トヨタのエスクァイアはなぜ後発なのに人気なのか?
この記事のもくじ
トヨタのミドルクラス・ミニバンである「エスクァイア」は、2014年に発売を開始しました。
2016年には特別仕様車が発売され、つい先日2017年7月3日にマイナーチェンジの発表がありました。現在、高級ミドルクラス・ミニバンとして注目されている車です。
「エスクァイア」を含め3兄弟と言われている「ノア」と「ヴォクシー」も同時期にマイナーチェンジの発表をし、2016年の3兄弟のトータル販売台数が19万台に達したこともあり、今回の発表の注目度はとても高かったといえるでしょう。
今回の記事では、そんなトヨタのミニバン界の超新星である「エスクァイア」の魅力に迫りたいと思います。
「エスクァイア」の魅力は、色褪せない普遍的な価値にあり
見た目からもわかる通り「ノア」は落ち着き、「ヴォクシー」はヤンチャ、「エスクァイア」は大人な雰囲気を兼ね備えています。
車体のベースは同じなものの、デザインや内装にそれぞれの雰囲気を表現しています。中でも、「エスクァイア」の高級感はさらにパワーアップしてきていますよ。
<少し人とは違うミニバンに乗りたい人向けの車>
「エスクァイア」は、「ノア」「ヴォクシー」の価格と比べると、20万円ほど高く価格の設定をしています。それは、ほかの2種と高級感という差別化を図るためでしょう。
全体的なコストを考え、落ち着いた雰囲気を好むのであれば「ノア」。見た目のデザイン性やスポーティな雰囲気を好むのであれば「ヴォクシー」がいいでしょう。見た目の雰囲気で人気があるのは「ヴォクシー」で、街中で走っている姿をよく見かける方も多いのではないでしょうか?
実際、私の知り合いでも圧倒的に「ヴォクシー」の割合が多いです。
では、「エスクァイア」を購入している人はどこに価値を感じて購入しているのでしょうか?
私の知り合いや、口コミサイトからまとめたコメントをご覧ください。
- 高級な雰囲気が気に入った
- 人とは違うミニバンに乗りたかったから
- スライドドアが標準装備だったのがよかった
- ほかの2種よりも、フロントの視界が広かったから
「高級感」や「ほかの人とは違う車に乗りたい」という意見が多くありました。
フロントマスクは実は好きじゃない人が多い?
その中で共通しているコメントは、「フロントのデザインが最初は気に入らなかったけど、何度も見ていたら好きになってきた。今はすごく満足している。」という意見です。
「エスクァイア」を選ばない人の一番の理由は、フロントのデザイン性でした。私の知り合いが、10人中10人にダメだしされたと言っていたぐらいです。(笑)
<経年劣化しないモデルを買いたいと思いませんか?>
ヴォクシーと比べてしまうと少し人気が劣る「エスクァイア」。
そんな「エスクァイア」には、見た目にはないとても魅力的な装備が充実しています。
実際、車のオーナーは車の中にいることが多いですよね。見た目のカッコよさは、一瞬ですが、車の中の高級感は乗っている間ずっと感じられます。
人も車も中身で勝負しましょう!
そして、「エスクァイア」は年を重ねるごとにその高級感が自分に馴染んでくる車だと思っています。20代から30代になっても、30代から40代になっても、変わらない高級感があります。
<トヨタ新型エスクァイアのエクステリア>
フロントの新旧の比較
〇フロントグリルの大幅改善
マイナーチェンジ前後で、フロントグリルの高級感がパワーアップしました。
「エスクァイア」の特徴であるフロントグリル。旧型に比べ、T字の部分が左右に広くなり、メッキ部分の感覚が広くなっています。
または、グリルの一つ一つが大きくなっているという表現もできますね。私個人の意見ですが、アルファードやヴェルファイアの高級感に近くなった印象を受けました。
〇LEDフォグランプの標準装備
続いて、顔のデザイン性に影響を与える「ライト」はどうでしょうか?
マイナーチェンジ後のヘッドライトは、旧型のライトに比べ、目がキリっとしていますね。
また、フォグランプの形も大きく変更され、さらにLEDフォグランプがエスクァイア全グレードに標準装備となりました。これは、高級志向の方にはうれしい装備ですね。
〇アルミホイールのデザインがよりシンプルに!
アルミホイールの違いにもご注目下さい。
個人的に、マイナーチェンジ後のアルミホイールのデザインのほうが、シンプルかつ高級感を感じられます。
もともと、15本スポークであったデザインから、10本スポークに変更。光沢のあるダークなデザインに仕上がっています。
※エスクァイアのタイヤの欠点※
エスクァイアのタイヤについて、「フロントグリルの高級感かつダイナミックさに対して、タイヤのインチが小さい」という意見が多く出ているようです。
標準装備のアルミホイールは15インチ。確かに少し小さいという印象ですが、デザインの変更により、高級感は保たれていると思います。
もし、小さいと感じるのであれば、ご自身でインチアップされることをお勧めします。
〇パワースライドドアが標準装備
「エスクァイア」は高級志向のため、なんと言っても装備が充実しています。
子供がいる家族には必須と言ってもいいぐらいの「パワースライドドア」。一般的なミドルクラス・ミニバンでは、パワースライドドアはメーカーオプションになっており、約6万もするんですね。高い。
Xiというグレードには、助手席側のパワースライドドアが標準装備。Giというグレードには、両側のパワースライドドアが標準装備になっています。
注意点としては、もしかするとスライドスピードが遅い!と感じるかもしれません。
確かに、急いでいる時には遅いと感じるでしょう。口コミサイトにもそのようなことを書いている方をいましたが、慣れるとも書いてありましたので、ご心配ないと思います。
<トヨタ新型エスクァイアのインテリア>
内装の新旧の違い
「エスクァイア」の高級感といえば、内装ではないでしょうか。先ほども、中身で勝負しまそう!といいましたが、内装の装備の充実にも目を向けていただきたいと思います。
〇本革巻きのステアリング
さぁ、ここからはドンドン高級感が感じられてきますよ。
まずはステアリング。本革巻き3本スポークステアリングは、全グレードで標準です。
わざわざ、本革のステアリングカバーを買わずとも、標準で高級感を味わえるんですね。運転するたびに、革の質感を感じられそうです。〇シートは合成皮革シート?
Giグレードでは、合成皮革シートが標準です。さらに、Xiグレード(ハイブリッドは含まない)以外では、すべてのグレードで快適温熱シートが標準装備になっています。
寒い地域の方にとっては、うれしい装備ですね。
エスクァイアの口コミを見ると、合成皮革シートが素晴らしいという反面、革のシートは滑りやすくてモノが落ちてしまうという欠点があります。
しかし、人によって滑る・滑らないと分かれているようでしたので、試乗の際に確認していただきたいポイントです。〇収納が少ないという欠点を改善してきた
マイナーチェンジ以前では、高級志向がゆえに収納が少ないという欠点がありました。
Xiのガソリングレード以外ではありますが、運転席と助手席の間に独立型のコンソールボックスが標準装備となったのです。
しかも、この独立型コンソールボックスのは、充電専用のUSB端子がついているので、後部座席に乗っている人でもスマホの充電ができるようになりました。〇ちょっとした気遣いがありがたい
さらに、収納という面でもう一つの欠点であったのが、後部座席のドリンクホルダーです。
そこも改善もしっかりしてきているところが、さすがトヨタだと感じますね。
では、どこにドリンクホルダーを装備してきたかというと、助手席の後ろに設置されています。
運転席から手を伸ばしても届く距離なので、お子さんが後部座席に乗っていても安心して飲み物を渡すことができますね。
また、このドリンクホルダーは格納できる装備になっているので、使わない時は折りたたんでスッキリします。〇7人乗り or 8人乗り
ここで悩む方が多いのではないでしょうか?価格としては、7人乗りのほうが3万円高く販売されています。
しかし、実際8人乗ると、狭いと感じてしまうのがこのミドルクラス・ミニバンです。私もミドルクラス・ミニバンを愛用しているのでよくわかります。
結局、友達と旅行に行ったり、スキースノボーを楽しんだりするときは、MAX6人と決めていました。運転手に影響はありませんが、2列目と3列目の真ん中に座る人が一番疲れてしまうんですね。
そのため、個人的には7人乗りをお勧めしたいと思っています。
2列目と3列目をウォークスルーできたり、2列目のシートをくっつけて使用したりすることもできるからです。
<セーフティセンスCが搭載されているのは高評価>
トヨタの自慢の先進技術である安全装置「セーフティセンスC」が搭載されています。
ミニバンは家族で乗ることが多いモデルだけにもしもの事故の時に安全性が高いのは嬉しいですね。
<最後には自分で乗って自分の感性で感じて>
もっと細かな装備はありますが、最初にもお伝えしたように「人とは少し違うミニバンに乗りたい人」や「年を重ねても高級感を味わいたい人」に向け、代表的な装備をお伝えさせていただきました。
トヨタのミニバン界の超新星エスクァイアの人気の魅力とは?のまとめ
いかがでしょうか?少しでも「エスクァイア」の魅力が伝わったのであれば幸いです。
実際、口コミサイトを見ていると、「乗ってみたら意外とよかった」、「試乗したら、家族全員が満足したので買った」という声が多数ありました。
人も車も、大切なのは中身だと私は思っています。
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