ホンダ新型CR-Zのフルモデルチェンジの詳細情報
この記事のもくじ
世界に類を見ないコンセプトとして、発売当時は注目されたハイブリッドスポーツカーのCR-Zの新型が開発されています。
初代モデルが発売された当時はハイブリッドシステムという燃費性能を追求した技術と燃費が下がるスポーツ走行を目的とするスポーツカーは相反する存在と思われていました。
しかし現在ではF1のパワーユニットも電気モーターを使っているように、ガソリンエンジンと電気モーターの両方のパワーが使えるために、よりパワフルな性能を発揮するハイブリッドモデルも登場しています。
そのなれば、誰もが新型CR-Zには期待をしてしまいます。
2019年に復活するホンダ2代目CR-Zはピュアスポーツカー
2017年1月に販売を終了したハイブリッドスポーツカーのCR-Zが、2019年にフルモデルチェンジして2代目が発売予定です。
世界初のスポーティーカーとして、IMAの1.5リッターハイブリッドシステムやハイブリッドカーとして、6速マニアル搭載し燃費は22.81キロリットルを記録しているCR-Zは新型へどのように変わるのでしょう。
新型CR-Zのスペック予想
- 全長:4200mm×全幅:1800mm×全高:1380mm
- ホイールベース:2500mm
- 車重:1100KG
- タイプR・エンジン型式:K20C
- エンジン種類:2リッター直列4気筒ターボエンジン
- 最高出力:320馬力/6500rpm
- 最大トルク:400Nm/2500rpmから4500rpm
新型CR-Zのプラットフォーム
新型CR-Zに採用されるプラットホームは、2017年9月29日から日本でも発売した新型シビックと同じプラットフォームを採用するとみられています。
このプラットホームはグローバルモデル全てに共通のものとして採用されるもので、新型シビックと同様のボディーサイズまで2台目CR-Zは大きくなると思われ、初代CR-Zよりも一回り大きいスポーツモデルとなります。
新型CR-Zに搭載されるエンジン
搭載されるエンジンは、スタンダードモデルは、1.5リッターエンジン+I D CDハイブリッドシステムと思われ、フィットのハイブリッドに搭載されるものと同じものになります。
初代のCR-Zに搭載されたエンジンは、1.5リッターエンジン+IMAハイブリッドシステムなので、純粋にその進化を遂げたエンジンとなり燃費においてもJC08モード22.8km/LからJC08モード28.0km/Lと大幅に性能アップは施されると思います。
新型CR-ZにはタイプRが存在する?
新型CR-Zにおいてはフラッグシップモデルとして、ホンダが持つスポーツモデルの最高峰であるタイプRが設定されると予想されています。
搭載される心臓部のエンジンも異なり、新型シビックのタイプRと同じ2リッターVTECターボエンジンが搭載される予定です
タイプRのエンジンは、シビックのタイプRと同じ2LターボK20C型となり、最高出力は320馬力/6500rpm、最大トルクは400Nm/2500rpmから4500rpmと2L最強のスペックとなる予定です。
新型CR-Zの装備
新型CR-Zには最新の安全装備し編システムであるホンダセンシングが搭載されることが予定されています。
ホンダセンシングは、衝突を回避被害軽減する自動ブレーキシステムを中心としたもので、車線時のはみ出しを抑制を行うコントロールシステムや追従機能付きのクローズコントロールシステム、設定した車線を直進する車線維持システム、自動的に切り替えが行われるハイビームシステムなどが装備されます。
新型CR-Zのエクステリアデザイン
新型CR-Zのエクステリアデザインは、CR-Xを彷彿させる先進的なデザインが採用されます。
フロントマスクはシャープなヘッドライトとなり、ターボエンジン特有の大口径のフロントエアインテークを装備し、フロントスポイラー・サイドカバー・などエアロパーツを搭載します。
ヘッドライトには、デュアルアイLSDを装備したデザインで、4つに分かれているLEDライトは、外側から一つ目がポジションランプ、真ん中2つがヘッドライト、一番内側がハイビームになっていると予想します。
フロントバンパーのグリルの横に走っているシルバーのラインにはLEDライトが装備されるグレードも用意されるようです。
海外では予想イラストも掲載されていますが、もう少し繊細なデザインとなることでしょう。
新型CR-Zの車重
これにより最高出力だけでなくパワーウェイトレシオを下げることでスポーツカーとしての運動性能を追求しているだけでなく、もう一つの課題となる燃費性能も最高水準を狙っていきます。
新型CR-Zの発売日
初代CR-Zの場合は2007年10月にCR-Zコンセプトとして発表され、2010年2月の正式発売となりましたから、コンセプト発表から約3年の期間がありました。
しかし新型CR-Zにおいては、期間が空いているとは言え、フルモデルチェンジという形になりますので、発売日までの期間は短縮されます。
新型CR-Zの価格
新型CR-Zの予想価格は、新型シビックのハッチバックと同じ価格帯になると考えられています。
つまりスタンダードモデルに関しては、200万円台後半から300万円台前半、そしてフラッグシップモデルとなります。
初代CR-Zのスペック
初代CR-Zのボディー形状は、2+2の3ドアハッチバックであり、嘗て発売していたCR-Xの後継モデルというポジションでもあります。
LEAエンジンとIMAハイブリッドシステムを積んでCVTモデルでJC08モード23.0km/L、マニュアルモデルでJC08モード20.6km/Lを記録しています。
実はこの頃まではマニュアル車の方が燃費は優れていることが多かったのですが、CR-ZではCVTの性能が上がり燃費向上のプログラムも搭載することで人が手動で行うマニュアル車以上の燃費性能を示すようになりました。
グレードの種類は、ベースグレードがベーター、スタンダードグレードがアルファ、最上級グレードは、マスター レーベルの3種類が用意されました。
そしてCR-Zには、アルファーファイナルレベルというグレードも特別仕様車として発売されました。
初代CR-Zの詳細スペック
CR-Zのボディーサイズ
- 全長4,105mm×全幅1,740mm×全高1,395mm
- ホイールベース2,435mm 車両重量1,150~1,180kg
CR-Zのエンジン性能
- エンジン :1.5LSOHC直列4気筒
- 6速MT最高出力88馬力/6,600rpm
- 6速MT最大トルク 145N・m/4,800rpm
- CVT最高出力 87馬力/6,600rpm
- CVT最大トルク 144N・m/4,800rpm
- モーター 最高出力 15馬力/2,000rpm
- モーター最大トルク 78N・m/1,000rpm
- 使用燃料 レギュラー
CR-Zの燃費性能
- CR-Z グレード名 JC08モード燃費
- アルファ・CVT: JC08モード23.0km/L
- アルファ・6速MT: JC08モード20.6km/L
- マスター レーベル・CVT:JC08モード21.6km/L
- ファイナル レーベル・CVT:¥JC08モード21.6km/L
- マスター レーベル・6速MT:¥JC08モード19.4km/L
- ファイナル レーベル・6速MT: JC08モード19.4km/L
CR-Zの車両価格
- アルファ 2,700,000円
- マスター レーベル: 2,850,000円
- マスター レーベル(ツートンカラー) :2,920,200円
- ファイナル レーベル :2,800,000円
- ファイナル レーベル(ツートンカラー): 2870,200円
CR-ZのCMとなります。
CR-Zの原点はCR-X!
CR-Zは、80年代にFFライトウェイトスポーツとして人気を博したCR-Xのコンセプトをそのままに現代の技術とハイブリッドエンジンを搭載してリメイクされたモデルです。
その事もあり発売当時はハイブリッドエンジンというとエコカーのイメージでスポーツとは対極の位置にあるモノだったのに対して、車名がCR-Xを連想させるものとなったことで、スポーツカーだということを定着させることに成功したと言えます。
サイドからのデザインを見比べると明確で、上の写真がCR-Zで下の写真は2代目のCR-Xです。
バラードスポーツ CR-X 初代AE/AF/AS型(1983年~1987年)
当時の日本車としてはかなり尖がったコンセプトを持つモデルで、ホンダの挑戦的なスピリッツが如実に表れたスポーツカーでした。
コンパクトカーのFFモデルでありながら、兄弟車のシビックからホイールベースを150mm以上短くした旋回性能とデザインを重視したファストバッククーペボディーの為に、後部座席は2+2レイアウトという極小のリアシートになっています。
エンジンに関しては、発売当初は、EW型1.5LSOHCエンジンを搭載していましたが、追加モデルとしてトップグレードの名機ZC型1.6LのDOHCエンジンを積み135PS/6,500rpmという最大出力に、車両重量800Kgという軽量さもあり、正にコンパクトスポーツカーを体現するモデルでした。
サイバースポーツ CR-X 2代目EF6/7/8型(1987-1992年)
1987年に登場した2代目CR-Xは、通称サイバーCR-Xと呼ばれ初代モデルのコンセプトを変えずにブラッシュアップされたモデルで、エクステリアデザインのダッグテールと呼ばれるスパっと切り落とした様なリアデザインはまるでフェラーリの様だと称賛されました。
VTECのB16エンジンは、最高出力160PS(ネット値)を実現して排気量1Lに対して100PSという、市販車の自然吸気エンジンで驚きの数字を叩き出しホンダのエンジン屋魂ここにありという意欲的なモデルとなりました。
コンパクトスポーツカーとして、マツダのロードスターとVTECのCR-Xという異なるアプローチの2枚看板が世界に誇る日本の宝と称賛されました。
CR-X デルソル 3代目EG1/2型(1992年-1997年)
3代目のCR-Xはデルソルというスペイン語の太陽のいう意味を持つペットネームになったように、2シーターオープンというストイックなスポーツカーからラテンのノリの明るく軽いモデルとなりました。
エンジンは、VTECのB16A型エンジンを更にチューニングして最高出力は170PSまで達していましたが、ボディーと足回りは攻めるモノではなくなりスポーツカーとしての魅力は薄れ、しかもスペシャリティーカーとしては2シーターということで利便性が低く余り多くのユーザーの支持を得ることは出来ませんでした。
フルモデルチェンのホンダ新型CR-Zが驚異の速さのまとめ
どうでしたか?ハイブリッドシステムを搭載した新型CR-Zは次世代のスポーツカーになりそうですね。
しかも本格的スポーツカーとしてタイプRまで用意されます。
やはりこの新型CR-Zで2リッターエンジンのFF車最速を狙ってくるのではないでしょうか?
ハイブリッドシステムのスポーツカーは高級車というイメージしか今はありませんが、新型CR-Zではコンパクトスポーツという概念を打ち立てて貰いたいですね。
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