トヨタがフルモデルチェンジを施して新型スープラとして復活!
この記事のもくじ
トヨタのスープラは日本を代表するスポーツ系のモデルでした。
初代スープラでさえ後期型では、2.5Lエンジンで当時の上限である280馬力を絞り出しサスペンションはビルシュタインで固め本来はグランツーリスモだったものをスポーツカーのレベルにまで昇華していました。
そんな80年代を代表する車であるトヨタのスープラも時代の流れには逆らえずに後継モデルが開発されることなく淘汰されてしまいました。
そのスープラの新モデルがコンセプトカー・FT-1をベースとして開発をされています。しかもBMWとの共同開発というトヨタがBMWと組む初モデルとなります。
今回はその新型スープラの基本性能とエクステリアデザインを見ていこうと思います。
トヨタ新型スープラのデザイン・エンジン・発売日や車両価格予想
新型スープラのデザインはレース用コンセプトから見える!
ジュネーブモーターショー2018にて、ついにトヨタは新型スープラのエクステリアデザインをレースモデルとして世界初公開しています。
これまではテスト車両のスパイショット写真からしか予想できなかった新型スープラのエクステリアデザインですが、オーバーフェンダーやGTウィングなどの装着があるものの基本的なボディーデザインははっきりと分かります。
レースパーツを取ったモデルこそ、市販車の新型スープラのエクステリアデザインとなります。 細部のディテールとして特徴的なのは6連式のヘッドライトと薄型のリアテールランプです。これは市販モデルでも変わりないでしょう。
このヘッドライトは文句なくカッコいいですね。 もう一つの特徴はこのセンターマフラーですが、これはレース車両専用の様で市販モデルでは左右出しの2本マフラーとなります。
そしてトヨタが動画も発表しているので、走る姿も見ることが出来ます。
新型スープラのデザインはスクープ写真から見える!
新型スープラとされるテスト走行車両が目撃されています。かなり厳重なカモフラージュがされていて全体のシルエットも含めて良く分からないのが現状ですね。
最近はカモフラージュも薄く走行しているテスト車両も多い中で新型スープラは相当な緘口令が引かれているようですね。
下の写真のフロントノーズはだいぶ出ているのでFT-1風といえばそうですかね。しかしこのライトはLEDでもなく古めかしいものですから、ダミーもしくは他車のものと思われますね。出典 http://www.autoguide.com/
全体のシルエットもシャープさがなくちょっと古めかしい雰囲気があります。 出典 http://www.autoguide.com/ 出典 http://www.autoguide.com/ 出典 http://www.autoguide.com/
このテールのデザインも不自然なラインですので、やはりまだ借りボディーでもないのでしょうね。テールランプなんて取って付けた様な事になってますからね。 出典 http://www.autoguide.com/
この他にもスクープで写真が撮影されています。
流石にFT-1から見ると大分現実的なボディーラインになっていますね。 出典 http://www.caradvice.com.au
一応内装もスポーツカーとしては明らかに色っぽさがない普通車と同じようなものですね。これは他車の内装ということでベースとなる内装でもないと予想します。
こんな内装だったらガッカリですよね。 出典 http://www.autoguide.com/ 出典 http://www.autoguide.com/
2018年になってのロードテストのスクープ写真となります。
かなり細部まで完成していることが分かりますね。
ホイールも恐らく正式に発売となるモノでしょうし、レースモデルとは異なりセンターマフラーではなく左右のサイドマフラーなのが分かります。 この時はなぜかドアミラーのダミーがないんですよね。
新型スープラのデザインはスクープ動画から見える!
ダミーパーツの装着によりそのエクステリアデザインは分かりませんが、新型スープラと思われる車両がサーキットでテスト走行をしている動画が撮られています。
かなり安定した走りを見せていますので車体の中身に関してはかなり完成度が高い様です。
ロードテストが繰り返されているので撮影がされてしまっていますね。
海外で話題になった新型スープラのスクープ写真や動画ですが、まだまだ外装は開発が進んでないためなのかダミーパーツを多く使かわれているために新型スープラの本当の姿があまり見えないですね。
2メーカーの共同開発ということもあり、それだけ新型スープラの開発は重要視されているということでしょう。
新型スープラの叩き台となったコンセプトモデルFT-1とは?
BMWと共同開発ということもあり新型スープラの開発はコンセプトモデルとして割とオープンに開発されています。
新型スープラとして開発されたコンセプトモデルはFT-1です。
このFT-1がカッコいいです。しかもいかにもコンセプトモデルというものではなく市販モデル思えるほどの完成度です。
カッコいいですよね。 出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
マッハ・ゴーゴーのマシンぽくも見えますね。出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
サイドラインはもうフェラーリみたいです。出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
このテールデザインはフェラーリ以上じゃないですか? 出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures 出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
収納式のリアウイングです。出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
内装はかなりストイックな雰囲気です。 出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
ハンドルにも色々とスイッチがあります。出典 http://www.cnet.com/roadshow/pictures
これだけハッキリとコンセプトカーを発表してくれるんですね。
コンセプトモデルFT-1を動画で見てみる!
最近はCG技術も進んだのでコンセプトデザインを走らせたイメージも描きやすくなりましたよね。
時代が変わりましたよね。
こっちはモーターショーでの発表会での実車の動画です。
実車を持ち出してのテストもしています。しかしこのデザインにこの赤いボディーカラー、これぞまさにスポーツカーですね。
こちらはガンメタのFT-1です。シルバー系も渋いですね。
トヨタ新型スープラの予想基本スペック
新型スープラのボディーサイズ
全長4,575mmx全幅2,048mmx全高1,230mm
ホイールベース 2,470mm
タイヤサイズ フロント 30/68-18・リヤ 31/71-18
トヨタが正式発表した新型GRスープラに関する情報では、ボディサイズとホイールベールそして駆動方式はFRを採用していることが分かっています。
このボディーサイズだと先代の2代目スープラより小さいことになりますね。それに現行Z4よりは若干大きくなるので新型Z4は大きくなることになりますね。
先代スープラはスポーツカーに近い性能を持たせようとしたグランツーリスモという感じでしたが、このボディーサイズであれば、やはり本格的スポーツカーと言えるでしょう。
新型スープラのプラットフォーム
次世代共通プラットフォーム:シルクロード
プラットフォームに関してはBMWが担当をするので、BMWのモノから選ばれⅰ8のプラットフォームを更に改良してアルミ素材も組み込んで使用している様です。
因みにその改良型の共通プラットフォームはシルクロードと呼ばれています。
現行Z4のプラットフォームを選択しなかった理由も、スープラのエンジンがハイブリッドエンジンも予定しているので、その相性を考慮してのものです。
ハイブリッドエンジンはどうしても大きなバッテリーを積むスペースが必要となり運動性能とバッテリースペースが相反する要素になるために、ハイブリッド車専用設計のⅰ8のプラットフォームとしました。
新型スープラの動力システム
エンジンは4種類が試されているようです。
トヨタのダウンサイジングエンジン等は当然ですが、BMW製や新型のハイブリッドエンジンも試されているようです。
ただしハイブリッドエンジンは搭載されたとしても遅れて追加発売となるようです。
1.BMW製:ガソリンエンジン
- 3L直列6気筒ターボエンジン
BMW製の直列6気筒エンジンで、最高出力は420馬力オーバーです。
BMWのエンジンと言えばシルキーシックスと呼ばれる直列6気筒エンジンがウリですから、トヨタ製のスポーツカーでBMWのシルキーシックスを味わえるのはお得かもしれません。
ただし車体もBMWエンジンもBMWとなると共同開発というよりOEMの様ですよね。
2.トヨタ製:ガソリンエンジン
- 3L 直噴V型6気筒エンジン
レクサスLSの新型に搭載予定で開発されている新型エンジンを新型スープラにも搭載する可能性があるようです。
最高出力は340馬力オーバーで他のユニットに比べると馬力こそ低いですがエンジンフィールに拘ったスポーツカーにも相性のいいユニットになります。
- 8AR-FTS型 2.0L4気筒ダウンサイジングターボエンジン
- 最大出力:205ps/6600回転 最大トルク:25.5kg-m/4800回転
このエンジンはレスサスやクラウンに搭載されたトヨタの自慢の次世代型2.0Lダウンサイジングターボエンジンで、新型スープラではエントリーモデルのエンジンとして搭載を試しているようです。
レクサスやトヨタ大型高級車に多く採用されるエンジンで、従来のエンジンと比較して燃費約20%動力性能約10%向上を実現しています。
排気量は2Lですが低回転から幅広い範囲で最大トルクを引き出しパワー感のあるエンジン特性となっています。
3.トヨタ製:ハイブリッドシステム
- 2.5L 直噴直列4気筒ターボエンジン+電気モーター[リチウムイオンバッテリー]
トヨタの自慢のハイブリッド技術を最新スポーツカーに投入するのはこのエンジンです。これはシルキーシックスとは対照的にトヨタの魂が使われるわけです。
しかも最高出力400馬力オーバーという強力ユニットです。
トヨタ自慢のストロングハイブリッドシステムを純粋にスポーツカー向けに組み上げたものですから、どんなものが出来上がってくるのか、楽しみです。
この他にもレクサスのエンジンなども試されているようですが、私としてはエンジンは車の心臓で格ですからトヨタ製が採用されることを願っています。
新型スープラの車両重量
車両重量に関してはガソリンエンジン車は約1400kgハイブリッドエンジンは約1500kgを目標に開発中とのことです。
ガソリンエンジン車は約1400kgはこのクラスの本格的スポーツカーとしてはかなり軽いですね。
新型スープラのトランスミッション
6速マニュアルトランスミッションとZF製8速オートマチックミッションからの選択になります。
もしくは新型Z5と同じBMW製のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載する可能性もあります。
どうも新型Z4に関してはマニュアルがあるのですが、BMWとの共同開発の取り決めで新型スープラではオートマチックミッションしか搭載できないという話なんです。
グランツーリスモならいいのですが、もしスポーツカーとして発売するのだとしたらマニュアルトランスミッションがないのは残念でなりません。
新型スープラの駆動方式
駆動方式はFRと正式発表がありました。
しかしここまでの大パワーを出力するFRはなかなか難しい車となるので、逆にトルクの掛かり方などでCP制御の最先端のシステムを使いFRの豪快さを味わえるものとなるでしょう。
トヨタ新型スープラの車両価格
新型Z4より安く設定され、ベーシックモデル400万円代から700万円代に収めるようです。
これには新型スープラはレクサスブランドではなくトヨタブランドでの発売であるということも関係しているのでしょう。
ベーシックモデルの直列4気筒2.0Lエンジンが、400万円台となり3.0Lエンジンの搭載モデルが600万円台となると思われます。
そして追加モデルとして発売になるハイブリッドエンジンモデルが、700万円台と予想します。
トヨタ新型スープラの発売時期
2017年10月の東京モーターショーで正式発表されてトヨタの目玉新型モデルとなると予想されていましたが、未だに全容の正式発表はなく、発売日も未定のままです。
トヨタは2018年はトヨタのもう一台のフラッグシップモデルであるクラウンがフルモデルチェンジですし、カローラもモデルチェンジするので、ここに被せて話題を消し合うことは避けることが予想されます。
正式発表は2018年ということはありますが、発売は2019年となるでしょう。
トヨタ新型スープラのその他の情報
ボディーの構成パーツにはアルミとカーボン素材までも使用して軽量化されています。
そして販売店に関しては、新型86が発売された時に、86専売用の販売窓口としてエリア86を設定したように新型スープラでも同様の専用窓口を設定する可能性が濃厚です。
そこに現在のトヨタはTOYOTA GAZOO Racingというブランドでトヨタのスポーツモデルを確立しようとしていますから、ここにトヨタのスポーツカーの頂点となる新型スープラが絡まないわけがありません。
もしかすると新型スープラの販売窓口自体がGAZOO Racingになるのかもしれません。
新型スープラのライバル車の動向
新型スープラの開発が進んでいますが、他社もライバルとなるスポーツカーを開発しています。
メインマーケットのアメリア市場で最大のライバルとなるフェアレディーZも開店休業の長い期間を終えてフルモデルチェンジの新型が予定されていますし、ピュアスポーツカーRX-7も久しぶりに復活します。
新型のNSXはスーパーカーとして復活もしました。
スポーツカーは確かに販売台数が多く望める車種ではないですが、そのメーカーのフラッグシップであり技術とプライドの塊の様な車ですから、多く存在するだけで業界全体が華やかになりますよね。
ニッサン新型フェアレディーZ
日本のスポーツカーと言えばフェアレディーZですよね。RX-7,スープラ、S2000、MR2といった日本のスポーツカーが生産を終了する中でロードスターと共に最後の砦として踏ん張ってきたモデルです。
アメリカ市場でS30による伝説を持つ日本車ですからね。
次のフルモデルチェンジでは、RX-7とスープラが復活することを受けて大改革の変更を施します。
フロントマスクもニッサン統一のVモーションをどのように取り入れてスポーカーとするのか、大変興味深いところですね。
マツダ新型RX-7
何度も噂となり待望されていた新型のRX-7が新開発のロータリーエンジンを携えて復活します。
日本でも数少ない拘りを持ったピュアスポーツカーですからその全貌が見えてくるほどにワクワクさせてくれています。
特に今のマツダはノッテいますからね、楽しみなモデルです。
ホンダ新型NSX
NSXは新型となり車格が上がってしまいスポーツカーといよりもスーパーカーと呼ぶ方が相応しい車となってしまいました。
価格から考えても、もう流石にRX-7のライバルとは呼べないでしょうが、現在のホンダが生産するスポーツカーはS660とNSXしかありませんから、どうしてもスープラと比較されるスポーツカーとなるのは避けられないでしょうね。
新型スープラはBMWの新型Z4と兄弟車
新型スープラは純粋なトヨタ製とはならずにBMWとの共同開発車となります。
そもそもスポーツカーはレベルの高い運動性能を求められる上に販売台数が少ないためにメーカーにとって利益が少ない車種のためコストパフォーマンスが悪い。
新型スープラもBMWと共同開発しトヨタは新型スープラ・BMWは新型Z4として販売する予定になっているんです。
BMWの現行モデルのZ4はスポーツカーというよりも高性能なオープンカー・ラグジュアリーカーというイメージです。
スパイショットの写真を見ると大分大型でグラマラスなボディーとなっていますよね。これにより新型Z4はネーミングが変更となりZ5になるのではないかとも言われています。
これはZ3からZ4に変更になった際にもボディーサイズと車の格が上がったからです。
そしてコンセプト的にもラグジュアリーカーというよりも更にスポーツカーに近いモデルとなることが予想されます。
BMWはスポーツセダンなどの全モデルで運動性能に拘ったポリシーを持っている割に純粋なスポーツカーは意外と少なかったりします。新型Z4はスポーツカーとしてのニーズを受け止めるモデルとなるのかもしれません。 そして海外誌がスパイショットの写真を基に描いたZ5の予想イラストです。かなり迫力のあるデザインとなっていますね。これなら兄弟車であるスープラも期待できそうです。
新型Z4のコンセプトモデルを初公開
BMWがアメリカのコンクールデレガンスにおいて新型Z4のコンセプトモデルの画像と動画を正式に初公開しました。
そのタイトルは”コンセプトZ4”となっていることから、Z5になるかもと言われてもいましたが、市販モデルでは新型Z4として発売されることで間違いないでしょう。
デザインに関しても歴代のZ3とZ4のスタイルであるロングノーズ・ショートデッキという古典的なスポーツカーのモノから現代的なスポーツモデルの先進的なデザインとなっています。
この基本的なシルエットは共同開発となるトヨタのスープラも同じとなるためにその真の姿が透けて見えてきます。
しかし新型Z4はカッコいいですね。これをベースにダサい新型スープラを造れたら驚きですね。 こっちはBMWの”コンセプトZ4”の動画となります。
トヨタ・スープラのこれまでの歩み
トヨタ・スープラはスポーツカーじゃない!?
トヨタ・スープラは日本では、A70のとA80の2世代ですが、その前のモデルに当たるセリカXXの初代と2代目は海外ではスープラと呼ばれており、事実的にはこの4世代を指してスープラということが多いです。
特徴はロングボディーに駆動方式はFRで、そしてエンジンは直列6気筒であることです。車の主なマーケットはアメリカ市場でカーブのある道を走るよりも直線を快適に驀進することを重視された車でした。
スープラという車のジャンルをみるとレースに使われていたこともありスポーツカーと紹介してあることも多いですが、正確にはスポーツカーではなくグランツーリスモです。
とは言え、性能的には本格的なスポーツカーと互角の性能とスタイリングを持っていてトヨタのスポーツ系のモデルのフラッグシップモデルでした。
初代セリカXX (海外名 初代スープラ)
販売期間 1978年-1981年北米マーケットでZカーと呼ばれるフェアレディーZが成功したことを受け北米の販売会社の要請のより4気筒エンジンを積むセリカよりも大型で上級の6気筒エンジンを積んでモデルが欲しいとの要望により開発された車です。
ただしフェアレディーZがピュアスポーツだったのに対して、アメリカの広大な大地の直線を得意とするグランツーリスモという性格の車でした。
日本国内ではセリカの上級車種としてセリカXX(ダブルエックス)とネーミングされましたが、海外ではスープラと言う車名で販売されていました。これはアメリカではアダルトの基準を、X・XX・XXXと表すためにネガティブな印象のネーミングとなってしまうために避けたためでした。
2代目セリカXX (海外名名 2代目スープラ)
販売期間 1981年-1986年初代スープラがグランツーリスモとは言っても高級志向のラグジュアリーカーであったのですが、既にそのポジションにはより明確なコンセプトのソアラが発売となり高評価を得ていたので、セリカXXはよりスポーツカーに近いポジションのグランツーリスモへと生まれ変わりました。
ソアラとはコンポーネントを共有する兄弟車といこともあり豪華な装備でしたが、セリカXXはより高性能をアピールして当時の日本の車の中では最高峰に位置していました。優れた空力特性と最新鋭のツインカムエンジンで日本車としては久々となる200Km/hオーバーを可能としました。
私はこのセリカXXがギリギリの世代の人間でしたから、当時はもう最新鋭ではなかったのですが、やはり特別な車としての存在感がありカッコ良かったですね。
1代目スープラ A70型 (海外3代目スープラ)
販売期間 1986年-1993年そして3代目スープラとなって国内の名前もセリカXXからスープラへと変更になります。6気筒エンジンを引き続き心臓に搭載しています。正直、ナローボディーと呼ばれる前期型は洗礼されたもの正直先代のセリカXXの方がスタイリッシュでしたね。
その印象がまるで変るのが、マイナーチェンジでフェイスチェンジが施されたワイドボディーの登場でした。バンパーのエアロ化だけでここまでカッコよくなるとは驚きましたね。
上の赤のボディーカラーがナローボディーで下⇩の写真がワイドボディーとなったスープラです。最初からこのワイドボディーでデザインさせたのではないのかと思いたくなるほどまとまりの良いデザインです。動画で見るとその迫力のあるボディーがカッコいいですね。
そして最終モデルのスープラには、トヨタの最強エンジンの1JZ-GTEとビルシュタインの足回りを奢ったスポーツモデルが登場します。
更に2.5GTツインターボRはレカロシート、モモ製ハンドル・シフトノブ、トルセンデフ、ハイグリップタイヤのブリジストンポテンザRE71まで奢ったモデルはスポーツカーと言って良いパフォーマンスを発揮しました。
この1JZ-GTEエンジンはヤマハ製の2500cc直列6気筒エンジンでこれにトヨタのセラミックターボチャージャーを組み合わせ当時の限界出力である280PSを叩き出していました。しかもこのエンジンの出力特性が官能的でスープラがスポーツカーに生まれ変わったと言えるほど印象が変わるものでした。
これは今までのスープラのエンジンがパワーとトルクはあるのですが、回りがモッサリしていてスポーツカーのユニットとは呼べるものではなかったからです。
2代目スープラ A80型 (海外スープラ 4代目)
販売期間 1993年-2002年 2代目スープラは、1993年にデトロイトモーターショーにて初公開されて、2002年のまでの排ガス規制までの9年間に渡って販売されました。全期間での累計生産台数は28万5,280台です。
これまでのグランツーリスモだったスープラはこのモデルでスポーツカーと同等の性能を目指します。
搭載するエンジンの3リッターツインターボの2JZ-GTEエンジンは自主規制の上限である最大出力280psに最大トルク44kgf·mを発生させ、先代の大型ボディーは運動性能向上のために全長を4,520ミリと短くして重量配分の改善などに取り組みかなり高い運動性能をしめしスポーツカーと遜色のないものとなりました。
CMもエレガントな高級スポーツカーと言う雰囲気のものでしたね。
トヨタ新型スープラの詳細情報のまとめ
この新型スープラですが、この内容で発売は2019年になると言われています。
そのスペックを見る限り今までのスープラの様なグランツーリスモではなく本物の本格的なスポーツカーですね。
しかもその中身のエンジンがBMWの魂であるシルキーシックスエンジンが味わえたり、トヨタの魂の最新鋭スポーツカー用のハイブリッドエンジンを選択出来るかもしれないなんて贅沢なですよね。
エクステリアデザインも文句なしですし、名実ともにこの時代を代表するスポーツカーが誕生することになるでしょう。
これを機に日本車も販売台数だけでなくメーカーとしての勢いや意気込みを取り戻して欲しいものです。
この新型スープラなら、トヨタにとってもBMWと提携により最初のモデルとなり、速さだけでなくプレミアムカーとしての色気も持っているトヨタの新しい時代の象徴的モデルとなりそうです。
誰でも出来る簡単に車を30万円以上安く買える方法とは?
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その記事は”誰でもわかる30万円以上安く車が買える方法とは?”になります。
簡単な方法ですから、大好きな車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。