スバル新型レヴォーグの歴史とモデルチェンジの進化の内容
この記事のもくじ
レガシィに変わる国内向けのボディーサイズとパッケージを継承する形で、4代目インプレッサをベースとして造られ、2014年6月に登場したスバル・レヴォーグ。
最近のスバルは、マイナーチェンジを2年ごとのスパンで繰り返すものではなく、毎年の改良を行うことで進化させていく方式を採用しています。
毎年の年次改良ではスバル自慢の1.6Lと2.0Lの2種類の水平対向直噴ターボエンジンを載せることは変わりはしないようですが、細かいスパンで手を入れて成熟をしていっています。
今回は、レガシィから続くその歴史とフルモデルチェンジされる新型レヴォーグの内容の最新情報を見ていきましょう。
スバル・レヴォーグのモデルチェンジ情報
新型レヴォーグのフルモデルチェンジの予想内容
スバルは基本的にスケジュール通りにモデルチェンジを行っていく会社なので、割とモデルチェンジ情報は読みやすい方になります。
最も気になる第2世代となる新型レヴォーグへのフルモデルチェンジに関する最新情報を、項目に分けてチェックしましょう。
新型レヴォーグのエクステリアデザイン
2018年ジュネーブ国際モーターショーにおいて公開されたSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTは、次期レヴォーグではないかと言われています。
VIZIV CONCEPTに関しては、新型WRXとも言われていたのですが、SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTはワゴンボディーという事もあり、WRXにワゴンボディーが用意されるのか、もしくは新型レヴォーグなのか、どちらかだと噂されています。
先ずはそのデザインを見てみましょう! なかなか現実的で美しいボディーラインをしていますよね。
スバル自体もこのコンセプトを下の様に説明しています。
SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTのデザインの特徴
SUBARUが代々受け継いできた高い実用性と走りを両立したワゴンモデルを念頭に置き、現在のSUBARUに共通するデザインフィロソフィ“DYNAMIC x SOLID”に基づき、ツアラーとして表現したのがSUBARU VIZIV TOURERCONCEPTです。
ヘキサゴングリルから始まる前傾姿勢の硬質なボディに、内側から強い圧力で張り出した躍動感あふれる4つのフェンダーを組み合わせ、走りの愉しさを強調しつつ、安心感を表現しました。リアには大きなカーゴスペースを設け、道具としての高い実用性も兼ね備えています。複数の異なる価値をクロスオーバーさせたツアラースタイルで、乗る人のアクティブライフをさらに充実させる、SUBARUがお客様に提供する 『安心と愉しさ』 を全身で表現した新たな価値の提案です。
SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT ボディーサイズ
- ボディサイズ(全長 X 全幅 X 全高) : 4,775 X 1,930 X 1,435 mm
- ホイールベース : 2,730 mm
- タイヤサイズ : 245/40 R20
そして下が、現行レヴォーグの大きさになります。
現行レヴォーグ ボディーサイズ
- ボディサイズ(全長 X 全幅 X 全高) : 4,690 X 1,780 X 1,490 mm
- ホイールベース : 2,650 mm
- タイヤサイズ : 225/45 R18
新型レヴォーグにおいても、SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTのボディーサイズとなることは、レガシィのマーケットを引き継いでいることからもあり得ないでしょう。
スバルの課題は、SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTで見せた伸びやかなエクステリアデザインを現行レヴォーグのボディーサイズに近い数字の中で、誰だけ再現できるかという事になりますです。
逆に言えば、SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTのデザインの完成度が非常に高いとも言えますね。
コンセプトモデルの現物を見てみましょう。 もうリアのフェンダーの形状なんて、ほれぼれしますねぇー。
このデザインで、新型レヴォーグを売り出してもらいたいなぁー!
動画で見るとよりグラマラスなボディーラインが分かると思いますよ。
こちらはイメージ動画になります。
新世代プラットフォームSGPの採用
新型レヴォーグには、2016年に新型インプレッサで初めて採用されたSGP”SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバル グローバルプラットフォーム)”が採用されます。
SGPの性能の評価が高く、新型インプレッサを”レオーネが、レガシィになった時以来の大変化”と表現したほどですね。
このことにより大きくベースアップした新型レヴォーグが登場します。
しかし今のインプレッサでSGPの評判が良いだけに、遅すぎるぐらいに感じているのは私だけではないはずです。
新設計の直噴ダウンサイジングターボの搭載
スバルの中期計画には、2019年に新設計の直噴ダウンサイジングターボの発表が予定されています。
このエンジンは、現在使用されている”FB16DITとは全く異なるエンジン”と説明がある様に新設計のブランニューエンジンであり、スバルのミドルクラスの中心となるダウンサイジングエンジンということです。
1.5リッター、1.8リッター、2.4リッターの3種類のダウンサイジングターボエンジンを開発中とのことで、新型レヴォーグにも搭載が予定されています。
このエンジンは、最大熱効率40%を目標として開発されているとのことで正しくスバルのグローバルスタンダードとなる動力ユニットとなることでしょう。
新型レヴォーグでは、2つのエンジンが用意され、現在の1.6Lを1.5Lへ、2.0Lを1.8Lのダウンサイジングエンジンへと切り替えます。
しかしダウンサイジングエンジンのコンセプトは、燃費の向上と高出力ですが、1.5Lエンジンはともかく、1.8Lエンジンに関しては燃費は向上しても最高出力は低下すると予想されます。
1.8Lエンジンに引き継がれる、現在のFA20型エンジンは、最高出力300馬力というスバルでもずば抜けた高出力なスポーツエンジンで、新開発されているダウンサイジングエンジンはこれと同じコンセプトのモノではありません。
つまり新型レヴォーグでは暴力的な程の高性能を追求したスポーツワゴンではなく、より上質で高級なワゴンモデルというコンセプト自体を変更することだと思います。
参考までに現行エンジンのスペックは、下の様になります。
エンジン型式:FB16型
- 1.6L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
- 最高出力 125kW[170PS]/4,800~5,600rpm
- 最大トルク 250N・m[25.5kgf・m]/1,800~4,800rpm
エンジン型式:FA20型
- 2.0L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
- 最高出力 221kW[300PS]/5,600rpm
- 最大トルク 400N・m[40.8kgf・m]/2,000~4,800rpm
PHVの搭載モデルが追加発売?
新型レヴォーグにもPHVが搭載される可能性も実はあります。これは新型XVに2019年にアメリカで搭載予定のPHVエンジンを、新型レヴォーグにも搭載する計画があるとしています。
ハイブリッドシステムは、資本関係にあるトヨタ自動車のプリウスPHVのシステムを縦置きの水平対向のボクサーエンジンに組み合わせて改良したものとなります。この為に2モーター式の縦置き向けハイブリッドシステムとなり、エンジン部以外は多くのスペックをトヨタのユニットと共通したものとなります。
ただしこのユニットの発売の理由には、アメリカの環境保護のためにZEV規制(ゼロ・エミッション・ビークル)という排気ガスを出さない車を造ることを目的としたモノに対応するためです。
その為にアメリカでの販売台数を持っている自動車メーカーは、この規制数字をクリアーする為にEVとPHVを開発・販売しているというわけです。
新型XVにPHVが搭載される理由もここにありますし、新型レヴォーグにPHVが搭載予定と言われる理由も同じになります。
しかし逆を言えば、この新型レヴォーグPHVは、開発されたとしても、日本に導入されるかは微妙という事でもあります。
アイサイトver5の搭載はナシと予想
アイサイトver4(アイサイト・ツーリングアシスト)に関しては、2017年の8月のD型での搭載されましたので、2018年にはアイサイトはバージョンアップはしません。
これはレヴォーグのモデルサイクルというよりも、アイサイトのバージョンアップの予定を見ると高速道路での自動運転レーンチェンジ機能を持たせたアイサイトver5は、2020年が予定されているからです。
開発が遅れることはありますが、前倒しという可能性は少ないので初搭載は2020年にフルモデルチェンジする新型レヴォーグとなるとなるのが当然の流れと言えます。
対歩行者用エアバッグ
アイサイトが、最新の”アイサイト・ツーリングアシスト”へと進化したのに対して、新型インプレッサや新型XⅤに搭載されているのに現在もレヴォーグに搭載されていない装備があります。
対歩行者用エアバッグとは、ボルボがV40で標準装備したことで有名になりました。
スバルは、事故での人に与える被害を低減することにも力を入れていくということですが、現在の年次改良でも搭載しなかったことを考えると現行モデルでは搭載されないのかもしれません。
そうするとフルモデルチェンジで対歩行者用エアバッグは初搭載となることでしょう。
スバルが対歩行者用エアバッグに関して、説明している動画です。
新型レヴォーグの予想発売日
スバルが株主総会でのIR資料として発表した中期計画で、2016年に新型インプレッサを発売後、毎年1モデルのフルモデルチェンジを行っていく計画を発表しています。
この資料では車名は書かれていないのですが、今までのスバルのモデルチェンジスケジュールからその車種が予想されています。
そのモデルのスケジュールは、2017年は新型XV、2018年は新型フォレスターで、実際にフルモデルチェンジが行われました。
2019年レガシーB4・アウトバックがフルモデルチェンンジします。
スバル新型レヴォーグのライバル車の動向
レヴォーグって意外と独自のスタンスの車になっていて、今の日本車ではミドルクラスで運動性能と走りの質をウリにしたツーリングワゴンが存在しないんですよね。
マツダ新型アテンザワゴン
アテンザは、少しサイズはレヴォーグより大きいですが、ミドルクラスワゴンでありクリーンディーゼルを搭載したモデルの走りの質は日本車にはない上質のものです。
レヴォーグとは異なる方向性ではあるものの、走る喜びを感じさせてくれるモデルです。
ワゴンの使い勝手と運転する高揚感を味わえるモデルという共通点があるモデルですね。そしてそのアテンザは次のモデルで大きな変革が予定されています。
トヨタ新型プリウスα
プリウスαもミドルクラスのステーションワゴンという意味では近いのですが、車の立ち位置は真逆な車でもあります。
プリウスの派生車種ですので、経済性は抜群に高く世界最高レベルであります。ただし走りの質という意味では、そこを重視していないモデルでもあり道具としての車の最高峰というわけです。
燃費を重視する人はプリウスα、走りの楽しさを重視する人はレヴォーグということになるでしょう。
スバル新型WRX
結局レヴォーグを買う時に比較して迷うのはWRXとなるのでしょうか?
動力性能を更に重視してセダンボディーとするか、もう少し気軽に乗れる代わりに使い勝手のいいワゴンボディーにするかで迷うことになりますね。
どちらを選んでも後悔はしないモデルですね。
スバル・レヴォーグという車とは?
レヴォーグは、スバルの日本に適したサイズを考えて造られたミドルクラスワゴンで、スバルの象徴の自慢の水平対向エンジンと4WDというパッケージの車です。
元々はレガシィが持っていたマーケット層を引き継ぐコンセプトで造られた車で、レガシィがアメリカ市場に合わせて大型化の道を選んだことで、そのサイズから従来のレガシィユーザーが離れてしまうことを想定して、旧レガシィと同じボディーサイズで造られました。レガシィは商用車のイメージが強かったバンを、一般家庭でも便利でオシャレな上にパワフルで速いという日本でのワゴンを定着させた1台でした。
技術的にも今にも続く水平対向エンジンと4WDというパッケージで大成功したモデルでしたね。
スバル初代レガシィ BC/BF系 販売期間1989年-1993年
レオーネからの大変革で、すべてが新設計と言っていいモデルで正にスバルの渾身の作品と言えるモデルでした。
プラットフォームと水平対向エンジンともに新設計となり、新エンジンは220馬力とクラス最高出力を実現しただけでなく、発売前からアメリカで10万km耐久走行をした際の走行平均速度を競う挑戦で国際記録を達成し、その速さだけでなく耐久性が高いことも証明して話題となりました。
↓は初代レガシィのCMです。しかしブルースウィルスが若いっ!
スバル2代目レガシィ BD/BG系 販売期間1993年-1998年
2代目レガシィの大きな特徴は、各社が日本経済のバブルに合わせて大型化と高級化が常套手段のフルモデルチェンジが行われていた時に、敢えてキープコンセプトとしてボディーサイズを変更せずに5ナンバーボディーとして発売しました。
そしてパッケージングにより、室内空間を拡大に成功し、運動性能に関しても同排気量のままで高出力化に成功したモデルです。
このレガシィが与えた印象は強く、スバルというメーカーは時代の流行に流されることなく技術に拘った足腰の強い会社というモノでした。
この2代目モデルに関しては私も乗ったことがあるのですが、4WDを感じさせないハンドリングと車体の軽さを感じさせる軽快なモデルである上に、パワーがあり非常に走りが楽しいモデルでした。
スバル3代目レガシィ BE/BH系 販売期間1998年-2003年
キープコンセプトで成熟が進んだモデルであり、エクステリアデザインは重厚感のあるものとなったことで、同じ5ナンバーの車格であったにもかかわらず、高級感を感じさせるものとなりました。
そして駆動方式も4WDのみとなりFFは廃止となります。
大々的な宣伝もありこのセダンボディーのB4が人気となりレガシィにはツーリングワゴンとB4のセダンという2ブランドあるという認識が広がりました。
スバル4代目レガシィ BL/BP系 販売期間2003年-2009年
4代目のモデルにて、遂に3ナンバーのボディーサイズへと拡大されました。
走行性能技術的には、円熟の領域となり欠点の少ない高い完成度をしましたことも相成り、歴代レガシィの中でも、この4代目が最高のレガシィと評価されることもあるモデルです。
スバル5代目レガシィ BM/BR系 販売期間2009年-2014年
2005年から始まったスバルとトヨタの提携関係が強まり、スバルのモデルにも大きな影響を与えだしたと言われたモデルがこのモデルからです。
スバルの技術屋としての拘りを抑え込み、マーケティングから売れる車を造るトヨタ流に照らし合わせたレガシィは、世界最大のマーケットであるアメリカでのニーズを取り込むべくボディーサイズを大型化してツアラー色を強めます。
エクステリアデザインに関しても、評判の良かった4代目とは大きく変わりアメリカ受けする押しの強いモノとなりました。
そして現行のレガシィは更に大型化しました。北米のスバリストの唯一の不満点がボディーサイズだったようですから、現在は販売が好調なのは当然ということなのでしょう。
しかし私はレガシィは国内向けにそのまま残し、アメリカ向けのワイドサイズ・ワゴンをニューモデルとして開発すると思っていましたから、実際は逆になりレガシィは国内でも更に高級な車格になりました。
日本のスバルのスポーツワゴンの象徴は、レガシィからレヴォーグへと引き継がれました。レヴォーグは利便性の高いワゴンというイメージよりもより走りを感じさせるモデルといえます。
スポーツワゴンという言葉は、今やこのレヴォーグのためにあるような言葉と言えます。
スバル新型レヴォーグ 販売期間 2014年~現在
現在のレヴォーグの仕様内容を見ていきたいと思いますが、現在の最新モデルのレヴォーグはE型と呼ばれるモデルになります。
つまり現行のレヴォーグは丸4年を経て5年目のサイクルに入る4度目の年次改良が行われたためにE型となるわけです。
基本的に年次改良では基本的にエンジンや外装に手が入ることはなく、サスペンションなどのセッティングの変更や追加装備、追加グレードということが通例です。
スバル新型レヴォーグの基本スペック
スバル新型レヴォーグのプラットフォーム
プラットフォームは、旧インプレッサと共通のものとなります。
現在の新世代プラットフォームからみると古いものとなってしまいました。
スバル新型レヴォーグのボディーサイズ
- 全長:4,690mm x 全幅1,780mm x 全高 1,490mm
- ホイールベース 2,650mm
レガシィのツーリングワゴンとほぼ同サイズですね。
スバル新型レヴォーグのトランスミッション
- リニアトロニック マニュアルモード付6AT
残念ながら,マニュアルミッションはありません。
300馬力のFA20型エンジンを用意したのですから、マニュアルミッションを組み合わせても良いと思うんですけどね。
WRXのSTIのモノがありますから、搭載するだけで良いはずですからね。
スバル新型レヴォーグの駆動方式
-
シンメトリカルAWD(4輪駆動車)
水平対向エンジンを中心としてパワートレーンが、左右対称・一直線にレイアウトされている事が特徴です。
4輪にバランスされて荷重が分配されるので、4輪のトルクを効率的に伝達できポテンシャルを最大限に引き出すことを実現しています。
スバル新型レヴォーグの動力ユニットシステム
◎ガソリンエンジン:1.6リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FB16型)
- 最高出力:125(170)/4800-5600回転
- 最大トルク:250(25.5)/1800-4800回転
- 燃費はJC08モードで17.6km/L
◎ガソリンエンジン:2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FA20型)
- 最高出力:221(300)/5600回転
- 最大トルク:400(40.8)/2000-4800rpm
- 燃費はJC08モードで13.2km/L
スポーツ性能を売りにした車なのでエコノミー車ほど燃費性能は良くないですが、このタイプの車としては悪くはないと思います。
しかし普通に300馬力を超える車が売られる時代になったんですね。凄い時代です。
スバル新型レヴォーグのボディーカラー
レヴォーグは標準カラーで7色、STI Sport 限定色の合計で8色が用意されてます。
ストームグレー・メタリッククリスタルホワイト・パール
オプション追加価格(32,400円高・消費税8%込)アイスシルバー・メタリックダークグレー・メタリッククリスタルブラック・シリカピュアレッドラピスブルー・パールWRブルー・パール
STI Sport 限定色
スバル新型レヴォーグの最新安全技術
レヴォーグには、アイサイトのバージョン3から進化したアイサイトのバージョン4にあたる”アイサイト・ツーリングアシスト”が、搭載されています。
車体に取り付けたステレオカメラとセンサーにより、外部環境状況を三次元データとして検知して自動運転技術のクルーズコントロールや自動ブレーキなどを行い、事故回避を主体的な目的として車体コントロールをするシステムです。今回のアイサイトのバージョンアップでは、”アイサイト・ツーリングアシスト”と呼び名が変わりました。それだけ完成度が上がったということです。
”アイサイト・ツーリングアシスト”では、高速道路での自動走行を可能とするTJF(トラフィックジャムアシスト)が搭載されます。これは、低速度粋(0~65km/h)での走行中に車線のセンターラインをセンサーで認識することで中央での走行を持続されることができる機能となり高速道路での事故率の低下と疲労感の低減を実現するものです。
スバルのアイサイトは、社外でのテストにおいても非常に高評価を受けています。
”アイサイト・ツーリングアシスト”の概要説明は下の動画で見れます。
アイサイトの主な機能の細かい説明は下のものになります。
プリクラッシュブレーキ
全車速追従機能付きクルーズコントロール
AT誤発進防止制御
アイサイトのテスト試乗動画
アイサイトの試乗動画となります。
スバル新型レヴォーグのCM
これは新型レヴォーグのCNです。やっぱりカッコいいですね。
スバル現行レヴォーグの各グレードと車両価格
アイサイトは全グレード標準装備で、EyeSight S-Styleが、特別仕様車からグレード化されて、全グレードは4種類となります。
1.6GT EyeSight
2,862,000円(消費税8%込) 消費税抜き価格2,650,000円
ガンメタリック塗装と切削光輝を組み合わせたスポーティで質感高いデザインの17インチアルミホイールを新しく装着して空力性能の向上と軽量化を達成しました。
1.6GT EyeSight S-Style
2,926,800円(消費税8%込) 消費税抜き価格2,710,000円
特別仕様車からグレード化がされました。
1.6GT-S EyeSight
3,078,000円(消費税8%込) 消費税抜き価格2,850,000円
1.6Lのエンジンで一番豪勢な装備のモデルです。
2.0GT-S EyeSight
3,618,000円(消費税8%込) 消費税抜き価格3,350,000円
パワフルな2Lモデルは勿論健在です。
300馬力が化け物の様な車ではなく普通の車に搭載されて、普通に燃費良く走るんですから技術の進歩は凄いですね。
スバル新型レヴォーグのトップブランドは、STI!!
レヴォーグのトップグレードは、追加発売されたSTIスポーツになります。
STIとは何なんでしょうか?
STIとは、スバルテクニカインターナショナル株式会社(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL INC.)の略です。
スバルの連結子会社でスバルのモータースポーツに関する事業でレース活動やスポーツモデルのチューニングパーツの開発や製造・販売を行っています。
STIが有名になったのはやはり世界ラリー選手権での活躍でしょう。そしてそのベースモデルとして発売したインプレッサの世界ラリー選手権参戦を前提した市販車モデルであるインプレッサWRX STiでしょうね。
インプレッサのWRX STiが市販車としても高性能でミツビシ・ランサーエボリューションと毎年競い合うことでSTiブランドは高性能なスポーツイメージが浸透していきました。
これによりスバルの車でSTiのバッジを付けるモデルは高性能な走りに拘った最先端モデルという認識をされるようになりましたよね。
スバル・レヴォーグSTIスポーツの詳細
このレヴォーグのSTiスポーツのスペックですが、標準モデルに対しては、専用にチューニングした足回りが生み出すスポーティーな走りとSTi専用のフロントグリルやフロントバンパーによりスペシャル感のあるエクステリアとSTI専用のパーツで演出されたインテリアが主体となります。
スバル・レヴォーグSTIスポーツのボディーサイズ
- 全長2690mm x 全幅1780mm x 全高1480mm
- ホイールベース 3650mm
ボディーには特別手は加えない様でサイズも変わりがありません。
スバル・レヴォーグSTIスポーツのトランスミッション
- リニアトロニックCVT(無段変速機)
マニュアルトランスミッションは設定されず、リニアトロニックCVTのみとなります。
そうなんですよねぇ、これは残念ですよねぇ、レヴォーグはマニュアルミッションがないんですよね。なぜなんでしょうか?開発中と言う話だったんですけどねぇ。
E型への変更時でも追加はされませんでした。今後に追加発売はあるのでしょうか?
スバル・レヴォーグSTIスポーツの駆動方式
- シンメトリカルAWD
ここも標準モデルと変更はなしです。標準モデルの出来が良いので問題は無いのでしょう。
スバル・レヴォーグSTIスポーツの搭載エンジン
搭載のエンジンに関しては、1.6リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FB16型)と2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FA20型)の2種類であることは変わりません。
元々のエンジン出力が300PS以上もありますから必要十分ですし、車両価格を考えると十分なコストパフォーマンスと考えているのでしょう。
◎ガソリンエンジン:1.6リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FB16型)
- 最高出力:125(170)/4800-5600回転
- 最大トルク:250(25.5)/1800-4800回転
- 燃費はJC08モードで17.6km/L
◎ガソリンエンジン:2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボ (FA20型)
- 最高出力:221(300)/5600回転
- 最大トルク:400(40.8)/2000-4800rpm
- 燃費はJC08モードで13.2km/L
スバル・レヴォーグSTIスポーツのエクステリアデザイン
レヴォーグの最上級グレードとして、エクステリアは専用のパーツが多く使われてかなりスポーティーな印象となっていますね。
STiのブランドバッチを付けるのにふさわしい外観です。質感を高めた専用フロントマスクでかなりイメージが異なりますね。
エンジンにチューニングがされないので、エクステリアは重要ポイントの1つとなりますね。 出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo
STi 製造の 18 インチアルミホイールになります。出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo
スバル・レヴォーグSTIスポーツのインテリア
このインテリアは高級感がありますね。レッドステッチが施されて丁寧に仕事しています。
この本革の色もボルドーということで、派手ではないですが普通に見る色ではないので、高級感と特別感が両方得れる貴重なものになっています。
出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo出典 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo
スバル・レヴォーグSTIスポーツの専用装備の追加
専用のスペシャルモデルとしての装備が豪華に装着されます。
- 専用チューニング ビルシュタインフロント倒立式ストラット
- 専用チューニング ビルシュタインフロントストラットコイルスプリング
- 専用フロントバンパー
- 専用フロントグリル
- 専用LEDフロントフォグランプ
- 専用18インチアルミホイール(ダークグレー+切削光輝)
- 専用大型デュアルマフラーカッター
- 専用STIオーナメント(フロント/リア)
- 専用本革シート(ボルドー/ブラック)
- 専用本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ+高触感革)
- 専用本革巻シフトレバー(レッドステッチ+高触感革)
- 専用インパネセンターバイザー(レザー調素材巻+レッドステッチ)
- 専用フロントコンソール(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)
- 専用スライド付コンソールリッド(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)
- 専用ドアトリム/ドアアームレスト(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)
- STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)
- 専用クランプスティファナー付き電動パワーステアリング
- マルチインフォメーションディスプレイ付きレッドイルミネセントメーター
- アドバンスドセイフティパッケージ(標準装備)
- WRブルー・パール(STI Sport専用色)
- アドバンスドセイフティパッケージ
スバル・レヴォーグSTIスポーツの価格帯
今回は、スペシャルコンペディションモデルという位置づけではなくレヴォーグの最高級グレードというモデルなので、STiのモデルとしてはリーズナブルな価格設定となっていますね。
◎1.6STI Sport EyeSight
3,564,000円(消費税8%込) 消費税抜き価格3,300,000円
◎2.0STI Sport EyeSight
4,050,000円(消費税8%込) 消費税抜き価格3,750,000円
スバル・レヴォーグSTIスポーツの開発者のインタビュー
この動画はスバルとSTiの開発者のインタビューになります。
スバル新型レヴォーグの試乗インプレッション動画
レヴォーグの試乗インプレッション動画は数多くあります。これはレヴォーグが注目のモデルである証明と言えて新車でも全く動画がないモデルも実際にあります。
しかも有名なモータージャーナリストの人の動画が多いですからね。
自動車社会のアイドル・フジトモによるレヴォーグのレポートです。
九島さんの動画です。
そして私も好きな河口まなぶさんのインプレッション動画もあります。
トヨタのグループ企業であるgazooでも試乗インプレッション動画で、車両紹介と試乗インプレッションと動画をアップしています。しかもスタンダードモデルは勿論のこと、STIスポーツも車両紹介と試乗インプレッションの動画を作成しています。
トヨタとしてもそれだけレヴォーグに注目しているということですね。
これがSTIスポーツの車両紹介と試乗インプレッションの動画になります。
スバルレヴォーグの歴史とモデルチェンジ内容のまとめ
スバルの新型レヴォーグは、なかなか魅力的なモデルですね。今の時代はこういう走りに真摯に向き合った乗用車が少ないのでスバルの仕事ぶりには感動しますね。
ここまでスポーティーな外観と足回りなのですから、せめてトップグレードのスポーツモデルには6速ミッションを搭載して貰いたいですね。
ワゴンというボディー形状ですから、日常使いにも便利でしかもスポーツカーと変わらないレベルの走りの質を持つ車って多くは無いですから、CVTだけでは勿体ないですよね。
それにしても新型インプレッサの評判は非常に高いですね。
次の新型レヴォーグではその評判の良いインプレッサと同じプラットフォームをベースに、新開発の直噴型1.5Lと1.8Lのダウサイジングターボのボクサーエンジンを搭載する車となり、正にスバルの新世代の車に生まれ変わりますから非常に楽しみですね。
新型レヴォーグは、速さという意味ではなく走りの質に拘った欧州車に肩を並べるモデルとなりそうですね。
レヴォーグやWRXなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
車を買うのは基本的に値引き交渉が必要ですが、その交渉にもコツがありますが、事前準備の方がもっと重要なんです。
この裏のからくりを知らないで車を買うと、”ディーラーに騙されたよっ!”って、後で後悔する人もいるぐらいです。
その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。