後程説明しますね。
また「セレナ」の特徴として、3列目の快適さやスマートマルチセンターシート、デュアルバックドアなどがあります。
「セレナ」は、スポーツで忙しいお子さんをお持ちのママ、大家族で移動することが多いママ、友達ファミリーとよく遊ぶに行くママをサポートしてくれる、助けてくれる車です。
こんな機能ほしかった!という装備がたくさんありますので、特徴的な装備をご紹介させていただきます。
デュアルバックドアはやっぱり凄い!
「セレナ」の代表的な装備である、このデュアルバックドア。
私も、最初に見たときに、デュアルバックドアを使っているイメージがつきませんでした。
しかし、ママからの視点を考えると大変使い勝手のいい装備だと思います。
まず、デュアルバックドアがどのようなドアかと言いますと・・・次の写真をご覧ください。写真のように、窓の部分だけ開閉するときと、全体を開閉するときと、2つの使い方ができるというのがこのデュアルバックドアです。
開閉の仕方は異なりますが、ホンダの「ステップワゴン」が2通りの使い方ができるバックドアを開発しています。
両車に共通するニーズは、バックドアを開閉するためには、ある程度のスペースが必要で、開閉のスペースがないと不便だ!というところではないでしょうか。
買い物の荷物も簡単に積むことが出来る
例えば、ショッピングをした後をイメージしてみましょう。
立体駐車場の特徴として、感覚が狭かったり、後ろのスペースがなかったりします。特にショッピングモールへ買い物に行った時には、荷物をのせるだけで一苦労ですよね。
もし、少人数であれば、2列目のシートの上にのせてしまえば簡単です。2列目は、スライドドアのため、隣の車との感覚が狭かったとしても簡単にのせることができます。
しかし、大家族の場合はどうでしょうか?
大家族の場合、3列目まで人が乗り降りするので、シートの上には荷物を置くことができません。
その時、一部だけ開閉することができれば、楽に荷物をのせることができますね。
さらに、ラゲッジテーブルというオプションをつけることで、荷物を底まで降ろさなくても簡単にのせることができます。このラゲッジテーブルを置くことで、荷台の空間もうまく使うことができます。
テーブルの上下のスペースを使えることで、荷物が多くのせられますね。
反対に、3列目を荷台として使うことが多いとなると、ラゲッジテーブルを取り外したりするのが大変なので、邪魔になってしまいそうです。
しかし、3列目までしっかり使う乗り方をしていれば、ラゲッジテーブルをオプションで付けたとしても邪魔にはならないでしょう。
合宿などの遠征にも強い味方となる
私は、ジュニアのスポーツクラブのインストラクターをしていた経験があり、よく遠征に行っていました。
その際、保護者の皆様に車を出していただくのですが、だいたいの方がミドルミニバンに乗っていました。
遠征となると、荷物が多く、さらに1台にMAXに乗ろうとします。なるべく交通費を浮かせたいので、8人乗りに8人乗るのが当たり前になります。
もちろん、子供たちの荷物と私の荷物があり、荷台に乗せることになります。乗せるまでは良いのですが、問題は荷物を降ろすときです。
こんな経験はありませんか?
たくさん荷物が乗っていると、バックドアを開けた瞬間に、一番上にのせていた荷物が落ちてしまうという経験。
スポーツで忙しいお子さんをお持ちのママにピッタリといったのは、これが理由です。
荷物が多くのっている場合、荷物が落ちない対策があります。
それは、3列目に座っている人に、荷物を抑えてもらうという方法です。慣れていればそれが可能ですが、この問題は車の持ち主しか知らない時が多いです。
もし上の写真のように荷物を取り出せるとしたら、荷物がなだれのように落ちる心配はありません。
しかも、その問題を知らない人があけても、安心して荷物を取ってもらうようにお願いすることができます。
特に壊れてしまっては困る荷物をのせている時には、大変助かる装備です。
車をカフェにすることが出来る!
例えば、天気のいい日にドライブをしに、海へ行ったとしましょう。
海が見える駐車場に、車を頭から突っ込めば、ガラス越しではありますが海を眺めることができます。
さらに、運転席と助手席の窓を開ければ、波の音、潮の香を感じることができます。
しかし、車に乗っている感覚はなくなりません。
私は一度だけやったことがあるのですが、海が見える駐車場で、車を頭からではなく、バックで止めてみました。
そして、バックドアを全開にして、3列目のシートをフラットにして、車内カフェを作ったことがあります。(笑)
これをしたときに、運転席や助手席と同じように、窓だけ開けばいいのになぁ~と思ったことがあります。もし、窓だけ開くことができれば、自分だけの空間ができるのになぁ~と感じたからです。
自分一人だけのカフェを、車の中で作り出すことができます。
これが、ファミリーでも同じことが言えます。
ママは、日焼けをしたくないし、汚れたくないので、できるのであれば車にいたいですよね。
そういった場面を思い浮かべても、この使い方をするだけで、子供が海に入っているのを見ることもできるし、日焼けすることもなく、リラックスして過ごすことができます。
使い方によって、デュアルバックドアは様々なシーンで活かせると私は思います。
スマートマルチセンターシートが家族旅行では有難い!
続いて特徴的なのが、このスマートマルチセンターシートです。トヨタのミドルミニバン3兄弟や、ホンダの「ステップワゴン」は、7人乗りと8人乗りの2つの仕様があります。
日産の「セレナ」では、このスマートマルチセンターシートという装備のおかげで、7人乗りにも8人乗りにもなるという特徴があります。スマートマルチセンターシートが前後にスライドできるようになっていて、1列目の運転席と助手席の間に動かせば、ひじ掛けやコンソールボックスとして使用することができます。
1列目に動かすことで、2列目の座席の間にスペースができます。
このスペースは幅が22㎝あるため、大人でも簡単にウォークスルーでき、3列目に移動することができます。2列目に動かすことで、8人乗りしようにすることが可能です。また、2列目に動かした状態で、ひじ掛けにすることもできます。
そうすると、3列目に座っている人の簡単なテーブルとして使うこともできるので、さまざまなシーンに合わせて使うことができるのが、このスマートマルチセンターシートです。
シートアレンジの種類の多さに驚き!
「セレナ」は、スマートマルチセンターシートがあることによって、多彩なシートアレンジを可能にします。まずは、スマートマルチセンターシートを2列目に動かして、8人乗りにしているのがこちらですね。3列目の子供が、足を伸ばして座れるほど広いスペースがあります。次に、スマートマルチセンターシートを1列目に動かし、2列目のシート間をくっつけます。そうすると、3列目へのアクセスが簡単になりますね。
もちろん、2列目の間をくっつけず、ウォークスルーで3列目へのアクセスをすることも可能ですが、シーンに合わせて使い分けるのがいいでしょう。
特に友達ファミリーと出かけることが多いママさんにとっては、非常に便利なシートアレンジです。最後に、こちらのシートアレンジです。
スマートマルチセンターシートを2列目に移動させて、2列目のシートをぐっと1列目に近づけたシートアレンジです。
運転中は、どうしてもお子さんに触れることができず、泣いていても泣かせっぱなし状態で目的地まで向かわなければいけませんよね。
それが、信号待ちのたびに手が届く距離にいるだけで、お子さんもママさんも安心することができますよね。
セレナの内装は女性目線で考えられている!
細かい部分まで、しっかりカバーして、徹底的にママさんの見方をしてくれています。
運転中の視界
運転中の視界についてです。
私が乗っていた、2代目ステップワゴンと比べると、運転中の視界がかなりいいと思っています。 まずは、運転席と助手席の再度の三角の窓です。
右折や左折をする際、この部分が邪魔をして、視界が悪くなる時があります。
他社のミニバンを見ても、ここは視界を良くしていますね。
そして、もう一か所は、3列目のシートを跳ね上げたときの視界です。
しかし、「セレナ」は、シートを跳ね上げても、窓にかからないように設計されています。この配慮は素晴らしいと思いました。
実際に使える3列目シートが嬉しい!
「セレナ」は、ミドルミニバンの中でも、3列目の乗り心地や空間を重視しています。
それが、装備や収納にも表れているので、ご紹介させていただきます。まずは、こちら。これは、USBの電源ソケットの位置を示した写真です。
スマホやタブレットの普及により、充電をするという機会が増えてきていますよね。
街中を見ると、充電可能なカフェが増えてきているのもそのためでしょう。また、夜行バスに乗っていても、USBの電源ソケットがあったり、コンセントがあったりというサービスがあります。
これは本当にありがたい内装装備ですね。
私が「セレナ」を買うのであれば、絶対この装備はつけてしまいますね。これをオプションで付けるだけで、乗せたお客さん皆さんから感謝される自分になれるんですよ?つけないわけにはいきませんね。(笑)そして、何より収納の多さがセレナにはあります。
これは、助手席の前にあるグローブボックスです。開口も広く、上部にも収納するスペースを設けています。お子さんがいらっしゃる方には、必要な内装装備ではありませんか?
もちろん、何かを食べるときもそうですが、モノを乗せるだけでも便利ですね。
個人的に感動してしまったのがこちら。かなりマニアックで申し訳ございません。(笑)右の写真は、3列目の中央にあるヘッドレストをしまっておく収納スペースです。
3列目を跳ね上げるときの悩みは、ヘッドレストをどこに置こうかということでした。
初めから収納するスペースがあると、無くす心配もありませんね。
新型セレナのシートアレンジと内装を説明のまとめ
冒頭でもお伝えしたように、「セレナ」は、スポーツで忙しいお子さんをお持ちのママ、大家族で移動することが多いママ、友達ファミリーとよく遊ぶに行くママをサポートしてくれる、助けてくれる車です。
デザイン性やコストで車選びをすることも大切ですが、ご自身の生活に一番合う車を選ぶことが大切なのではないかと思います。
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