スズキ・ハスラーの歴史とモデルチェンジの最新内容
この記事のもくじ
スズキのハスラーは、オシャレな軽自動車SUVとして新発売から高い人気を維持していますね。
やっぱりハスラーが人気な最大の理由は、愛くるしいエクステリアデザインだと思います。
車のエクステリアデザインと言うのは、要は足切り基準ですからね。
しかもハスラーは、走破性能が良くて快適性も高いですし、更に燃費も良いのですから、その人気も納得とも言えます。
そう考えるとハスラーの爆発的な人気は、スズキ自動車が自分たちのノウハウを駆使して築き上げた結果だとも言えるものなんですね。
今回は、ハスラーのモデルチェンジの最新情報と大人気の現行モデルを見ていきましょう。
スズキ新型ハスラーのモデルチェンジ情報
スズキ新型ハスラーのフルモデルチェンジの内容は?
ハスラーは生産メーカーのスズキ自身が予想外だった程、大ヒットモデルとなりました。
予想外の大ヒットモデルというのは、モデルチェンジサイクルを敢えて長くすることも多いのですが、ハスラーにおいては当てはまらないようです。
しかもその内容に関しても本格的なものとなりそうです。
ここではその一つ一つを見ていきましょう。
スズキ新型ハスラーのプラットフォーム
- 次世代型超軽量プラットフォーム「ハーテクト」
新型ハスラーでは、根本的な改革が予定されていて、それが次世代型超軽量プラットフォーム「ハーテクト」の採用です。
この次世代型超軽量プラットフォーム「ハーテクト」は、アルトで初採用されてから新型ワゴンR等スズキの多くのモデルに採用されて行く予定のモノです。
次世代型超軽量プラットフォーム「ハーテクト」の特徴は、スズキが打ち出した軽量化の追求を具現化したもので、フレームの材質や構造をネジや接着剤にまでチェックして徹底的に改善・簡略化を追求した事で実現しています。
「ハーテクト」の採用によりその車両重量は700kg前後を実現し、実に約50kgもの軽量化を実現すると予想されています。
これにより目標となる燃費性能は、JC08モード34,5Kg/Lとも言われています。
しかもその恩恵は燃費性能だけでなく、新型アルトを見ても分かるように高い運動性能を実現することとなり加速性能だけでなくコーナリング性能においても大幅な進化を見せると思われます。
そしてその運動性能が直接的に表れる面が、ラフロードの走破性でありラダーフレームを採用する新型ジムニーには及ばないものの軽量ボディーと高いボディー剛性が生み出す安定感のある性能は、クロスオーバーSUVとは思えないレベルのモノとなります。
スズキ新型ハスラーのボディーサイズ
- 全長:3,395mm×全幅:1,475mm×全高:1,665mm
- ホイールベース:2,460mm
新型ハスラーも軽自動車ですから、基本的にボディーサイズは変更がなく自由に設定できる全高も運動性能を追求するとこれ以上高くなることはあり得ません。
スズキ新型ハスラーのパワーユニット
R06A型:水冷4サイクル660CC直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT
- エンジン最高出力:52ps/6,500rpm
- エンジン最大トルク:6.1kgm/4,000rpm
モーター型式:WA05A 動力用主電池:リチウムイオン電池
- モーター最高出力:3.4ps/1,000rpm
- モーター最高トルク:5.2kgm/100rpm
目標燃費性能:JC08モード34,5Kg/L
エンジンに関しては、スズキのメインエンジンであるR06A型をマイルドハイブリッドと組み合わせたモノを搭載します。
このエンジンは、現在も新型のワゴンRハイブリッドに搭載されているものですが、リチウムイオンバッテリーとISG:モーター機能付発電機の性能を向上させて、パワーアップを図り最高出力:3.4ps、最高トルク:5.2kgmとなります。
燃費性能に関しては、このマイルドハイブリッドシステムの性能向上だけでなく、アイドリングストップの作動時間と範囲も広げることでJC-08燃費30.0km/l以上が目標とされています。
この他に自然吸気エンジンやマニュアルミッションも引き続き搭載されて選択可能となります。
スズキ新型ハスラーのエクステリアデザイン
新型ハスラーでは、内容面では大幅な変更が施されるのに対してエクステリアデザインはキープコンセプトに留まります。
ヘッドライトやサイドミラーなどは時代を反映させた最新のものへと変更となりますが、ボディーカラーにおいても多くの種類と2トーンルーフなど遊び心溢れるものを多くラインナップさせているだけに目新しいものはありません。
クロスビーのデザインに近いモノとなるという話も聞きはしますが、そもそもクロスビーがスモールカー版ハスラーであり、そのデザインはサイズの制限がなくなった中でハスラーを書き起こしたデザインに過ぎません。
実際に並べて見てみましょうか?↓が現行モデルのハスラーです。 そして下がクロスビーです。
大ヒットした車のモデルチェンジは基本的にキープコンセプトでほぼ変わらないか、コンセプトごと変更して大改革と施すかのどちらかになるのが定石なんです。
そしてハスラーはヒットモデルにも関わらず短いスパンでのフルモデルチェンジという事もあり、遠目には見分けが付かないレベルでの同じデザインが採用される事となります。
同じ手法で最近フルモデルチェンジされたモデルが、ホンダのN-BOXです。プラットフォームもエンジンも新開発という異例の大改革でしたが、エクステリアデザインは殆ど変わりませんでした。
初代モデルが大ヒットなだけに選択された手法で、ハスラーも正に同じ手法が取られます。
ちょっと比べてみましょうか?下の写真が初代N-BOXの写真です。 そしてこちらが新型となる2代目N-BOXになります。
遠目に同じというよりも、グレードが違うだけに見えるレベルですよね。
これで中身はまるっきり別もんですからね。
これと同じように新型ハスラーもエクステリアデザインはほぼ同じで発売になると思ってください。
スズキ新型ハスラーの先進予防安全技術
現行型のハスラーには、安全装備に単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたシステムとなるデュアルカメラブレーキサポートを使った先進安全システム・スズキセーフティー・サポートが搭載されています。
デュアルセンサーブレーキサポートは、既にスズキの最新モデルであるワゴンRやクロスビーには実装されていて、センサーとカメラをフロントガラスに搭載することで大幅に対人対物の認識性能を向上させて、動いている人や車の歩行者をも補足できる性能を有します。
これにより対向車の認識を可能となるので、オートハイビームも搭載されます。
これ以外にも搭載が予定されている先進技術があります。
車庫に止める際や縦列駐車などの運転時において車両周辺の障害物との距離が一定以上地数いた際に、ブザーや表示で運転者に知らせるリヤパーキングセンサーや、後方に障害物があるにも拘らず運転者がアクセルペダルを踏み込んだ際に発進を抑制する後方誤発進抑制機能、後退時の衝突被害を軽減できるブレーキの後退時ブレーキサポートも搭載される予定です。
新搭載が予定される先進予防安全技術
- デュアルセンサーブレーキサポート
- オートハイビーム
- リヤパーキングセンサー
- 後方誤発進抑制機能
- 後退時ブレーキサポート
スズキ新型ハスラーのラフロードの走破性能
スズキの軽自動車SUVとして、ラダーフレームを持つクロスカントリーの新型ジムニーには及ばないにしても、クロスオーバーモデルとしては非常に高い走破性を持つモデルとして性能アップが施されます。
これにより雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面でも、より安全にそして簡単に走破できる性能を追求します。
スズキ新型ハスラーの車両価格
ハスラーがヒットモデルとなった理由の一つに、コストパフォーマンスに優れている点があります。
このことはスズキも良く理解していますので、先進予防安全技術の搭載分を上乗せする程度に留めて、事実上の車両価格は据え置きとなりそうです。
コスト意識に関しては自動車メーカーでも随一と言われるスズキだけに拘って新型も開発されています。
スズキ新型ハスラーのクーペモデルの発売は?
スズキのハスラーは何度か、クーペモデルが発売になると噂になったことがあります。
SUVなのにクーペ?と思った人もいると思います。
この写真のモデルは、2013年の東京モーターショーにスズキがコンセプトカーとして出展したものです。
ハスラークーペとは言いますが、2ドアクーペではなくルーフが低く美しいエクステリアを持つ4ドアクーペになります。
ルーフの後方は、1550mmとなっていて標準仕様から80mmも下げられていて、流れる様なラインを描いています。
実際にN-BOXではルーフを切り落としたN-BOXスラッシュが発売されましたしね。
しかしこの頃のホンダは吹っ切れた感がありますね(笑)
ホンダならともかく、堅実なスズキはこういうノリのモデルを発売する可能性はかなり低いでしょう!
カッコは良いので、残念ではありますが、、、、、、動画で見ると本当にスタイリッショなのが分かりますよ。
スズキ新型ハスラーのモデルチェンジの日程
では、新型ハスラーのモデルチェンジはいつになるのでしょうか?
次回のモデルチェンジのタイミングを知るうえで、今までのモデルチェンジや特別仕様車の発売日が参考になります。ただハスラーの場合は現行モデルが新型車のためにフルモデルチェンジは行なわれていません。
- 2013年12月24日 新型車ハスラー発売開始
- 2014年 12月25日 ハスラーの初の特別仕様車”J STYLE”を発売開始
- 2015年5月13日 ハスラーを1部追加装備
- 2015年 12月7日 ハスラーをマイナーチェンジ
- 2015年 12月7日 特別仕様車”J STYLEII”を発売開始
- 2017年 12月4日 ハスラーをマイナーチェンジ
- 2017年 12月4日 特別仕様車FリミテッドII・J STYLEIII
- 2018年 7月17日 特別仕様車タフワイルドを発売
この様に2013年12月に新発売されて2015年の12月のマイナーチェンジですから、ちょうど2年のスパンで行われています。
スズキは割とスケジュール通りのモデルチェンジが行われるのですが、これには理由があるんです。車はモデルチェンジが行われると当然ですが販売台数が伸びます。つまり年次の販売目標はモデルチェンジを前提として計算してあります。
スズキは販売計画を緻密に達成している会社で目標を達成するために計画通りモデルチェンジを行う傾向が強いのです。
これはスズキの手のモデルとの兼ね合いも当然考慮されています。スズキの主力の軽自動車モデルのサイクルを見ると。
- 2015年 アルトのフルモデルチェンジ
- 2017年 ワゴンRのフルモデルチェンジ
- 2017年 スペーシアのフルモデルチェンジ予定
となります。
2019年内にハスラーのフルモデルチェンジ
ハスラーのベースとなるワゴンRは2017年フルモデルチェンジされることで、その約2年後と言うタイミングがノウハウの活用と言う意味でもベストなタイミングとなります。
スズキは燃費問題の影響からモデルチェンジサイクルがズレ込んでしまい、スイフトとワゴンRに関してはモデルチェンジが遅れてしまい2017年になってしまいました。
そのことからもハスラーのモデルチェンジに関しても予定よりも遅れたタイミングで行われることと思われます。
2019年の東京モーターショー2019で、新型ハスラーを発表すると思います。
スズキ新型ハスラーのライバル車の動向
現在の日本の軽自動車にはライバルとなるクロスオーバーのSUVは、ハスラーしかありません。
軽自動車クロスオーバーを好めば1択しかないこともハスラーの人気の秘密です。
ミツビシ新型パジェロミニ
先程軽自動車クロスオーバーはハスラーしか存在しないと書きましたが、ミツビシはハスラーの成功を見てパジェロミニをモノコックボディーのSUVとして復活させようとしています。
昔はスズキのジムニーのライバルであったパジェロミニが、今度はスズキのハスラーのライバルとして再登場となるわけです。
スズキ新型ジムニー
結局のところ軽自動車のSUVはハスラーとジムニーしかないために、同じメーカーながらジムニーと比較して買う人も多いのではないでしょうか。
ただしラフロードの性能を求める人はジムニー、居住性や快適性を求めればハスラーを選択することになるでしょうから、自身の求めるニーズが何かで明確に選択肢が決まるのも事実でしょうね。
ダイハツ・ウェイク
厳密なジャンルは異なりますが、アウトドア思考のユーザーと言う意味では同じなので、ウェイクかハスラーかで悩むユーザーは多いと思います。
悪路を走ることを優先したユーザーがハスラーを買い、車載性や車内泊を優先したユーザーがウェイクを買うという別れ方をするので、ウェイクもライバル関係なのは間違いないでしょう。
スズキのハスラーが人気の理由の秘密とは?
ハスラーは、スズキが発売した軽自動車の久しぶりのニューブランドSUVでした。
本来のSUVというジャンルの車は、昔は少しマニアックなジャンルの車でした。
しかしランドローバーのイヴォーグの発売が火をつけたことで、クロスオーバーSUVが世界的ブームとなり、スズキもこれを習うように軽自動車で造った車がハスラーでした。
因みにランドローバーのイヴォーグは、ミドルクラスのSUVでラフロードの性能と無骨なデザインを売りとしていたランドローバーが、都会的で美しいデザインを採用した新しいモデルでした。乗用車のモノコックボディーを使えるとこで、気軽にSUVが開発できるとあって、世界中の自動車メーカーが多くの車種をリリースし、ブームとなっています。
特にランボルギーニやポルシェなどオフロードとは無縁のメーカーも発売しているというか、むしろその方が売り上げ的に貢献しているケースもあります。
実際の人気の高さはハスラーを造ったスズキの予想を超えるもので、スズキ自体も驚いたと思います。
ただしこの人気は偶然の産物ではなくスズキの持つこれまでのノウハウに基づいて構築されたという理由があるんです。
そのハスラーの人気の秘密を見てみましょう。
ハスラーの人気はスズキ自動車の人気車種の集合体
スズキのハスラーに対する思い入れは非常に高く、実はハスラーはスズキ自動車の集大成と言えます。
その要素は大きく分けて4つに大別出来ますから、その要素を1つ1つ見ていきましょう。
①スズキ・ラパンのファニーなデザイン
SUVの多くのデザインは、機能性を重視した武骨なデザインの車が多いです。しかしハスラーは本来のSUVにはないような丸みを帯びたファニーなイメージとして、可愛らしい親しみやすいデザインとしました。
ドクタースランプのポスターでの鳥山明のキャラとのコラボは、本当にマッチしていたと思いますね。
っていうか、鳥山明のデザインを意識してハスラーのデザインを決めたんじゃないの?って思えるのは私だけではないでしょう?更にその象徴的な表れのCMも良かったですね。
スズキ・ハスラーのCM
ハスラーのCMは、鳥山明氏の漫画ドクタースランプ・アラレちゃんとももいろクローバーのコラボに寄るもので、ポップでオシャレな世界観を広げています。
②スズキ・ワゴンRの室内空間の快適性
今までのSUVの車では、走破性を重視して室内空間は大切にされていませんでした。
これがハスラー1台ですべてをこなさなければいけないファミリー層も、ハスラーを選べるようになった理由です。
このことにより軽自動車で、すべてをこなせるSUVを待っていた人たちが飛びついたことにより、販売数を伸ばすことになりました。
③スズキ・ジムニーのSUVの走破性
SUVとはラフロードを走るための専用の車で、乗用車では走れないような荒れた道でも走破することが出来る多目的車です。
これは北海道や東北部などの雪が降る地域や、釣りやキャンプを趣味とする人から望まれる性能です。
このラフロードの走破性能に関しても、スズキ自動車のジムニーの技術を余すところなく投入してハスラーのその可愛い外観に似合わないほど高性能な面を持っています。
ハスラーはプラットフォームをワゴンRと共通とする普通車と同じモノコックボディーを持つクロスオーバー車であり、フレーム構造のジムニーの様な本格的クロスカントリーモデルではありません。
しかしスズキはここにも持てる限りのノウハウを投入してクロスオーバーモデルに迫る性能をラフロードでも発揮するモデルとしています。
妥協できるギリギリのラインまで持ってきているのがスズキの妙だと言えます。
④スペーシア・ワゴンRの燃費性能
Sエネチャージを積むハスラーの燃費は32.0km/Lです。これは軽自動車のSUVとしては驚異的です。
この理由は、SUV車は走破性を高めるための装備により重量が重くなってしまうことや燃費向上に貢献する空気抵抗の低いデザインを採用することが難しいからです。
その軽自動車のSUV車の常識を変えてしまったのがハスラーと言えます。
経済性や環境対策が叫ばれる現代で、SUVが欲しいけど燃費が悪くて奥さんを説得できないなんてお父さんが安心して購入することが出来るようになったんです。
では、スズキはどのようにして燃費性能を向上させたのでしょうか?それはSエネチャージにあります。
エネチャージ・Sエネチャージとは?
そもそもエネチャージ・Sエネチャージとは何なのでしょうか?
エネチャージ とは、従来の車の様に発電にガソリンを使うことなくエネルギーを再回収して貯蓄していますので、その分のガソリンの消費が減り燃費が向上するというものです。
Sエネチャージは、エネチャージの電気の再回収と貯蓄による燃費の改善をだけでなく、走行中でも電気モーターがガソリンエンジンの出力をアシストして走行の助力も行います。
スズキ自動車が、自社独自の言い方として軽自動車においては”Sエネチャージ”と呼んでいるというだけです。しかもスズキの車種でも軽自動車以外は、普通にハイブリッドと呼んでいる点が分かりにくくしているとも言えます。
しかも分かりにくい理由はもう1つあり、実はハイブリッドシステムと言うのは2種類あるんです。
その意味ではSエネチャージはハイブリットシステムではありますが、プリウスのハイブリッドシステムとは異なるものでもあります。
つまりプリウスのハイブリッドシステムはストロングハイブリッド、ハスラーやワゴンR・スペーシアのSエネチャージはマイルドハイブリッドと分類されるからです。
実は2種類に分類したのは、元々はトヨタがプリウスとクラウンのハイブリッドシステムの違いを説明するために使いだした言葉です。それが今は業界全体で使われる共通語となりました。
では、一般的に言われるその定義と代表的な車を見てみましょう。
◎ストロングハイブリッドとは?
ストロングハイブリッドシステムはエンジンと電動モーター共に高出力の大型のものとなりの走行状況から最も効率の良い方を選択して出力配分を決めているものです。つまり電気モーターのみの単独での通常走行や発進も可能としています。
ストロングハイブリッドシステムではどうしても複雑な仕組みになることにより技術的に難しくなることや高価になることがデメリットになりますが、大幅な燃費向上が可能になります。
ストロングハイブリッド搭載の代表車種は、プリウス・アクア・エスティマ・アコード等になります。
◎マイルドハイブリッドとは?
マイルドハイブリッドシステムはガソリンエンジンをメインの動力源としていて電気モーターはあくまで補助的なアシストのみに限られます。停止からの発進や加速時に電動モーターをアシストとして活用していることが多いです。
このマイルドハイブリッドシステムでは基本的に1つの電気モーターであることも多く小型の物でも良いのでシンプルな仕組みで実現可能なために技術的のもコスト的にも高くはならないのが大きなメリットです。
その分燃費改善に関してはストロングハイブリッドシステム程の効果は期待できません。
ストロングハイブリッド搭載の代表車種は、Sエネチャージ搭載のハスラーやワゴンR・スペーシア・インサイト・ソリオ等になります。
ハスラーの特徴が良く分かる人気のボディーカラー
実はハスラーの人気のボディーカラーを見ると、この車のキャラクターが良く分かります。
そのために昔だと8色・10色とボディーカラーがあれば色合いが分かれるように用意されていましたが、現在は2・3種類のホワイトに5・6種類のダーク系に1種類の原色系(赤)というケースが良くあります。
それがハスラーのボディーカラーのラインナップは原色系でポップなカラフルなカラーが多くあり、しかもその人気のカラーもベスト3の上位にホワイトもダーク系も入っていないというハスラーのキャラクターを象徴するものとなっています。
そんなハスラーのキャラクターを更に顕著に表しているボディーカラーランキングを見てみましょう。
ただしランキングの統計は少し前のものなので新色がまだエントリーしていませんでした。
1位 フェニックスレッドパール/ブラック2トーンルーフ
販売売り上げ台数の23%
なんと人気のボディーカラーレッドが1位です。これですね、やっぱり。普通の車でレッドが売り上げで1位にはならないですよね。
しかも約4分の1を占めるんですから凄いですね。遊び心をテーマにしたハスラーという車の真骨頂ですね。
2位 パッションオレンジ/ホワイト2トーンルーフ
販売売り上げ台数の16%
まぁハスラーはこのオレンジのイメージであることは確かになんですよね。
しかしまぁ普通はオレンジ色が売れる車は少ないですし、しかもルーフもホワイトです。こんなに遊び心にあふれる色はボディーカラーなんてないですよね、それが2位です。
通常では希少色は下取りの際には、標準カラーより下がってしまうことの方が多いのですが、極まれに非常に人気が高く通常より高値を付けるものがあります。
このオレンジはその下取りが高値となるの希少色に該当すると思われますね。3位 サマーブルーメタリック/ホワイト2トーンルーフ
販売売り上げ台数の13%
このボディーカラーもホワイトにルーフにパステル系のスカイブルーのカラーも非常にポップでハスラーらしさ満開ですね。
流石にオレンジやピンクは恥ずかしいって人がこのブルーを選んでそうですね。4位 パールホワイト
販売売り上げ台数の11%
ここでやっとホワイトの登場です。なかなかホワイトの上位が原色って車はないですね。
でも、ちょっと商用車っぽい?サイドに○○豆腐店なんてデカール張ってみたりして?
5位 クールカーキパールメタリック
販売売り上げ台数の10%
ハスラーもこのカーキも渋くて意外と合いますね。しかし雰囲気は一気に変わってハードなクロカンみたいな車に見えますね。意外と軍用車とかでも似合いそうな感じもします。
このクールカーキパールメタリックは内装色もあって車内でも渋くて良いムードをだしています。第6位 スチールシルバーメタリック
販売売り上げ台数の6.7%
個人的にはメタルメタルした明るいシルバーで塊感があるハスラーも良いと思うんですけどね。第7位 パールホワイト ブラック2トーンルーフ
販売売り上げ台数の6.3%
これも縫いグルミみたいで可愛いですね。第8位 キャンディピンクメタリック ホワイト2トーンルーフ
販売売り上げ台数の5.4%
好きという意味での人気はもっと高いのですが、流石に実際に乗るとなるとなかなか選べないですかね。ピンクが似合う人って若い可愛い女の子でしょうか?そう考えると逆に売れている方かもしれないですよね。
っていうか、この色より売れていないボデイーカラーがあることに逆に驚きます。第9位 アーバンブラウンパールメタリック
販売売り上げ台数の4.6%
でもこれはこれで渋くて良い色だと思いますけどね。都会的なクロカンのようなイメージです。第10位 ブルーイッシュブラックパール
販売売り上げ台数の4%
単色で見ると良い色なんですが、やはりハスラーのイメージに合っていないということなんでしょうね。新色 アクティブイエロー ブラック2ト―ンルーフ
私が好きなイエロー(笑)ですが、普通は人気色にはなりません!でもハスラーでは3位ぐらいはあり得ると思います。もしかすると1位にだってなるかもしれません。
人気なのハスラー特別仕様・Jスタイル2
最近の車は特別仕様車がどの車でも人気です。
昔は特別仕様車と言うと販売台数を増やすためにテコ入れしたお買い得車と言う感じでしたが、今はその車のキャラクターをより色濃く表わした高級車というモノが多くなりました。
その内容も見てみましょう。
ハスラー・Jスタイル2のボディーカラーは7色
ハスラー・Jスタイル2で選択できるボディーカラーは全部で7色になります。
昔は特別仕様車は専用色の2・3色のボディーカラーのみなんてことが多かったりもしました。
7色も選択肢があるのは嬉しいですね。しかもその内の4色は標準車と同じボディーカラーとなり残り3色がスタイルJ2の専用色となります。
標準色にもあるボディーカラーの4色
アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ
このマイナーチェンジで標準車に加わったボディーカラーです。この色が1番Jスタイル2に似合うカラーだと思います。人気があるために逆に専用色ではなく標準カラーになった色です。
メッキパーツがよく合っていてカッコいいですよね。フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ
上で見たように、このカラーが標準色での1番人気のボディーカラーです。もちろんJスタイル2でも人気のボディーカラーです。クールカーキパールメタリック
メッキパーツが生えるのかと思った渋めのボディーカラーですが、思ったよりも地味かなぁとは思います。 ブルーイッシュブラックパール
やっぱり地味な色ですが、コアな強いニーズのあるボディーカラーです。スタイルJ2 専用ボディーカラー3色
フェニックスレッドパール ホワイト2トーンルーフ
人気のレッドボディーにルーフのカラーをブラックからホワイトへ変更したものですね。専用色と言うこともありますし、人気が出ることは確実な色ですね。クールカーキパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
ちょっと渋すぎるカーキ色にはホワイトのルーフは明るさ加わり丁度いい感じじゃないでしょうかね。ブルーイッシュブラックパール ホワイト2トーンルーフ
ブラックボディーにホワイトルーフです。これもメッキパーツも生える色合いなので意外とJスタイル2には良いかもしれないです。
ボディーカラー以外のJスタイル2のエクステリアの変更点
ボディーカラー以外のJスタイル2のエクステリアの変更点に関しての説明になります。
細かい変更点は下の様になります。ルーフレールはメーカーオプションで付けれます。ハスラーには似合いますよね。
ハスラー・Jスタイル2のインテリアの変更点
今度はインテリアの変更点を見ていきましょう。
1番目に付くのはシートの素材ではないでしょうか?標準車が薄い迷彩模様のような生地なのに対して黒いファブリックとレザー調で仕上げているために落ち着いた高級感のあるものに仕上がっています。
この様にハスラーの標準グレードがポップな遊び心溢れる車に対して、Jスタイル2はメッキパーツを使用した外装や、内装がブラックとなっていたり少し落ち着いた大人の車になっています。
こうなるとどちらが高級かという話ではなく、個人的な好みで選択するということになるでしょう。
もう一つの特別仕様車ハスラー Fリミテッド
特別仕様車となるFリミテッドはカスタム車両の様な雰囲気があります。
ブラックアウトされたバンパー類により明るいボディーカラーでも派手な印象がありません。
Fリミテッドのボディーカラーは全4色
ボディーカラーは全4色と多くはありませんが、パッションオレンジ ブラック2トーンルーフ・ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ・アクティブイエロー ホワイト2トーンルーフの3色がこの特別仕様車でしか選べないルーフカラーとの組み合わせの専用ボディーカラーとなっています。
残りの1色となるクールカーキパールメタリック ホワイト2トーンルーフもJスタイルIIとの共有色となりますから4色すべてが標準グレードのハスラーでは選べないカラーということです。
しかもこの4色は魅力的な色ばかりですよね。
パッションオレンジ ブラック2トーンルーフ(C2E) ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ(C2H)アクティブイエロー ホワイト2トーンルーフ(C2G)クールカーキパールメタリック ホワイト2トーンルーフ(B3W)
ボディーカラー以外のFリミテッドのエクステリアの変更点
ボディーカラー以外のエクステリアの変更点に関しての説明になります。
ブラックオフされたバンパーやホイールが意外といい雰囲気を作ってくれています。
ハスラー・Fリミテッドのインテリアの変更点
スズキ新型ハスラーの試乗インプレッション動画
まずは車両紹介となります。
こちらは走行性能のインプレッションになります。
国さんのハスラーのレポートもあります。辛辣なことも言ってしまう国さんだけにその感想は参考になりますよね。
スズキ新型ハスラーのモデルチェンジ予定と人気の理由のまとめ
人気のある車種は、フルモデルチェンジを敢えて遅らせる時もあります。
しかし未だに人気の衰えないハスラーですが、スズキはスケジュール通りのモデルチェンジを行う会社ですから、恐らく予想通り2019年にはフルモデルチェンジされることと思われます。
今のところこの新型プラットフォームの評価は高く、デメリットよりもメリットが多いと考えられていますが、SUVでは悪路の走破性能や車体剛性など普通車とは異なる性能を求められもします。
新型ハスラーでSUVとしては初めて実際に試される部分もありますから、クロスオーバーとしてどのレベルの実力か早く見てみたいです。
しかも軽量化により新型ハスラーはかなり魅力の増した車となりそうですから、現在の人気に拍車が掛かる注目車になりそうで、本当に新型ハスラーの登場は楽しみですね。
ハスラーやワゴンRなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法がありますよ。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。
この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。
その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。