マツダの2019年から2021年のモデルチェンジ予定のスケジュール表
この記事のもくじ
現在は世界的に評価の高いマツダですが、これは現在展開するSKYACTIV技術の高い評価とマツダ車全車で採用する鼓動デザインの美しさが、欧州のプレミアムカーに肩を並べるレベルであることに起因しています。
実は車の完成度とその業界の評価ほどには販売台数が伸びていないのが実情であり、その点を踏まえて本当のマツダの戦いがこれから始まるとも言えます。
そんな重要な局面がこれからの数年間なのです。
その2019年から2021年までのマツダが送り出す新世代のモデルを見ていきたいと思います。
公式に発表のあった内容から予想のスクープ情報までをスケジュール方式で紹介していきたいと思います。
これからのマツダを占う意味での注目すべき点
2019年からの具体的なモデルチェンジスケジュールを見て行く前に簡単にマツダの状況を簡単に説明したいと思います。
現在のマツダのモデルは新世代商品群として第6世代と呼ばれるモノにあたり、この第6世代はエクステリアデザインに鼓動デザインを採用しフロントマスクは5ポイントグリルの統一マスクをマツダの全てのモデルで採用しています。
そして技術面においてはプラットホームやエンジン・トランスミッションといった基本コンポーネンツを部署ごとに開発するのではなく、全ての統一性を持たせた開発を行うという概念を取り入れたスカイアクティブ技術を搭載したモデルとなります。
本来であればこの新型CX 5にはSKYACTIV技術のジェネレーション2が搭載されるはずでしたが、開発期間が間に合わず新型CX 5はSKYACTIV 技術のジェネレーション1の最終モデルとして完成度の高いモデルとなりました。
これにより2019年に登場するアクセラが新世代商品群の第7世代の第1弾のモデルとなり、且つSKYACTIV 技術のジェネレーション2を搭載した最初のモデルになります。
この第7世代のエクステリアデザインは鼓動デザインを継承し基本的なラインはそのままとした上で更に洗礼された上質感のあるものへとブラッシュアップしてプレミアムカーと呼ぶに相応しい外観を手に入れるものと予想されています。
マツダの注目点のまとめ
- 新世代商品群は第7世代へ
- スカイアクティブ技術もジェネレーション2へ
- デザインは鼓動デザインが次のステップへ
ではそれぞれのモデルチェンジを見ていきましょう。
2017年にモデルチェンジした主なモデルを振り返る
2018年にはニューモデルが登場しませんでしたから、事実上2017年が第6世代商品群の最終年になりました。
マツダはミニバンから撤退することが決定したので、現在のユーザーを受け止める受け皿としてSUVの3列シートモデルで7人乗り・8人乗りのモデルを日本に導入することで対応しようとしています。
そのコンセプトで開発されているモデルが日本向け専用モデルのCX-8であり、北米向けモデルとして開発されたCX-9になります。
マツダでさえもフルラインナップ自動車メーカーから専門的なメーカーへの変更強いられているのが、現在の自動車業界の実情だということです。
マツダ新型CX-5 フルモデルチェンジ 2017年2月2日発売
マツダが誇るスカイアクティブ技術と鼓動デザインに寄る車造りの第一世代が全て登場してここからが次世代型へと切り替わっていきます。
スカイアクティブ技術に関しても新設計のエンジンを搭載するなど第一世代から大きな進歩を遂げますが、実は第二世代モデル用の新プラットフォームは使用されていません。
このモデルに関してはスカイアクティブ1.5世代という移行途中のモデルということになり、噂になっていたクリーンディーゼルにマイルドハイブリッドシステムを搭載したエンジンに関しても延期となりました。
ただしそれでも十分な進化と魅力を満載したモデルとして登場したことには変わりありません。
マツダ新型CX-5の詳しい内容は⇩の記事を読んでみて下さい。
マツダCX-3 マイナーチェンジ
マツダCX-3も基本的に毎年マイナーチェンジをしています。
このガソリンエンジンは元々海外ではラインアップされていたものですから、このモデルはタイからの輸入となると思います。ただやはり運動性能を考慮してガソリンエンジンでも1.5Lではなく2Lのみとなっています。
マツダ新型CX-8 新型モデル
CX-8はマツダがミニバン市場からの撤退を決定したことで、プレマシーとビアンテの新型モデルの開発を辞めたことを受けて、その受け皿として開発されたモデルです。
ベースはCX-5であり基本的なコンポーネンツは共有していますが、3列シートを搭載するために全長は延長されています。
CX-8については、下記のページにも書いてありますので、ご覧になってください。
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誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
2018年マツダのモデルチェンジとは?
2019年はマツダにとって非常に大きな節目となります。それは新世代商品群としては、第7世代のモデルであり且つ搭載する技術はSKYACTIVジェネレーション2を積んだモデルが登場するからです。
そして具体的な技術としてもHCCI燃焼を活用した新エンジンやマイルドハイブリッド・クリーンディーゼルハイブリッド等が続々と投入されていくでしょう。
日本車の歴史を塗り替えるようなモデルが登場する可能性も十分ありますので、2019年のマツダには注目してください。
そしてその大きな改革を前に2018年は、フルモデルチェンジと新型車の投入はありませんでした。
2018年の主なマイナーチェンジモデル
- 新型CX-5
- 新型CX-3
- 新型アテンザ
- 新型ロードスター
2019年のマツダのフルモデルチェンジ&ニューモデルの登場予定
2019年の注目は、何と言っても新型アクセラの登場です。
マツダ新型アクセラ フルモデルチェンジ
2016年に発売の新型CX-5はマツダ社内事情により開発を急いだために新開発のプラットフォームが間に合わなかったためにスカイアクティブ1.5世代と言えるモデルとなりました。
現行モデルでも評判の良いスカイアクティブ技術ですが、この新型アクセラでは更なる進化を見せてくれるでしょう。
マツダ新型アクセラの詳しい内容は⇩の記事を読んでみて下さい。
マツダ新型CX-9 新型モデル
CX-9は海外で販売されている大型SUVの3列シートモデルで7・8人乗りを可能としたファミリー向けモデルです。
日本に導入されたとしても日本の道路事情から考えるとやや大型すぎるボディーサイズということもあり販売台数が多く見込めるモデルではないので、あくまで北米の販売状況を睨みながら、どのタイミングで日本で販売するかということが決まる事になるでしょう。
そしてCX-8の販売好調を受けて2019年に登場する可能性が高いと予想されています。
CX-9がどの様なモデルなのかは、下の記事に詳しく書きましたのでそちらをご覧になってください。
マツダ新型CX-4 新型モデル
世界的なブームのSUVですが、様々な種類のモデルが登場しています。
ヨーロッパや中国ではすでに発売されているのですが、この手のモデルに人気がない日本のマーケットでは投入が控えられていました。
しかし苦戦が予想されたCX-8の販売が好調な事やプレミアム性が高いレクサスのUXも高い人気を得ていることで日本でも販売する可能性が高まっています。
2020年のマツダのフルモデルチェンジ&ニューモデルの登場予定
2020年にフルモデルチェンジと新型車の予定されているのは、アテンザのフルモデルチェンジです。
さすがに少し先の話なのでマイナーチェンジの予定に関しては、まだ細かく出てきていませんから、詳細がわかり次第こちらに随時追記していこうと思います。
マツダ新型アテンザ フルモデルチェンジ
2020年を目標に開発はされているのが、マツダのフラッグシップモデルのアテンザです。
モデルチェンジの内容は、マツダの第二世代となる最新のスカイアクティブ技術(SKYACTIVジェネラル2)を搭載します。
現在のマツダの方針としては基本的な技術は車の排気量や車格に関係なく全ての車に搭載する方針であり、そのこともありアテンザに関しては現在のマツダの全ての車種に搭載されている技術は全て搭載されます。
その上でアテンザで初搭載となる可能性が高い新技術が2種類あります。
- :1つ目は着火システムの技術でHCCIとよばれる予混合自己着火技術でガソリンエンジンで自己着火させることによりパワーをロスなく引き出し燃費を向上させるというものです。
- :2つ目はクリーンディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて燃費を向上させるだけでなくエンジンを止めてモーターで走行することによりディーゼルエンジンの不快音を減らすことを可能とします。
ただしこの技術に関しては新型アテンザのフルモデルチェンジのタイミングによっては新型アクセラか新型CX-5のマイナーチェンジに追加モデルとして先に搭載される可能性があります。
そしてまだ確定的な話としては聞こえてこないのですが、アテンザがマツダのフラッグシップカーとしてヨーロッパでプレミアムカーを互角の戦いをするためにFRかするという話もあります。
確かにスポーツセダンとして上質な走りを追求していくとFRという駆動方式は大きなアドバンテージになるでしょう。マツダがどの様な決断をするのか、大注目です。
マツダ新型アテンザの詳しい内容は⇩の記事を読んでみて下さい。
マツダCX-3 フルモデルチェンジ
CX-3は第6世代商品群のなかでも後半に開発されたモデルであり、特にそのエクステリアデザインに関しては同じ世代のCX-5でも2代目の新型と同じレベルにある最新のモノでした。
それ故にデミオよりも後のフルモデルチェンジと見られていましたが、ライバルのコンパクトSUVに対して販売は余り良くありませんでした。
現行モデルのエクステリアデザインが非常に優秀なだけに新型モデルのデザインがどのように変わるのかは注目を集めます。フルモデルチェンジが非常に楽しみなモデルと言えますね。
詳しくは下の記事にその内容を書いていますので読んでみてください。
2021年のマツダのフルモデルチェンジ&ニューモデルの登場予定
マツダの魂ともいえるロータリーエンジンがピュアスポーツカーの新型RX-7と共に復活をします。多くのファンが長年待ってきた日がついに訪れようとしています。
ローターリーエンジンとRX-7の2つの同時の復活ですからマツダファンが熱狂的になるのも当然です。
そして注目のもう1台がデミオです。
鼓動デザインは塊感を強く意識したデザインなのでボディサイズが小さいモデルとの相性が良くコンセプトを如実に表すのが正にデミオだと言えます。そのために第7世代の鼓動デザインを究極に表したデザインばデミオとなる可能性が高いです。
そういう意味で、デミオには注目ですよ。
マツダ新型デミオ フルモデルチェンジ
SKYACTIV技術と鼓動デザインが好評なデミオですが、フルモデルチェンジを迎えることでSKYACTIV第2世代へと進化します。
デザイン的には現在の鼓動デザインを更に凝縮した形で塊感のあるものとなり、新開発のプラットホームから変更になった走りはワンクラス上の走行性能を発揮するとみられています。
現在のデミオと同じように居住性に関しては他のライバルモデルよりは劣るもののその美しいエクステリアデザインと高級感のあるインテリアそして重厚感のある乗り味と言った点はさらに磨かれると予想されます。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
マツダ新型RX-7 フルモデルチェンジ
マツダの魂ともいえるロータリーエンジンがピュアスポーツカーの新型RX-7と共に復活をします。
2019年の東京モーターショーで、そのコンセプトモデルと市販化のスケジュールはワールドプレミアされる予定ですが、実際の市販モデルはそこから約1年後というスパンを経てのものとなるでしょう。
その分新しい時代のスポーツカーを名乗るにふさわしい車となることでしょう。
詳しい内容に関しては下の記事に書きましたのでそちらをご覧になってください。
フルモデルチェンジ&新型車の最新情報のまとめ
2019年から2021年までのマツダのモデルチェンジのスケジュールを見てきました。
現在のモデルは完成度においても非常に高い評価を得ているにも関わらず営業面での販売台数においてはその評価ほどの伸びを示していないのが現状です。
そう考えると第7世代商品群に当たる革新的なモデルの技術やデザインが成功しなければマツダは経営的にも苦しい立場に追い込まれることがわかっています。
しかしマツダは商売は決して上手くはありませんが技術屋の職人魂を強く持ったメーカーなだけに革新的な技術に挑戦をして成功を勝ち取ってもらいたいものです。
皆さんも2019年から始めるマツダの挑戦に大注目ですよ!
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