ホンダ新型フリードのモデルチェンジ最新情報
この記事のもくじ
フリードはホンダの車種の中でも、フィットやヴェゼルと並ぶ人気車種です。
それがホンダの大規模な品質問題によるリコールの対応に追われる形で、フルモデルチェンジするのが遅れてしまった経緯があります。
しかもホンダは2015年にフルモデルチェンジをした新型ステップワゴンの売り上げが予定よりも低いために日本国内の総販売数では苦戦を強いられています。
そんな状況を打破するための新型フリードはホンダの渾身のニューモデルでした。
確実にトヨタ・シエンタを超える車にするために発売日が遅れたのでは?と噂されるほど、ホンダが時間を掛けて後出しじゃんけんで造った車とも言えます。
実際に販売台数に関しては好調でホンダの看板車種ともいえる車となりました。
今回はそのホンダ新型フリードの詳細内容とモデルチェンジ情報を見ていきましょう。
ホンダ新型フリードのモデルチェンジ最新情報
ホンダ新型フリードのモデルチェンジ時期
フリードはロングスパンのモデルチェンジを行うモデルです。このためにフルモデルチェンジまでの期間は、8年から10年になると思われます。
それまでは、マイナーチェンジで対応していきます。
現行モデルは、2016の登場ですからフルモデルチェンジは、2024年から2026年と予想され、これは流石にちょっと先なので情報がまだありません。
最初のビッグマイナーチェンジの時期は、2019年末から2020年と予想されています。
ビッグマイナーチェンジでダウンサイジングターボ搭載
今回のビッグマイナーチェンジの目玉は、新開発ダウンサイジングターボエンジンです。
これは新開発の1.0リッター 3気筒直噴ガソリンi-VTECターボエンジンで、ビッグマイナーチェンジの際に、1.5リッター直列4気筒DOHC エンジンとの入れ替わりで登場する予定です。
この新型エンジンは、直噴ガソリンターボエンジンに、VTEC等の可変バルブを採用して徹底したフリクションの低下を施し、低イナーシャ高応答ターボチャージャーという新技術に直噴システムを組み合わせることで、今までの自然吸気エンジンを超える馬力とトルクを出力することを可能とする上に低燃費を実現できる新世代エンジンです。
最高馬力127ps、最大トルク20.4kgmと言われており、新型フリードには正に”ちょうど良い”エンジンだと思います。
3気筒エンジンだというところにも注目です。正にホンダの中心となる次世代型エンジンです。
因みにこのエンジンは、次期フィットや新型ヴェゼルにも搭載されると思われます。
1.5L SPORT HYBRID i-MMDハイブリッドシステムの搭載
現在でもフリードはハイブリッドエンジンを搭載していますが、その仕組みは1モーターによるiDCDシステムのモノです。
最高出力こそ150馬力前後と現行システムとほぼ変わりませんが、モーターが2つになることで、パワー出力の出方がスムーズでレスポンスが向上するので、走りの質が大きく改善されます。
そして更に注目すべきは、燃費性能が上がることです。ハイブリッド車に取ってはこの点が最も重要な項目ですから、大きなアピールポイントとなることでしょう。
先進安全技術の改善
現在のフリードでもホンダの先進安全技術のホンダセンシングは搭載されています。
- 衝突軽減ブレーキ
- 発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- LKAS(車線維持支援システム)
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
- ACCの全速域対応化
後方誤発進抑制機能は、低速速度や停車時において、後方にある障害物を感知することで、ドライバーのペダル操作において警告と自動ブレーキの発動をもって事故の発生を事前に防止します。
オートハイビームは、対向車線の走行車両を感知して、自動的にハイビームとロービームの切り替えを行う機能です。
現在のACCが40㎞以下が対象となっているのに対して、大きく性能改善が施され、全速域で対応可能となります。
エクステリアの変更
マイナーチェンジにおいて、エクステリアの変更点は、大きく分けて下記の様な点になります。
- LEDのホンダジュエルヘッドライトの採用
- 前後バンパーデザインの変更
- LEDフォグランプの採用
- リアブレーキランプのデザイン変更
- シャークフィンアンテナを装備
- アルミホイールのデザイン変更
- ボディカラーの新色採用
最も大きな変更点と言えるのは、ホンダの新しい象徴とも言えるLEDジュエルライトが採用されます。
このライトの採用により大きくイメージが変更となります。ただしこのライトの標準装備は上級グレードのみとなり、下級グレードではオプションで選べるかも未定です。
下の写真の上のモノは、ヴェゼルであり下の写真はシビックとなります。 これ以外では、フロント・リアバンパーに関しても、インパクトの強い悪の強いものになりますし、リアのブレーキランプはクラスターデザインの変更を行い、一体感のあるモノとなります。
更にモデューロXで採用されていたLEDフォグランプをフリードの標準車両にも装備し、ルーフアンテナに関しては、シャークフィンアンテナとなります。
この他にはアルミホイールデザインは新デザインに変更され、ボディーカラーに関してもマイナーチェンジ後のイメージカラーが追加となり、入れ替わりに不人気色が廃止となります。
フリード・スパーダの追加の可能性
そして追加モデルの噂もあります。
フリードプラスが室内空間にこだわり福祉車両にも使うモデルとなるためにカスタムを感じされるエクステリアのモデルは無くなりました。
そのために従来の若い子を狙ったエアロを組みメッキパーツを多用して派手さを狙ったエクステリアのモデルとしての役割がフリードスパーダということです。
このモデル名もステップワゴンに対するステップワゴンスパーダと同じ関係となりホンダ車としてスパーダのブランド化を狙ったものと言えます。
実際このモデルもかなりの人気となるのは確実でしょうね。
新型フリードの車両価格
車両価格としてはライバルシエンタの車両価格との横睨みとなるために現行のフリードとほぼ同じに設定してくると思われます。
ハイブリッド搭載モデルが225万円から、NAの1.5Lエンジンのスタンダードモデルが188万円からとなります。
まぁハッキリ言ってしまえば、これだけ根本的に見直した完成度を考えれば値上げしたいのが本音だとは思います。
どんなに値上げがあったとしても、十万円が限界でしょう。
トヨタ新型フリードのライバル車種の動向
コンパクト・ミニバンというジャンルは現在ではホンダのフリードとトヨタのシエンタしか存在しなく、この2車種で人気を分け合っている状態です。
少し不思議な感じもしますけどね。
トヨタ新型シエンタ
コンパクト・ミニバンのジャンルにはフリードのライバルはトヨタのシエンタしか存在しません。
この2台は完成度も人気も高いので他のメーカーも簡単には手が出せないのかもしれません。
ニッサン新型キューブ
長らくモデルチェンジがなく最近は存在感が薄くなっているニッサンのキューブですが、人気のジャンルであるコンパクト・ミニバンとしてフルモデルチェンジする可能性が出てきています。
キューブは過去に3列シートのキュービックを発売していたこともありますから当然の進化なのかもしれません。
新型キューブはフリードとシエンタの2強に割って入ることが出来るでしょうか。
新型ではプロパイロットとスライドドア装備の3列シートミニバンに生まれ変わる!
ホンダ・ステップワゴン
コンパクト・ミニバンはフリードとシエンタしかないこともあって選択肢はワンクラス上のミニバンと悩むことが多いかもしれません。
3列シートの使い勝手や室内の広さを考えて、フリードにするかステップワゴンとするのかを検討するのは現実的な話ですよね。
ステップワゴンのモデルチェンジ情報の記事となります。
新型スパーダは3ナンバーとなり快適性重視のエアロボディーで独立する可能性があり!
ホンダ・フリードとは?
2008年5月30日に発売された3列シートを基本とする6人乗りと7人乗りのコンパクトミニバンで、モビリオとモビリオ・スパイクを統合する形で事実状の後継車種として誕生しました。
ミドルサイズミニバンでは大きすぎると感じるユーザー層を取り込むことが狙いの車であり、コンセプトは”運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン”です。
ただ荷物も多く積みたいし家族や友人と出掛けるので7人は乗りがベスト、そして運転がし易くて燃費も良くて家計も助かる、そんな日本の良くある家庭の願いを全て詰め込んであるのが、フリードと言う車でした。
このボディーサイズでこの室内空間は驚きでしたからね。
ホンダ初代フリード GB3/4/GP3型
販売期間 2008年 – 2016年
初代フリードは2008年に登場しました。そしてフリードと言えば、やはり”ちょうどいい”と言うキャッチコピーとそのCMでしたね。
フリードのCMですがこれで全てを伝えていますから、正にグッジョッブ!なCMです。
そしてこれもフリードのCMです。車のコンセプトが良く伝わります。
このほのぼのトーンがなぜが印象に残るCMでしたね。
ホンダ2代目フリード GB5/6/7/8型
販売期間 2016年 – 現在
そんなフリードもモデルチェンジが遅れたことですっかりトヨタのシエンタに後れを取るようになってしまいました。
そしてそのシエンタの出来が良いだけに、後出しとなる新型フリードのハードルは上がりました。
では、その気になる新型フリードを見る前に現行モデルが発売されるまでの歴史を少し振り返ってみましょう。
発売前の新型フリードの軌跡
最近のフルモデルチェンジは発売前から少しずつメーカーがデザインを公開していき話題を集めて発売日に向けて盛り上げていく流れが主流です。
スパイショット写真が多く撮影される
新型フリードに関するエクステリアのデザインは、コンセプトカーが発表されたりしているわけではありませんでした。
新型フリードのスパイショットが多く撮られていたのは、ホンダ車にリコールが連続した問題により、今後は不備をなくすための一環としてテスト走行を多く行っているためと予測されています。
ホンダのリコールに対する対策の本気度が伝わってくるものです。
下の様にスパイショットが撮れれていました。
エクステリアデザインをティザーサイトで公開
スパイショットだけでなく新型フリードは、ティザーサイトをホンダが開設して画像やコンセプトなども公開しました。
最近はフルモデルチェンジを急に発表するわけではなく少しづつ情報を小出しにして盛り上げていくのが流行りの手法です。新型フリードもこんなシルエットと基本コンセプトだけが発表されます。 出典 http://www.honda.co.jp/FREED/new/
ホンダのサイトには新型フリードの方向性が、この様に説明がされたりしていました。出典 http://www.honda.co.jp/FREED/new/
そして次のステップではその新型フリードの画像も1部を公開したりもしました。小出しにしてきますねぇー。
出典 http://www.honda.co.jp/FREED/new
国内でも新型フリードの姿が目撃される
正式発売の日が迫ってくると国内での目撃情報も多くなりました。しかも国内でのスパイショットも多く出回ります。
出典 https://twitter.com/aorracing919
その後には正式発売の前にホンダは人数限定の内覧会を開いていました。下の写真はその内覧会での新型フリードの写真です。出典 http://minkara.carview.co.jp/en/userid/146469/album/122284/
出典 http://minkara.carview.co.jp/en/userid/146469/album/122284/
更にこのモデュ―ロモデルが存在することも前もって分かりました。
ボディーサイズにしては迫力のフロントマスクで良い出来ですよね。この様な流れで新型フリードは正式発表となりました。
確かにこのような流れからの発売も良いのかと思いますね。
ホンダ新型フリードの正式なエクステリアデザイン
では、フリードの正式発表までの歴史はここまでとなります。
新型フリードのシート構成と室内空間
シート構成に関しては3列シートタイプに6人乗りと7人乗りの2種類あることは変わりませんが、これに加えて2列シートの5人乗りも新型フリードでは選べるようになります。
室内空間に関してはピラーの見直しや三角窓の変更などまで行い運転席と助手席の開放感を高め快適性を追求します。
2列目と3列目のシートに関してもフィットと同じプラットフォームになるので居住性はクラス最高レベルを達成します。
ここは意地でもシエンタと比べて同等以上のレベルにしてきます。
そして3列目のシートに関してははハネ上げ式を採用して荷室高が高い分は、シエンタの床下収納に比べると積載量でも上回ります。
ホンダ新型フリードの搭載のエンジン
新型フリードに搭載されるエンジンは2種類となります。
1.5リッター直列4気筒のハイブリッドエンジンと1.5リッター直列4気筒の自然吸気エンジンとなりました。
ハイブリッドエンジン
これはヴェゼルに搭載されているi-DCDシステムの1.5リッター直列4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドエンジンを更に改良したものになります。
このハイブリッドシステムは、i-DCDと呼ばれるデュアル・クラッチ・ドライブが搭載されており、更にツインクラッチミッションも搭載することで電気モーターとバッテリーのみでの走行も可能とするものです。
エンジンスペック
●i-DCDシステムの1.5リッター直列4気筒LEB型エンジン+電気モーター
- 最高出力:81kW(110PS)/6,600rpm
- 最大トルク:134N·m(13.7kg·m)/4,600rpm
- モーター最高出力:22kw(29.5ps)/1,313〜2,000rpm
- モーター最大トルク:160NM(16.3kgm)/0〜1,313rpm
- リチュウムイオンバッテリー搭載
燃費性能に関しては苦労したようです。新型フリード・ハイブリッドの目標燃費数字は、JC08モード燃費27.5km/Lでした。
しかし先代のフリード・ハイブリッドの数字がJC08モード燃費21.6km/Lであり、ここからの改善と考えると生半可な数字目標ではありません。しかしこの目標数字を必達目標として掲げられて開発をしていたようです。
この目標を達成するために、ホンダはハイブリッドシステムやエンジンの改善はもちろんのこと、バッテリーの素材やボディー構成パーツの軽量化、ライトなどの消費電力の見直し、内装やシート素材の軽量化など徹底した改良を加えたそうです。
ただ残念ながらシエンタの数字は上回れませんでした。
とは言え、JC08モード燃費27.2km/Lは素晴らしい数字ですよね。シエンタと同じまで引き上げたことにホンダイズムを感じます。
1.5リッターNAエンジン
新開発のダウンサイジングターボエンジンがマイナーチェンジまで搭載されないことが決まったことで、その中継ぎとしてフィットやヴィゼルにも搭載されている1.5リッター直列4気筒DOHC のL15B型エンジンの搭載が決まりました。
エンジンスペック
●1.5リッター直列4気筒DOHC エンジン L15B型
- 最高出力:96kW(131PS)/6,600rpm
- 最大トルク:155N·m(15.8kg·m)/4,800rpm
ただしこのエンジンにしてもダウンサイジングターボへの中継ぎとは言え、そのままというわけにはいきません。
これはかなり残念ですね。
ホンダ新型フリードのボディーサイズ
- 全長4,265mm×全幅 1,695mm×全高1,750mm
- ホイールベース2,750mm
フリードに関しては広い室内空間も売りなのですが、しかも大きすぎないボディーサイズでというコンセプトになりますので、新型のフリードもほぼ同サイズとなり大きくはなりません。
最近のスズキの評価が高い分野ですが、地味ながら最新のノウハウのせめぎ合いとなる厳しいジャンルです。
ホンダ新型フリードの安全装備
新型フリードには先進の安全運転支援システム・ホンダセンシング(HONDA SENSING)が搭載されています。
これはホンダが考える予防という概念から生まれた「事故に遭わない社会」というコンセプトを実現するために開発されたもので、具体的には、衝突軽減ブレーキ ・歩行者事故低減ステアリング ・アダプティブクルーズコントロール ・車線維持支援システム ・路外逸脱抑制機能 ・誤発進抑制機能 ・先行車発進お知らせ機能 ・標識認識機能を組み合わせて実現する自動ブレーキや車間・車速制御機能や高速道路運転支援システムになります。
ただしこれは最新技術でありコストの問題もあり2015年にモデルチェンジした車種でも搭載されないこともありましたが、新型フリードでは搭載されています。
ホンダ新型フリードのボディーカラー
ボディーカラーは全部で9色となります。
男性も女性も選べるカラーが揃っていますね。
ブルーホライゾン・メタリックシトロンドロップコバルトブルー・パールプレミアムディープロッソ・パールマンダリンゴールド・メタリックホワイトオーキッド・パールルナシルバー・メタリックモダンスティール・メタリッククリスタルブラック・パール
ホンダ新型フリードの内装
フリードはシンプルにして飽きの来ない内装となります。
シートに関してはフリードプラスは2列シートの5人乗りとなりますが、フリードは3列シートで6人乗りか7人乗りかを選択できます。その違いは2列目のシートが独立タイプかキャプテンシートかで異なります。
下のシートはキャプテンシートで7人乗りのシートになっています。 下の内装は2列目シートがセパレートした独立タイプのシートで6人乗りとなります。
フリードスパイクから新型フリードプラスへ
新型フリードにはフリードスパイクは廃止となりました。
フリードスパイクは2列目シートの5人乗りで2列目シートを畳むことが可能で2メートル四方のラゲッジスペースを作ることが出来るために、大きな荷物を積む人やアウトドアが趣味な人や自転車を積む人には利便性から人気の高かったモデルです。
ホンダのプラスと付く名前の車種となるとNボックスにもNボックスプラスという車種があり、やはりNボックスプラスもシートをたたむことで広いラゲッジスペースを確保して自転車の積み下ろしの簡単さを売りとしているモデルですので同じイメージの車としてブランドの統一性を持たせたということです。
福祉車両としての機能もこの新型フリードプラスの方で担うことになります。
ホンダ新型フリードのグレードと装備
上記の様に多様な選択が可能となります。
- エンジン:ガソリンエンジン OR ハイブリッドエンジン
- 駆動方式:FF OR 4WD
- 乗車人数:5人 OR 6人 OR 7人
- 安全装備:ホンダ センシング 搭載 OR 非搭載
そしてそれぞれのグレードの専用装備が下の様になっています。ハイブリッド車はガソリン車よりも1グレード上の装備が用意されています。
フリード ガソリンエンジン
グレードB
- フルオートエアコン
- スマートキー
グレードG (グレードBの装備にプラスして)
- 助手席側パワースライドドア
- メタル調インストルメントパネル
- センターテーブル
- 助手席裏シートバックポケット
グレードG ホンダセンシング グレードB・Gの装備にプラスして)
- ホンダセンシング
- 両側パワースライドドア
フリード ハイブリッドエンジン
グレードB
- フルオートエアコン
- スマートキー
グレードG ホンダセンシング (グレードBの装備にプラスして)
- ホンダセンシング
- 両側パワースライドドア
- LEDヘッドライト
- 木目調インストルメントパネル
- ナビ装着用スペシャルパッケージ
- センターテーブル
- 助手席シートバックポケット
グレード EX (グレードBとグレードG ホンダセンシングの装備にプラスして)
- 運転席・助手席シートヒーター
- プラズマクラスター搭載フルオートエアコン
- プライムスムース×ファブリックコンビシート
- 1列目シート用サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ
- 本革巻ステアリングホイール
- インテリアイルミネーション
- シートバックアッパーポケット
- 15インチアルミホイール
- ロールサンシェード
新型フリードの減税額
フリードとフリード+ では、ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンのどちらのモデルでもエコカー減税の対象車になります。
特にハイブリッドモデルは、取得税と重量税が100%の免税となります。翌年からは発生しないとはいえ大きな差ですよね。
翌年以降の自動車税に関しても減税が適用されます。
フリード/フリード+ ガソリン車のFFモデルの減税率
フリードB・G・G Honda SENSING
自動車取得税:60% 自動車重量税:50% 翌年の自動車税:50%
フリード/フリード+ ガソリン車の4WDの減税率
フリードB・G・G Honda SENSING
自動車取得税:40% 自動車重量税:25%
フリード/フリード+ ハイブリッド車の2WDの減税額
フリード HYBRID B・HYBRID G・HYBRID・HYBRID EX
自動車取得税:100% 自動車重量税:100% 翌年の自動車税:75%
フリード/フリード+ ハイブリッド車の4WDの減税率
フリード HYBRID B・HYBRID G・HYBRID・HYBRID EX
自動車取得税:100% 自動車重量税:100% 翌年の自動車税:75%
ライバルのトヨタ新型シエンタとの比較
新型フリードを語る上でライバルであるトヨタ・シエンタを無視することは出来ません。
[aside type=”normal”]トヨタ・シエンタとは?
5ナンバーサイズではありますが、3列シートを備えることで7人乗りを可能としているコンパクトサイズのミニバンです。
現行モデルが2代目となり、この2代目からハイブリッドシステムを搭載したモデルを発売しました。
ターゲット層が女性ということもありエクステリアデザインはフランス車のような先進的でファッショナブルなデザインとなっています。ハイブリッド車としてのイメージはそれほど反映されていません。
”楽しさ、サイズ以上!”がキャッチコピーです。
コンパクトな車体に高い居住性を実現するために低いフラットフロアとしてその2列目の下部にバッテリーを搭載するなどレイアウトから工夫をしてこのクラスとしては余裕のある室内高を実現したモデルです。
先進的なスタイリッシュなデザインと余裕の室内空間そしてハイブリッドによる経済性の高さと人気車種であることが納得できるモデルと言えますね。
トヨタ シエンタ(SIENTA)ハイブリッドX
JC08モード燃費:27.2km/リットル 2,226,763円
シエンタのCMになります。このCMは印象深いので記憶に残りますよね。
[/aside]シエンタとフリードはどちらも人気車種ですから、この2台はお互いを過剰なぐらい意識した車造りとなっているのです。
フリードは本当は2015年にモデルチェンジする予定でしたが、ホンダのリコール問題などを受けて延期となりました。一方でトヨタ・シエンタは2015年7月9日にフルモデルチェンジを行いフリードを意識した内容で改善を行ったこともあり大人気となりました。
新型シエンタのウリの1つは、フリードを意識してのボディーサイズの大型化による室内空間の拡大でした。そして今回のフリードのフルモデルチェンジでもシエンタを意識したボディーサイズとなっています。
この2台を比べてみましょう。
トヨタ・シエンタ
- 全長4235 mm×全幅1695 mm×全高1675 mm
- 室内長2535mm×室内幅1470mm×室内高1280mm
ホンダ・フリード
- 全長4265 mm×全幅1695 mm×全高1735 mm
- 室内長3045mm×室内幅1455mm×室内高1285mm
前回のシエンタのフルモデルチェンジの際にはフリードを上回る様に設計されていたのですが、今回のフリードのフルモデルチェンジでもシエンタを超える設計がされていることが分かりますね。
新型シエンタが発売になって1番話題になったのは燃費性能が抜群に上がっていたからでもあります。
トヨタ・シエンタ
- ハイブリッド車 JC08モード27.2km/l
- ガソリン車 JC08モード20.6km/l
ホンダ・フリード
- ハイブリッド車 JC08モード27.2km/l
- ガソリン車 JC08モード19.0km/l
燃費に関しては、後出ししたフリードですが、ハイブリッドで全く同じガソリンエンジンに関してはシエンタの方が良い結果となりました。
対シエンタの隠し玉が4WD!!
実はそのシエンタ対策としてホンダが新型フリードに持たせた機能は、ハイブリッド車でも4WDが用意されたということです。
今までコンパクトミニバンを買いたい人はフリードでもシエンタでも4WDではハイブリッドは選択できませんでした。
東北部など雪の多く降る地域の人は、ハイブリッドを選びたくても4WDがないので買うことが出来ない人がいました。新型フリードでは選択可能となりますから、この点ではシエンタに対して絶対的な有利ということになりますね。
ホンダ新型フリードのCM
新型フリードのCMって先代もそうでしたが非常に良い出来ですよね。
無印良品の様な健全なクリーンなイメージに仕上がってますよね。
エビちゃんもさりげなく出演してますね。
ホンダ新型フリードの試乗インプレッション動画
フリードの試乗インプレッション動画はやはりシエンタとの比較で撮られています。
こちらは車両紹介からのスタートです。
これらは試乗してのインプレッションになります。この2台の直接的な比較なので参考になりますよ。
流石フリード!テリー伊藤の動画は珍しいらしいですね。それだけ注目されているということですね。
新型フリードの歴史とモデルチェンジ情報のまとめ
どうでしたか?新型フリードとシエンタは良いライバルでありどちらもメーカーのプライドを掛けて開発した良い車ですよね。
特に新型フリードのスタイル・フロントマスク共に迫力のある存在感のあるデザインで男性にも受け入れられています。
今のミニバンはボリュームのあるフロントマスクの人気が高いですから、そのど真ん中という感じです。
元々、シエンタよりも広い室内空間や積載量を確保するためにボディーサイズを大型化することなく実現したモデルだけに、エクステリアとエンジンが改善されると正に盤石の布陣ではないでしょうか?
こうした本気の勝負をしていくことが本当の技術革新を生んでいくものですから大いに競い合って素晴らしい車を考え出して貰いたいですね。
日本車の素晴らしさを世界に見せつけてもらいたいです。
フリードやシエンタなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。
この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。
その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。