新型ヴィッツがフルモデルチェンジでヤリスとなる!
この記事のもくじ
ヴィッツは、トヨタの看板車種の1台で、小型車の指針となる様な時代がありました。
それが同じトヨタのハイブリッド専用車アクアの登場で、すっかり存在感が薄くなってしまいました。
これからかつての栄光を取り戻すために、欧州での売り上げを伸ばすために、大きな改良となるフルモデルチェンジの計画が進められています。
そして車名自体もその変革に伴ってヤリスへと変更される予定です。
今回は、新型ヴィッツであるヤリスのフルモデルチェンジの最新情報を詳しく見ていきましょう。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のモデルチェンジ情報
新型ヴィッツは、次期モデルでヤリスへ車名変更
今回のフルモデルチェンジでは、大きな改革がされると言われるヴィッツですが、世界的にそのブランドを統一する予定です。
それは、ブランド名も車体もグローバルスタンダードモデルとして統一して、その知名度を上げ、更にはコストダウンを徹底するというものです。
現在のヴィッツは、その地域に適合した車名があり、ボディーに関しても同じ車では無かったりします。
実際にヨーロッパやアジアなどヤリスという名前の方が多く使われているので、統一するとなればヴィッツの名前がなくなるのは、当然の流れなのでしょう。
これはヴィッツだけの話ではなく、トヨタ全体の方針であり、カローラに関しても地域ごとに開発していた車体を世界で統一しますし、日本の専用車種であるマークXも同じミドルクラスセダンのカムリへと統合されるのではないかと言われています。
これにより、フルモデルチェンジで登場する新型ヴィッツの名前ではなくヤリスとして販売されることになります。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のモータースポーツ活動
上記の様なトヨタのグローバル販売戦略がベースとしてあり、ヤリスのネームバリューを浸透させる事も行っています。
トヨタとしては、若者のユーザーを増やす手段としてスポーツのイメージを持ってもらいカッコいい会社として認知して貰いたいためです。
その一環として、久しぶりのトヨタのWRC参戦があり、その車種もヤリスだったわけです。
2017年のWRCに、1999年から実に18年ぶりにWRCに参戦を再開しました。
従来のWRCのベース車両だったセリカは、もう市販されていないこともあり、ベース車両は”Yaris WRC”が選ばれました。
その参戦するチーム体制は、総代表がトヨタの豊田章男社長そしてチーム代表は、WRCで4年連続王者となったトミー・マキネンとなり、チームは”TOYOTA GAZOO Racing WRT ”となりました。
下はその”Yaris WRC”の開発映像です。
”Yaris WRC”が実際にレースに参戦した走る映像です。エギゾーストノートが最高にかっこいいです。
そして驚いたことに、2017年のWRCに参戦して第2戦目となる第2戦ラリー・スウェーデンで、なんと!ラトバラが優勝しました。
F1ではホンダが苦戦をしている現状としては日本人としては本当にうれしい話ですっ!
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のエクステリアデザイン
トヨタFT-Bhは、次期ヤリスのコンセプトモデル
実は過去のモーターショーにおいて、次期ヴィッツのコンセプトモデルととして話題なったコンセプトモデルがあります。
当時の海外メディアでは、ヤリスの新型モデルのベースであると騒がれました。
下がその写真ですが、流石にこの完成度では市販車モデルを想像もできないですよね。
その”トヨタFT-Bhコンセプト”を動画でも紹介しています。
アジア専用モデルのヤリスは?
下の写真は、ヤリスとして売られているアジア専用のモデルです。
それとアジアモデルは、中国人をはじめ見栄っ張りの多い国民性を反映してエアロなどで装飾してあることが多いですね。
それが結構カッコ良かったりもします。
アジア向けヤリスのタイのCMです。
中国のヤリス
このデザインも悪くないですよね。 動画でも中国版ヤリスを見ることが出来ます。
次期ヤリス(ヴィッツ)に、最も近いヤリスとは?
アジア専用のヤリスの最新モデルが、下の写真のモデルです。
トヨタの戦略はヤリスというブランドを世界的に浸透させて販売を促進させることですから、新型ヤリス(ヴィッツ)のデザインがこのヤリスに寄ったモノとなるか、このヤリスの新型が、新型ヤリス(ヴィッツ)に寄ったものとなる可能性が高いです。
そうでなければヤリスがWRCに参戦する意味が薄れてしまいますからね。
そのヤリスの動画になります。
タイでは、このヤリスには4ドアセダンがあります。
ヴィオスがヤリスのセダンという時代もあったのですが、現在はヤリスに、5ドアハッチバッグと4ドアセダンの2種類のボディータイプがあり、ヴィオスは別モデルとなっています。
この動画はヤリス・セダンのCMですが、キャラクターはBNK48なんです。
ちょっと話はそれますが、BNK48は恋するフォーチュンクッキーが大ヒットして、一躍トップアイドルとなって、タイでブレイクしているんです。
恋するフォーチュンクッキーを歌うBNK48の動画です。歌詞に日本語の部分があるのが、不思議な感じですよ。
そしてヤリス4ドアセダンのTRDバージョンです。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のパワーユニット
新型ヴィッツが搭載するエンジンは、3種類用意されます。
ガソリンエンジは、新開発でTNGAエンジンとネーミングされた新開発次世代型エンジンの直列3気筒1.0Lターボエンジン(ダウンサイジングターボ)と直列4気筒1.2Lエンジンもしくは、直列3気筒1.3Lエンジンが準備されています。
ハイブリッドエンジンは、直列4気筒1.5Lエンジンに新世代THSⅡと組み合わされたユニットか、直列2気筒1.0Lエンジンがヤリスの目玉として開発されています。
このハイブリッドエンジンの燃費は、JC08燃費45.0km/Lを目標に開発されていますからね。
その為にトヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)が、日本でフルモデルチェンジされる時に間に合うかは微妙なところでもあります。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のプラットフォーム
これからのトヨタ車の全てのBセグメントで採用となる次世代型プラットフォームTNGAのBプラットフォームがアクアと同じく使用されます。
これにより車輛重量・積載性・車体剛性・コストパフォーマンス・ハンドリング性能・静寂性と全てにおいてレベルが上がることが確実視されていますが、開発が遅れているのも事実です。
新型ヴィッツのサイズは、世界統一規格に向けてやや大型化されて、全長 3900mm×全幅 17000mm×全高 1460mm、そしてホイールベース 2560mmとなり、日本で5ナンバー、欧州でBセグメントに分類されるコンパクトカーとして設計されます。
更にスペシャルモデルが存在するとも言われていて、そのモデルでは、ブリスターフェンダーを装着して全幅を大きく広げるので3ナンバーとなります。
このモデルはワイドアンドローのスタイルとなり、トヨタのスポーツを象徴するモデルとなります。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のインテリア
新型ヤリスでは、ハイブリッドエンジンを搭載することを前提に開発されているので、ハイブリッドバッテリーをシート下に収納することが可能となります。
そして新型クラウンとカローラ・スポーツで初搭載とされた通信機を新型ヤリスにも標準搭載します。
これによりトヨタのコンパクトカーとしての初のコネクティッドカーが誕生します。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)の駆動方式とトランスミッション
駆動方式での売りは、リア駆動用モーターを使用することでハイブリッドモデルに設定される4WD車であり、これにより雪が降る地域のユーザーもハイブリッドモデルを選べるようになり販売数が期待できると考えられています。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)の先進安全技術
新型ヤリスでは、トヨタ自慢の予防安全パッケージであるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を第2世代のタイプを搭載します。
RSA(ロードサインアシスト)、レーントレーシングアシスト(LTA)、レーダークルーズコントロール、プリクラッシュセーフティ、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)、ブラインドスポットモニター(BSM)等の機能を搭載して安全運転をレベルアップさせてきます。
トヨタは他社に比べてコンパクトカーでの先進安全技術の搭載は遅れているのですが、新型ヤリスで一気に挽回を狙います。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)の予想車両価格
新型ヤリスでは全ての面で大幅な性能向上を果たしますが、新世代プラットフォームTNGA(トヨタ・ニューグローバルアーキテクチャー)を使い世界統一のモデルとなる恩恵として、コストパフォーマンスの向上もあります。
但し第2世代Toyota Safety Senseの内容分に関しては、車両価格に反映されます。
まぁ、プラスされる新技術分の価格アップであれば誰もが納得することでしょう。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)の発売予定日
新型ヤリスの登場は、本来なら2017年にはフルモデルチェンジを予定していたのですが、次世代型プラットフォームTNGAのBプラットフォームの開発が間に合わなかったために、2017年にビッグマイナーチェンジを行いフルモデルチェンジを2020年まで延長することになりました。
2019年の年末にはディーラーに実車が展示されて予約受付を開始して、納車が2020年になるというスケジュールの様です。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のスポーツモデル
現在ヤリスがWRCに参戦していることで、現行モデルでもGAZOO RacingのGRモデルが存在しています。
ボデイーに関しては、大型のブリスターフェンダーにエアロパーツを組み込み3ナンバーとなり、トランスミッションは、6速マニュアルミッションを搭載、新開発された直列3気筒1.6Lターボエンジンは200馬力を発揮して、ラリーにより特化したスペシャルモデルとして発売されます。
これによりトヨタのスポーツモデルのフラッグシップモデルとしての役割を担うことになります。
トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)のライバルの動向
コンパクトクラスは本当に強豪のライバルが多いクラスですよね。開発にもお金が掛かっていますし、世界戦略車も多いのでメーカーの力の入れようが違います。
ニッサン新型ノート
ニッサンもここまで人気となるとは思っていなかったのではないでしょうかね。
そしてその人気がこのコンパクトカー部門の激戦に油を注ぐこととなりました。
ホンダ新型フィット
ホンダのフィットもリコール問題がありイメージが悪くなってしまいましたが、販売面では悪くはありません。
ニッサン新型マーチ
ニッサンのマーチは、現行モデルが価格重視のコンセプトが外れて目立たない存在となっていました。
しかし新型はニッサンの威信をかけて、クラスに捕らわれないほどの質の高い車を開発しているという話です。
トヨタ新型アクア
トヨタの敵はトヨタ、そんな言葉が似合うほどの関係がアクアとヴィッツにはあります。
しかしハイブリッドエンジンを得たヴィッツでも十分以上に魅力的なモデルへとアクアもチェンジするようですよ。
しかもフルモデルチェンジするアクアは驚愕の燃費のようです。
トヨタ・ヴィッツの歴史
ヴィッツは、トヨタのコンパクトカーのスターレットから、車名を変更して大きくコンセプトを変更した車です。
コスト重視・価格重視の傾向が強かったこのクラスで、エクステリアデザイン性の高さやインテリアの品質を重視した上で、クラスを超えた安全性能や環境性能や燃費性能の高さなど明確なコンセプトの基にコンパクトカー新時代の扉を開けた車です。
初代 ヴィッツ SCP/NCP1#型 販売期間 1999年 – 2005年
初代 ヴィッツは、日本カーオブザイヤー、ヨーロッパカーオブザイヤーを受賞し、関係者からの評価が高い上にカローラの販売台数を上回り、評価・実績共に日本の歴史に残る車です。
このヴィッツがコンパクトカーが、経済的でファミリーに優しい車というイメージを定着させましたね。
2代目ヴィッツ KSP/SCP/NCP9#型 販売期間2005年 – 2010年
基本的に大ヒットした先代のキープコンセプトでのフルモデルチェンンジでした。
エクステリアに関しても、今までのコンパクトカーの様な安っぽさが無く、塊り感のある艶めかしい高級感のあるもので他のライバル車に差を付けました。
3代目 ヴィッツ KSP/NSP/NCP13#/NSP15#型 販売期間 2010年-現在
ホンダ・フィットの大ヒットを受けて少し路線変更をして室内の大型化を行いました。
そのこともありエクステリアの塊り感のある艶めかしい感じは薄れて、デザイン的に2代目に比べて普通なモノになりました。
下のCMですが、トヨタのこういったCMって私はあまり好きじゃないんですよねぇ。
これみてヴィッツ買いたいって思いますかね?どうせならニッサンの様に遠くにいっちゃうぐらいぐらいの方が良いんでは?
2017年にマイナーチェンジでハイブリッドモデルの追加
2017年のマイナーチェンジの変更で、外観上のデザインはトヨタのキーンルックが更に強調されるフロントマスクとなり、ライト・グリルがⅩを描くようなデザインに変更されました。
2トーンルーフは、今の自動車業界のトレンドでスズキの軽自動車ハスラーなどで一般的になりました。
トヨタでもシエンタが採用をして、都会的でオシャレだとして評判は上々のようですので、ヴィッツにも採用と期待されたのですが、なぜでしょうね。
下の画像が期待された2トーンルーフのヴィッツです。ちょっと日本人には派手すぎと判断したんですかね。オシャレで良いと思うんですけどね。そしてエンジンに関しては、ハイブリッドエンジンが搭載されました。
しかし日本ではハイブリッド専用車であるアクアが同じクラスに存在していて、更にアクアは年間販売台数第1位を争うというモデルでしたので、敢えてヴィッツのハイブリッドモデルを投入してユーザーを迷わすような行為は避けるべきという経営判断がされていました。
しかしアクアの人気も少し落ち着き、ヴィッツをマイナーチェンジする意味で、何か目玉が必要となるために、今回そのヨーロッパのヤリスの搭載するハイブリッドシステムを改良する形で搭載したわけです。
トヨタ現行ヴィッツのスペック
トヨタ新型ヴィッツのボディーサイズ
- 全長3950mm x 全幅1695mm x 全高1510mm
- ホイールベース 2510mm
丁度良いサイズと言えますよね。
トヨタ新型ヴィッツのトランスミッション
- ハイブリッドモデル:電気式無段変速機
- ガソリンエンジンモデル:Super CVT-i
動力ユニットによって変速機も異なります。
トヨタ新型ヴィッツの駆動方式
- FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
- AWD(4輪駆動車)
FFのフロントドライブとあまりイメージがないかもしれませんが、ヴィッツにも4輪駆動車があります。
トヨタ新型ヴィッツの動力システム
①ハイブリッドエンジン:1.5L直列4気筒DOHC・型式1NZ-FXE+電気モーター
- 最高出力〈ネット〉 54kW(74PS)/4,800r.p.m
- 最大トルク〈ネット〉 111N・m(11.3kgf・m)/3,600r.p.m.〜4,400r.p.m.
- 燃料消費率 JC08モード 34.4km/L
- 搭載バッテリー:ニッケル電池
②ガソリンエンジン:1.3L直列4気筒DOHC…型式1NR-FKE
- 最高出力〈ネット〉 73kW(99PS) /6,000r.p.m
- 最大トルク〈ネット〉 121N・m(12.3kgf・m) /4,400r.p.m.
- 燃料消費率 JC08モード 25.0km/L
③ガソリンエンジン:1L直列3気筒DOHC・型式1KR-FE
- 最高出力〈ネット〉 51kW(69PS)/6,000r.p.m
- 最大トルク〈ネット〉 92N・m(9.4kgf・m)/4,300r.p.m.
- 燃料消費率 JC08モード 21.6km/L
従来の1.3L と1Lのガソリンエンジンに、ハイブリッドエンジンが追加されて3種類のユニットになりました。
このハイブリッドシステムは、基本的にヨーロッパで売られているヤリス・ハイブリッドと同じもので、変更点はエンジンの中身の改良とあくまでセッティング等のソフトの面に限定されています。
そしてハイブリッドユニットの燃費は、JC08モード34.4km/Lであり1.3L と1Lの燃費の25.0km/Lと21.6km/Lを大きく上回るもので、アクアには及ばないものの商品力が大きく向上しました。
トヨタ・ヴィッツのグレードと車両価格
ヴィッツハイブリッドモデルの各グレードの車両価格
- HYBRID F 2WD(FF) 1,819,800円
- HYBRID Jewela 2WD(FF) 1,983,960円
- HYBRID U 2WD(FF) 2,087,640円
- HYBRID U“Sportyパッケージ 2WD(FF) 2,237,760円
ヴィッツガソリンモデルの各グレードの車両価格
- F“Mパッケージ” 2WD(FF) 1,181,520円
- F 2WD(FF) 1,325,160円
- F (1.3L) 2WD(FF) 1,481,760円
- F (1.3L) 4WD 1,589,760円
- F“SMART STOPパッケージ” (1.0L) 2WD(FF) 1,405,080円
- Jewela (1.0L) 2WD(FF) 1,473,120円
- Jewela (1.3L) 2WD(FF) 1,703,160円
- Jewela (1.3L) 4WD 1,811,160円
- Jewela“SMART STOPパッケージ” (1.0L) 2WD(FF) 1,553,040円
- U (1.3L) 2WD(FF) 1,798,200円
- U (1.3L) 4WD 1,906,200円
- U“Sportyパッケージ”(1.3L) 2WD(FF) 1,952,640円
ヴィッツハイブリッドは最も安いモデルなら約180万円からあります。
ただこれはヴィッツ自体の車両価格が安く設定されていることからくるものなので、ガソリンエンジンモデルの最も安いモデルは、約120万円とかなりお買い得なので、その価格差を考えるとハイブリッドモデルを買うべきかは悩ましい選択となると思いますね。
日本人はハイブリッドが好きですが、ガソリンモデルでも十分魅力的な車がヴィッツだと思いますので。
トヨタ・ヴィッツのボディーカラー
2トーンカラーは見送られましたが、ボディーカラーの全種類は17色と驚きの多さです。
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- ブラックマイカ
- ボルドーマイカメタリック
- グレーメタリック
- クリアブルークリスタルシャイン
- スーパーレッドⅤ
- チェリーパールクリスタルシャイン
- ブルーメタリック
- オレンジメタリック
- ルミナスイエロー
- ダークレッドマイカメタリック
- ジェイドグリーンメタリック
- スーパーホワイトⅡ
- アバンギャルドブロンズメタリック
- オリーブマイカメタリック
- ダークブルーマイカ
トヨタ・ヴィッツの試乗インプレッション動画
グローバルスタンダードモデルのヴィッツは、アクアが発売となるまではトヨタというよりも日本車のコンパクトカーの基準とも言えるモデルでした。
全てのメーカーがコンパクトカーを造るうえで、ヴィッツに対してどのレベルにあるのかを計って造っている様なモデルです。
下の動画は、現行ヴィッツが新発売されたときに、私の好きなモータージャーナリストの河口まなぶさんによる試乗インプレッション動画となります。
雑誌の様な広告主から縛られた奥歯に挟まった様な表現ではなく、本音で話してくれるので、参考になるんですよね。
各メーカーが本気で造ったモデルでも、やはり完成度には差が出るんですよね。
こちらの動画は、最大のライバルであるホンダのフィットとの直接対決での比較になります。
GAZOOはトヨタの関連会社ですから、この企画を考えた時点でフィットに対しては自信を持っているということですよね。
やはりコンパクトカーは日本のメーカーが得意とするジャンルですよね。
トヨタ・ヴィッツのスポーツグレード
トヨタでは従来のチューンモデルブランドのG’sシリーズが廃止となり、新ブランドのスポーツモデルとしてGRシリーズに変更となりました。
ヴィッツとしては2017年に発売するスポーツモデルヴィッツTGRもしくはヴィッツ GRMN2が初モデルとなります。
これは新型ヴィッツに専用のパーツを組み込みチューニングしたGRシリーズのGRMNバージョンを150台限定モデルというスペシャルモデルです。このモデルは、GAZOO Racingがチューンにングしたコンバージョンモデルでディーラーを通さずにWeb限定での申込みを受け付け、ネッツ店のAREA86から発売した革新的モデルです。
ランサーに対してのランサーエボリューションの様な関係のモデルとして育てられていくのでしょうね。
新型ヴィッツ(ヤリス)のモデルチェンジのまとめ
どうでしたか?フルモデルチェンジして大きく変わる新型ヴィッツの最新情報は?
名前が変わったとしても、良い車に生まれ変わるのなら、応援したいものですね。
現行モデルも、X字を書くフロントデザインも迫力があり良いと思いますし、ハイブリッドエンジンに関しても、目新しい技術はないですが、基本から細かい部分を見直しセッティングを試して、燃費の限界数字を上げてくるのもプロの仕事ですから好感が持てます。
こういう丁寧な仕事は新型モデルにも生かされることでしょう。
ハイブリッドシステムになっても、今のガソリン車のような芯のある走りの良さが保たれていますから、ハイブリッドを前提に最初から設計されている新型ヤリスは名車の誕生になるかもしれません。
これはヤリスと名前を変えて、またコンパクトカーに大きな革命をもたらすかもしれません!
新型ヴィッツやアクアなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。
この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。
その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。